湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

記事を休んですみませんでした/*君の暴発 他

2007-02-24 06:27:04 | 引きこもり
*君が暴発。緊急介入で何とか気を取り直してくれ、気がかりなものの帰宅したところです。明日予定を取りやめてご両親と会います。今夜日帰りで名古屋の金城学院大に出発する予定は中止。

しかし彼との対話は絶対嘘はつけないし、そんな作為はすぐに見抜かれてしまう感覚の鋭さがあります。今夜は待機状態のままです。彼のアパートのちょうど前で交通機動隊がネズミ捕りをやっていて、それが余計彼の、「自分は包囲されている」と感じる心の不安と妄想を膨らませています。私に対しようやく理性を保っている彼の信頼を胸にしまい込み、睡眠導入剤を飲ませて休ませました。

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昨日、14時からの会議は出席3~4人の予想でしたが、お子さんの発熱などで、すわ、私だけかと心配していたところに、メールで論争していたIさんがいらしてくれた、感謝します、Iさん。

3月の予定の打ち合わせや、助成金の状況の話、「わーく」と「DAISY出版」の進捗状況の話など、話は山積していますが、これは個別に巡回報告させてもらうことに。

今回、Iさんと私の間には、茅ヶ崎サポセン関連の経過認識に、スタンスの差があることがわかりました。私の活動は怪我で湘南に戻った後の活動の再立ち上げに、茅ヶ崎サポセンの協働まち研の呼びかけに応じ、茅ヶ崎市との協働事業提案の流れの中に、活動を提案することという流れに乗って、その中で協力を拡げ、活動を生み出すというスタイルをとったわけです。ところが私の活動の対象になる引きこもり関連の市民活動や、障害児者の関連活動はこの協働まち研には参加しておらず、サポセンにも登録だけで、お互いの接点が無いという状況があり、空転が続いたのです。

結果的に私の協働まち研活動は政策提言活動でもあるが、市民活動が行政と交渉する機会の設定ということでは、優れたサポートがなされたものの、民民協働の場面では特異な活動のため、接点が作れないままで終わったということ。この点について疎外感を持っているということです。行政との関係を除いて、私がサポセンの外で作ってきた活動と活動を育てる点では意味がほとんど無かったということ。サポセン内外の活動の民民協働を進める力の弱さを感じているのです。だから私は自主企画福祉プロジェクトを推進する気になったし、その点でNPOサポートちがさきに参加しています。この部分の指摘について、恥の内部公開という話にするのはやはりおかしいのです。指摘は具体的なところの中で行っていますが、その意味で際ではありますが、いいたいことは、協働まち研の中で指摘してきているし、その一線は守っているつもりだからです。

「市民活動だから育てる、だが内容を支持するということではない」ということは公平性を確保するために必要です。しかし市民活動を育て推進するという活動もまた時代の中にあり、そこには時代の価値判断が働きます。それを推進していくには、中間支援者の独自活動ということだけでなく、市民活動を結集活性化していく合流推進者の活動育成が必要です。その育成をどこでどのようにという質判断を行い、その戦略性を獲得していくか、その対象団体にどのような公開支援を行っていくかが問われているのだと思います。私の活動は福祉の領域を横断して協力し合える内容の提案のひとつを行っているのです。就労支援という切り口のなかでも、今私が日常活動に成しているような、「個々人の進路探し」だけではなく、社会活動として流れを生み出していくことが大事なのです。ここに「市民活動だから育てる、だが内容を支持するということではない」という原則を機械的にあてはめるのは筋違いだと思うのです。

次に公開文書に文法上の過ちや、誤字脱字が多すぎる。これはその活動の質まで影響している問題であるということ。これについては、前の記事にも載せましたが、少なくとも数回の校正をかけます。いままで夜間活動の最後に書き綴っていた記事を載せて、時間が取れたとき昼に修正をかけていたやりかたを変え、その場で一度校正し、公開後昼過ぎに再度校正をかけます。過去の記事については、分割して徐々に直していきます。これは時間の空きを探しての活動になります。

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Q子からの電話が入りました。初めての結婚式参加の興奮が伝わってきて、それはほほえましい内容だったのですが、私にはこんな子が、なぜ薬を飲むところに追い込まれたのか、その冷たい風が、依然未解決のまま対話に忍び込んでくるのです。

おみやげをというQ子に、規則があるからダメなのだと説得。この子の問題を完全に預けるには時間がかかるなあと、改めてため息をついたのでした。

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私の友人のメルマガに、素敵なメッセージがありました。社会の不合理に対する憤りの強い引きこもりの青年は、そのエネルギーで自分を裁いてしまう。引きこもり支援は、そのエネルギーを封じるのではなく、当人を生かす原動力に転じさせていくことが大事なのだという内容でした。

その通りです。*君は自分のエネルギーをコントロールできるようになったとき、そのエネルギーは大きな彼の活力に転じます。期待するのではなく、そういうものとして寄り添っていくつもり。内容がちょっと嬉しかったので、「ごかいの部屋」にご挨拶を。

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ハローワークのVさんから、回復期にある33歳の方の居場所さがし依頼がありました。地元の老舗には、その方も回ってきた経歴があるので、時間をいただき、追ってその方に情報があったら知らせると伝えました。

しかし20代後半~30代の方のお話、実に多いのです。生計をたてるという緊急の課題と、その方が社会と取り結ぶひとつの形としての社会活動(社会的企業を含む)がうまく関連づけることが必要な時代なのだと思います。

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この土日、旗の台君のお見舞いに行く。現状では面会謝絶というより、当人の意志として面会は成り立つか怪しいので、親御さんとまず話し合うことが目的。

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今月初めごろから図書館に"The Big Issue"誌を置く交渉をしていたので、待っていたその応答があった。実物を見て検討するとのこと、ただし買い取りは無理。予想通りだった。…しかし販売者の周辺の人間関係が極端で、ここから先、どうしたものかと失速中。

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DAISY製作プログラムのSigtunaが到着した。管理は厳格。解凍後セットアップ完了。これからテストが始まる。まったく…効率の悪い、取得に2ヶ月費やしてしまった。申請は2台分。これから初起動。

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父の通院先の医院に出かけて、父の体調の話を聞いてきた。糖尿病の怖さを理解しない父の困った食事状況を相談する。体調の変化が出てきているので情報提供。週明けに父の通院時、診察してくれることになった。絶対に当人は家族に体調を語らない。サメ肉やカレイの縁側のプリン体が腐敗したような、アンモニアの混じった強烈な便の匂い、風呂場まで染み付いてしまった。なのに血液検査異常なしとは。何かが変。医師は失禁ではというが実態と違う。総合病院、近くには満足できるところがない。どうしたものだろう。頑固爺さん、行けと言っても耳かさないだろうし。

昨日は買い物時間、実に知人によく会った。南口では日下さん、駅ビルでは鐘ヶ江さん、議会が休みか、おやおやという場で。

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夜間傾聴:レギュラー 1名(不調)
     親御さん  1名(豊川市の方、お礼)
     一見さん  1名(高校生かな・レギュラーの弟)

問い合わせ:東京の支援者より 1名
      ハローワーク   1名

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p.s. 担当している子が複数同時に問題が起きたとき、どうしたものかといつも悩む。分担が利かないだけに、切り分けケースをあれこれ考えている。しかし名古屋の会合キャンセルは、ちと痛い。


コメント
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