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☆「失われた時を求めて」メモ52 (「ソドムとゴモラ」読了)

2008年05月25日 02時45分53秒 | 文学
失われた時を求めて〈8〉第四篇 ソドムとゴモラ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)プルースト「失われた時を求めて」8巻読了。
・「ソドムとゴモラ」終わり。
・アルベルチーヌは、ヴァントゥイユ嬢とその女友達と親しいということを語り手に伝える。
語り手は、ヴァントゥイユが死んだあとに、ヴァントゥイユ嬢が父の写真の前で女友達と戯れている姿を覗き見たことがあるので、アルベルチーヌも彼女たちとそのような行為を行っているだろうと確信する。
ヴァントゥイユ嬢とその女友達の場面はかなり強烈に印象に残っている場面です。
・パリでアルベルチーヌを監禁(?)することにする。
・母親には、アルベルチーヌと結婚することにしました、と言う。
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☆「失われた時を求めて」メモ51

2008年05月25日 00時22分44秒 | 文学
プルースト「失われた時を求めて」8巻562ページまで。

・「ソドムとゴモラ」Ⅱ-Ⅱの第三章が終わる。
・シャルリュスはモレルの気を惹くために決闘騒ぎを起こす。
立会人として呼ばれたコタールは決闘が中止になって(もともと本気じゃなかったんだけど)、残念そうにする。
・ゲルマント大公と密会しているモレルがシャルリュスに探偵されるが、周りの人間によりばれずにすむ。モレルはシャルリュスに探られていたことを知り死んだように蒼い顔をしている。
ゲルマント大公がそういう人だってことはもう出てたんだっけ?
知らなかった。
・ブリショにより地名の語源が明らかにされるが、それまで語り手のなかで培われていた地名のイメージが崩れる。語源なんて知らない方がいいのかも、という味気ない感じ。
・バルザックの話が何度か出るとバルザックが読みたくなる。
「幻滅」が気になる。
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