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☆「失われた時を求めて」メモ51

2008年05月25日 00時22分44秒 | 文学
プルースト「失われた時を求めて」8巻562ページまで。

・「ソドムとゴモラ」Ⅱ-Ⅱの第三章が終わる。
・シャルリュスはモレルの気を惹くために決闘騒ぎを起こす。
立会人として呼ばれたコタールは決闘が中止になって(もともと本気じゃなかったんだけど)、残念そうにする。
・ゲルマント大公と密会しているモレルがシャルリュスに探偵されるが、周りの人間によりばれずにすむ。モレルはシャルリュスに探られていたことを知り死んだように蒼い顔をしている。
ゲルマント大公がそういう人だってことはもう出てたんだっけ?
知らなかった。
・ブリショにより地名の語源が明らかにされるが、それまで語り手のなかで培われていた地名のイメージが崩れる。語源なんて知らない方がいいのかも、という味気ない感じ。
・バルザックの話が何度か出るとバルザックが読みたくなる。
「幻滅」が気になる。
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