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☆リゾットのベルクソン的見解

2008年05月01日 23時13分06秒 | 文学
休みなので昼御飯を作る。
リゾットを作りながらベルクソンについて考えた。
ベーコンを炒めて米を入れて水を入れて弱火で炊くのだが、この弱火で炊くという行為がベルクソンの「時間」ということなんじゃないか。
リゾットから「時間」を取り除いたものはどんなものかと考えると、水に浸かった米とベーコンとみじん切りの玉ねぎの上にオリーブオイルと黒胡椒をかけたものだろう。
そこからはベーコンの旨みやごはんの膨らみが欠けている。
何のおいしさもない。
ベルクソンの「時間」とか「持続」というのは人生における、そういう、旨みのことなのだ。
もちろん、いつもこんな馬鹿なことを考えているわけではなく、ベルクソンの「思想と動くもの」という論文・講演集を読んでいるからなのだが、まあまあおもしろい。これまで読んできたもののおさらいといった感じなのだけれど。
これを読んでしまうと本当にベルクソンの本で、文庫で読めるものはすべて読んだことになる。あと「創造的進化」を読んでいないのだが、そのうち復刊するか新訳が出るだろう。だいたい内容は予想できる気もするので読まなくてもいいかな、とも考えている。
調べてみると、ベルクソン(1859~1941)とフッサール(1859~1938)はほんとに同時代を生きているようで、お互いの影響はなかったのだろうか、と気になる。
哲学に厳密さを求めているところとか、ほんとうに同じなんだけれど。
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☆毎日水谷豊 (メモ44)

2008年05月01日 01時30分48秒 | 文学
このところ毎日テレビで水谷豊を見る。
どんな時も、歌を歌う時も、芝居をし続けるのは竹中直人と同じだな。「熱中時代」と「事件記者チャボ!」のイメージしかないのだが、日本には役者さんが結構いるんだなあと感動する。
ドラマ「相棒」も見てないのに、特別番組を見たせいでだいたい設定は把握できた。しかし映画は絶対に見んぞ! ドラマを見てないんだから!

ゲーム「マリオカートWii」はやっと自分の似顔絵(Miiと呼ぶ)で運転できるようになる。
難しいゲームだ。
ハンドル操作が大変。しかしおもしろい。

プルースト「失われた時を求めて」8巻116ページまで。
・シャルリュスはモレルをナンパする。
・列車に乗ってヴェルデュラン夫人のところへ向かう。
医者コタールや大学教授ブリショもいっしょ。
シェルバトフ大公夫人はロシア系でフランス語が苦手。それにしても、フランス語の苦手な人物がたくさん登場する小説だ。
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