JUDY KANGさんを聴くには

2006-11-17 00:00:31 | 音楽(クラシック音楽他)
2006年10月5日韓国交響楽団は韓国的だったの中で、韓国系カナダ人女性ヴァイオリニストのジュディ・カンさんのことを書いたところ、コメントで彼女の友人といわれる「ハシモトナオコ」さまから、「シベリウスの協奏曲のCDがある」との情報をいただいた。

そうなると、性格的に、何とか入手して聴いてみたいと思ってしまう。なんとなくCDなど何万枚もプレスするのだから、手に入れられないわけないだろうと思って探し始めるが、そう簡単にはいかない。まず、Amazonを探すが、見当らない。「Judy Kang」「ジュディ・カン」などにヒットしない。さらに「シベリウスのヴァイオリン協奏曲」から攻めても、出てこない。その曲は○大ヴァイオリン協奏曲という範疇の大名曲で、幾多のアーティストのCD中から探すのは、大変な苦労だ。大演奏家 Kyung-Wha Chung さんは何枚も出しているが、それは私も何枚か持っている。古い世代と新しい世代の演奏方法の差は大きい。

もとろんCDを売っているのAmazonだけではない。HMV、タワーレコードなど色々ある。例えば、こういうリストがあり、片っ端から調べても新品も中古も出てこない。どうも日本国内版はないし、輸入版もネット上には、見当たらない。そこで、次に渋谷に行き、タワーレコードで探してみる。なぜ、ここに狙いをつけたかというと、本家アメリカのタワーレコードがつぶれたからだ。在庫品が宙を舞っているのではないかと、見当をつけてみたのだ。しかし、そんなものはどこにもなかった。十数年前に日本に上陸したときのように、ダンボールにCDを詰め、並べて売っていたような雰囲気はどこにもない。その代わり、他のDVDやCDを衝動買いしてしまった。この作戦も失敗。

それではと、アメリカ版のAmazonを調べていたら、新品はなかったのだが、やっと1枚15ドルの中古CDを見つけた。品質はGOODと書かれていた。

しかし、誰かわからない米国人と中古CDの取引をする気にならないのと、それを買ってもジュディ・カンさんの手元には1ドルも入らないだろうし、応援にならないわけだ。

a6797a60.JPGそして、さらに調べていると、ネットの中の思わぬところに出た。

まず、ホームページがあった。これがなかなか手のかかったものだ。演奏付きである。何もしなくても5曲ほど演奏のさわりを聴くことができるのだが、色々とやっていると、iPOD の表示がでてきて、3曲の完全演奏を聴くことができる。シベリウスのセレナーデは絶品である。シベリウスと彼女のマッチングはかなりいい。高音部を、変に落としたりずらしたりしないで滑らかに弾いていく。シベリウスの故郷であるフィンランドと彼女の出身地カナダのオタワは気分の似た町なのだろう。森と湖と深い霧というイメージで白い霧の中から聞こえてくるちょっと寂しさのある調べ。

ただ、大きなきがかりは、画像が、ずいぶん感じが違う。同じ人物かと思うほど違って見えるのは、何かタネがあるのかな・・・

そして、さらにMyspaceに彼女のスペース(と言い方がいいのかよくわからないが)があった。こちらでも何曲か聴けるし、どうもいくばくかを支払うと、ダウンロードできるような感じだ。少し読んでみると、現在はニューヨークに住んでいて、派手な友達が多いようだ。なんとなく、大演奏家への道から遠ざかっているのではないかと心配になってしまう。しかし、こういうのがMyspaceなのだろう、と感心してしまう。押しの強い人向けのSNSだ。

a6797a60.JPGそして、日本語版への加入を促す表示が現れ、さっそくβ判に登録してはみたものの、まだ、どのグループも希薄で1名とか数人しかいない。ブログのコーナーもあるのだが、これから、少し考えてみようかな?というところ・・よく読むと、90日間、雨ざらしにすると、消去されるらしいのだが、・・・冬休みの楽しみにしておく(もし休めれば)。Your Network のところには129,069,382とすごい数字が書かれている。  


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