アリーナ×3

2023-09-27 00:00:41 | 音楽(クラシック音楽他)
先週末に、新横浜にある横浜アリーナのコンサートに行った。デビュー50周年記念の全国ツアーの終盤戦。50周年というと、椅子に座って歌うような演歌歌手かというと、そうではなく、松任谷由実さん。



ミック・ジャガーもそうだが、歳をとるということを、忘れてしまうとか「歳を取っていない」と自分に宣言することで年をとらない効果があるのだろうと思うし、少し声が出なくなると、ハードロックに書き換えてしまえばいいとか、そういうものなのだろう。ということで「ひこうき雲」は、もうステージで歌われることはないだろうとは思うが、AI技術でなんとかなるかもしれない。



ところで,会場は満席。横浜アリーナの定員は約17,000人。横浜には2020年にオープンした「ぴあアリーナMM」が定員12,000人。そして、今月末に横浜駅の東口の先に「Kアリーナ」がオープンする。本格的な劇場で定員20,000人である。横浜アリーナはスポーツ兼用ということもあり、座席の種類には平等感がある。Kアリーナの座席は「貴族と平民」ということになるようだ。

おそらくKアリーナは企画段階では、前横浜市長が企てていたカジノ構想の中で長崎などを蹴落とすために、美術館、劇場を地元の必須条件とするために浮上したはず。世界最大級の劇場といっているが、柿落し(こけらおとし)は「ゆず」のコンサート。ちょっと心配だ。

心配の理由だが
1. ライバルの新横浜の横浜アリーナは東急新横浜線開業で、新宿、渋谷、大手町方向から乗り換え1回でつながってしまった。
2. 客を集められるタレントがジャニーズ問題で減少した。
3. 宗教法人にも貸しにくい状況になっている。

東京都には劇場が少ないということなのだろう。

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