この駒で四間飛車を

2015-06-13 00:00:29 | しょうぎ
実家の整理をしていたら、古い駒が出てきた。将棋を指しはじめて数年目の時に親に買ってもらったはず。よくみると簡略体で、「歩兵」ではなく「Tニヘ」となっているし、裏も「と」ではなく「l」だ。

koma


ちょっと小振りだ。詰将棋を作るにはちょうどいい。駒の枚数を確認すると、歩が一枚おまけで41枚。基準通りだ。

当時は四間飛車ばかり指していて、基本的には、7七角と6八飛の効果を最大限にするため、7八銀型保留で自分から6五歩と開戦していた。なぜ振飛車で角交換したらいけないのかわからないままだったが、最近は角交換型が流行ってきた。正義は勝つといったところか。

問題は、駒のくすみ。普通の常識ではつげ駒はツバキ油でみがけというのだが、実際にはくすんだ駒は牛乳で拭くといいと言われる。牛乳はミクロの粒子を含んでいるため、まず、ミルクできれいにしてから拭き取って、それからうっすらと油を使うか、そのまま使い続けて手に慣らすのがいいそうだ。

もっとも、作業を始めたら41枚全部を磨かないといけない。途中でやめたら白い駒と黒い駒というように人種差別になってしまう。時間のかかる仕事は、隠匿生活(詰将棋専門生活)に入ってからかな、と思うのだが、可能性はほぼないが、明日から取りかかるかもしれない。気ままなものなので・・


さて、5月30日出題作の解答。

s12


▲2二飛成 △同玉 ▲3三歩成 △1一玉 ▲2二と △同玉 ▲3三角成 △2一玉 ▲1一馬 △同玉 ▲3一飛成 △2一歩 ▲2三桂まで13手詰。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

0613m


蛇足付き問題。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。