MERSに負けた国

2015-06-16 00:00:00 | 市民A
エボラと死闘を続けているアフリカの国もあるというのに、漫然として既に救急車の運転手まで四次感染して、平然としている国、それが韓国のようだ。

大敗北の原因として、さまざまな理由が挙げられているが、特に韓国特有の現実が、自業自得の原因とも思えるので、少し分類してみた。四分類でもいいのだが、うち二つは同根なので三分類としてみた。それぞれ、原因も考えてみた。


1.病院「はしご」の習慣がある

 最初の発病者もそうだが、多くの患者が、最初の病院の診断結果に疑いを持ち、いくつもの病院を渡り歩いて、ついに「MERS」という立派な病名をつけられている。
その過程で、多くの対人接触が起こっている。
(推定原因)「ヤブ医」が多いのだろう。腕のいい医者は美容整形他の儲かる医療に行くのだろう。さらに、病気で休むと給料が下がるようなことになり、患者の都合に合わせて診断することもあるのだろう。


2.病院問題

 病院の入院病棟が粗末であるというのが一点目。伝染性の患者を個室に入れないとは考えられない。法外な料金がかかるのだろうか。また、病室の消毒もなければ、空調ダストが病院全館に繋がっていてうつった患者もいる。
さらに、韓国の習慣として、入院患者の世話は、病院ではなく親族が行うことになっているそうで、患者の世話をした親族は、隔離もされずに歩き回る。
(推定原因)そもそも安全基準というのは、「失敗(事故)してから考えよう」という発想のわけだ。また、入院患者と家族の接触を規制するには看護士も足りないとか、そもそも困難なのだろう。


3.他者の迷惑を考えない国民性(個人も政府も)

 発熱しているのに、パーティに行った医療関係者、自宅隔離が退屈とゴルフに行った女性、家族が感染していて、自分も発熱しているのに中国へ出かけて、やっと発見され隔離された男性。
発表を遅らせたり、第四次感染まで進んでいるのに、第一次感染の終息を発表したり、当事者ではないかのような状態の政府。
(推定原因)一言で言うと、エゴイズムということになるのだが、今の韓国という国が、国民が力を合わせてまとまろうとした経験を持たないからだろうと思われる。
古くは半島を三つ以上の権力が争うことが多かった。この三つというのが困ったもので、薩長×幕府とか、平家×源氏とか、西軍×東軍というように日本は二つに分かれることがほとんどだった。三つだと、どうしても策謀が渦巻くことになり、どうしても猜疑関係になってしまう。李氏朝鮮という封建制度が長過ぎたこともあり、挑戦的な人物が枯渇してしまい、さらに第二次大戦後も成り行き任せの結果、今に至るということになる。まあ、日本も少し前はそういう点はあったような気もするが、大震災で、やり直しはじめたということだろうか。揺れなかった西日本の方は、まだエゴイストも多いような気がする。


そして、どうなるか。

大流行の末、強い遺伝子だけが生き残るということになるのかもしれない。一件落着するまでの各種統計は散々なものになるだろう。変異してKERSになるかも。韓流。