アンチョビとズッキーニのパスタ

2013-12-24 00:00:55 | あじ
この料理、実は『作る時間』や『食べる時間』よりも、材料を集める時間の方が大変だった。何しろ、西日本の地方都市だ。結局、アンチョビ(モロッコ産イワシが原料)を横浜で購入し、ズッキーニ(産地?)を倉敷で購入。

一人用材料
 パスタ(スパゲッティ)100g
 アンチョビ      1/2缶
 ズッキーニ      1/2本
 オリーブオイル    少々
 ゆで塩        伯方産
 ワイン        お好み

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注意

1.パスタはスパゲッティがいいと思うが、最終段階での仕上げ方法による。

2.アンチョビの代用にオイルサーディンは不可。イワシパスタになってしまう。

3.アンチョビの代用品を探すなら、イカの塩辛。魚の塩辛を使うといいが、漁民風となる。

4.絶対にズッキーニの代用にキュウリを使ってはいけない。

5.オリーブオイルはアンチョビ缶詰の中の残りだけでは足りない。サラダオイル絶対不可。

6.塩。こだわるべし。ゆで汁を具材に混ぜるから仕上げの味に大いに影響する。

7.ワイン。飲むだけ。もちろんイタリアワインがいい。人間ドック前は、飲み過ぎ注意だ。

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調理開始

1.麺を茹でる時に加える塩の量だが、通常の半分でいい。塩辛くなりすぎるから。

2.ズッキーニの輪切りは、厚めに切ること。キュウリじゃないので。

3.フライパンでオリーブオイルをズッキーニに浸み込ませる。次にアンチョビを加える。イワシをオリーブオイルの中で発酵させたものなので、半調味料みたいなものだ。ぐちゃぐちゃにしたあと、ゆであがったパスタを絡ませはじめる。

4.ここから、ゆで汁を投入していくのだが、Aパターンは、「つゆだく」。たっぷりと汁を加えて、深めの皿に盛り付ける。色合い的にはミニトマトをゆでてのせてもいいだろう。パスタの次にステーキが登場する予感が漂う。

5.Bパターンは「塩焼そば風」。加えたゆで汁を飛ばしてしまうと、塩焼そばとなってしまうが、これを肴にワインを飲むのもいいかもしれない。ただし、人間ドック前には塩分摂り過ぎに注意が必要だ。


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作った料理の量に対し、多くの洗い物が必要となる。鍋、ざる、フライパン、皿、マナイタ、包丁、グラス、フォーク、空き缶、ワインのボトル。空き缶を資源ごみに出すためにすすぐ時に、指を切らないように注意が必要。

ところで、一人前を作ると、材料が余る。スッキーニが半分、アンチョビが半分、ワインが1/2本。早い話、おかわりをすればいいわけだ。