結局、鳩ポもアベッチも自己中なのは同じ

2013-12-30 00:00:46 | 市民A
今月26日の安部首相の靖国神社参拝は中韓はもとより、米ロEUなどにも不快感を与えたようだ。各国首相へのクリスマスプレゼントをしては、かなりの趣味の悪さだ。

特に米国国務省から非難されたのは意外だが、今までは、おそらく盗聴等の方法で官邸のスケジュールを把握していて、決行直前に外交圧力をかけていたのだろう。それができなくなった。

思えば、鳩山首相は嫌米・親中だったようだが、現首相は嫌米・嫌中派のようだ。米国の押しつけ憲法を改正しようとしている点も米国には不愉快なのだろう。それに、観念論的右翼主義だからだ。

首相にはそれなりに言いたいこともあるのだろうが、もともと中国からのボールは今は日本にあるといってもいい状態のはずだ。中国政府が主張するのは、大きく言えば、『A級戦犯問題』である。別に英霊に対する敬意というような部分ではない。だから、それに対しての見解を発表すればいいわけだ。

また、日本国内での異論で考慮すべき主な点は、上記のA級戦犯問題に加え、『国家神道復活への懸念』『太平洋戦争肯定論への懸念』『国立軍人墓地の検討』などである。古い話でいえば、戊辰戦争の幕府側の戦死者は排除され、官軍の犠牲者だけが祀られている。

ただ、この問題は早く解決をしなければならないと思われるのは、いずれ日中間で紛争が起き自衛隊員に戦死者が発生した場合、靖国に合祀するのかしないのかということだって起きるわけだ。