松下幸之助の町

2013-12-11 00:00:48 | たび
京都ミニ旅に続き、大阪ミニ旅を企画。旅というよりも、目的地と目的時刻があって、そのついでにちょっと回れるところを追加するような感じで、実際、現地に行くと、事前の予測と違って、本来長い時間が必要だったり、ちょっと見て終わりということもある。

目的地は大阪市福島区。野田地区。このあたりには駅が入り組んでいてJRが2本と阪神と地下鉄の駅がある。ふと視覚の一角に妙な幕が見えた。

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松下幸之助創業の地 記念碑。「なにわの出世街道」。

東京では、楽天の社長が毎日登って願をかけたと言われる愛宕神社の出世階段が有名だが。出世街道といっても、通っただけでは何も起きないだろう。いまさら出世すると、さらに忙しくなるだけなので、何の願もかけずに、つかつかと商店街を歩き続けてみると、かなり先に、最初の工場の跡があった。といってもアパートのようだ。ここに100坪の工場を作ったらしい。さらに幸之助氏は、この場所を亡くなるまで現住所登録していたそうだ。

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創業の地は、もっと先の右手の方にある大開公園の中に石碑が立っているそうだが、時間の猶予がないので捜索は省略。後でHPで見ると、それほど感動がわくような場所には見えない。和歌山で出生し、大阪で創業、そして第一号工場を建設。まあ、そこからビジネスを始めていったわけだ。

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彼が創業しなければ、松下グループはないわけで、弘兼憲史が毎朝歌わなければならない社歌にうんざりして、脱サラして漫画を描き始めるきっかけもなかったことになる。