「難解」

2013-02-23 00:00:42 | しょうぎ
3月1日の将棋A級順位戦最終局5局の同時テレビ中継が、NHKからスカパーの囲碁将棋チャンネルに移ったようだ。実はケーブルテレビで囲碁将棋チャンネルを観られるのだが、それでもいいのか、よくわからない。送られたチラシによれば、観られるようだが、何しろ3月分の番組表は2月末に送られてくるので、実際、よくわからない。別に1日中、順位戦を観たいわけでもなく、夜の10時頃から、バタバタと3時間くらい観られればいいのだけど・・

habu


さらに、なんとなく釈然としない移籍だが、必然的にこうなったのか、なんらかの経済的理由でこうなったのかよくわからないが、これでよかったのだろうか。

ところで、これを期に番組と契約すると、囲碁の井山五冠と将棋の羽生三冠の共同揮毫(きごう)入り(ただしプリントかな?)の扇子をいただけることになっている。

で、写真で見る限り、羽生三冠が書いている文字は「難解」である。

ここで本日最大の疑問が登場するのだが、本人の意図とは異なり、羽生三冠は決して字が上手いとは言えないわけだ。実際に字が下手なだけなのか、将棋以外のことが総じて下手なのかはわからないのだが、「難解」という字は、文字通り書くのが「難解」な文字のように思える。つまり、さらに字が下手なように思えるわけだ。

もっと書くのに簡単な文字だってあるだろう。例えば「心」とか「正」とか。「一人者」というのもいい。

では、なぜ彼は難しい字を書くのだろうと30分考えたのだが、たぶん、一番書きたい文字は、これだろうか。

「名人」


さて、2月9日出題作の解答。

c12


▲3七銀 △3五玉 ▲2五金 △4五玉 ▲3四馬 △5四玉 ▲5五香 △同玉 ▲4四銀 △5四玉 ▲4三馬 △4五玉 ▲3五金 △5六玉 ▲3五馬まで15手詰。

銀のバックが第一ポイント。馬を効果的な位置に移動するのが第二ポイント。最後の不安定な詰み形が第三ポイントとなる。

動く将棋盤は、こちら


本日の問題。

0223


きょうの題目が「難解」にもかかわらず、難解問題ではない。3七歩の配置がおかしいが、あまりキレイな形を得られていない。手数のヒントだが、松尾芭蕉に関係のある数字である。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。