スマホ相場?到来?

2013-02-04 00:00:29 | 投資
nikkei株価がぐいぐいと上がっているようだが、上昇率という観点でみると総選挙直後よりも若干緩やかになっているような気がする。

そうなると、遅れて参入してくるのが個人投資家ということなのだが、今回は「スマホ相場」というらしい。

といっても、スマホを作っている会社の株価が上がるということではまったくない。もちろんスマホ相場に乗り遅れないようにスマホを買い求める人が山のように増えたならば、あながち別の意味のスマホ相場かもしれないが、今のところソニー株も急ブレーキ。今度はシャープとか言われているが、そもそも作っている日本企業の数は少ない。

要するに勤務時間中にちょっと抜け出して、スマホでこっそりと売買取引を行うことを言うらしい。

確かに、東証の現物株の取引時間は、09:00から11:30と12:30から15:00なので、普通のサラリーマンの自由時間と重ねてみると、12:30から13:00までの30分間しかない。お昼ごはん抜きになる。

実際、多くの株は1日の間に上がったり下がったりするので、投資活動に没頭できる自由な時間は不可欠。だから、スマホをそばに置いておき、寸秒のように株価チェックを行って、時に売買を実行する。入試に携帯でカンニングした高校生がいたが、そんなに技術は必要ない。技術的には誰でもできる。

といってもスマホでできる分析というのは、かなり限定的と思うので、それだけで成果を上げるのはどこまで可能なのだろうか。おそらくは、自分の得意分野を持っている人が、熟知した池の中の波風を読んでいて、単に売買のタイミングを見計らって、クリック、ではなく、タップするということなのではないだろうか。

もちろん、各種チャート分析とか可能なのだが、それでは結局、長時間の作業になってしまうので、部屋付きの監査役とか、そういう人位しかできないのではないだろうか。


もちろん、仕事中の時間を失敬しているということは、あまり好ましくはないのだろうが、1日10回も喫煙ルームに消える人間もいるのだから同罪程度なのだろうか。

いや、喫煙ルームに立て籠もって、一目均衡表をながめ「この雲が・・・・」とか溜息まじりに紫煙の雲にほくそえんでいるオッサンorオネエサマもいるのかもしれない。

でも、実際に何を選んで、いつ売るかというのは、年季と得意分野がないと難しいと思う。

とりあえず、自分の池はあるのだけど、悪いけど教えられない。うかつにその池に近づいて財布を落とされたりして、私のせいにされて、埼玉県の畑のこやしにされたらかなわないから・・