Come Away With Me (Norah Jones)

2013-02-19 00:00:08 | 音楽(クラシック音楽他)
ノラ・ジョーンズがデビューして11年。「ノラ・ジョーンズをちょっと聴いてみませんか」コーナーがタワーレコードにあって、とりあえずデビュー盤を購入。どうも世界中で2300万枚も売れたそうで、23,000,001人目の購買者となる。

norah


第一印象はジャズとロックの中間みたいな感じで、1972年にダイアナ・ロスが映画「ビリー・ホリデイ物語」の中で歌っていた賛否両論だったソウルフル・ジャズを思い出してしまった。

これを書くのに調べていたら、ノラは母親の持っていた「ビリー・ホリデイ全集」のLPを聴いて勉強していたということで、そういう混合型ミュージックになったのだろう。

で、ジョージ・ハリソンに影響を与えたラヴィ・シャンカールが父親なんだって。インドのシタール奏者。ひねった言い方をすれば、ビートルズが解散に向かった原因の一つかも。昨年の12月に92歳で亡くなっている。逆算してみると59歳の時のこどもがノラなのだが、その後、両親は離婚し、彼女は米国で母親に育てられ、ビリー・ホリデイ全集を繰り返し聴いていた。


で、平日午後の2時頃に仕事を抜け出して、カフェで、まったりとメールとか株価のチェックなんかする時にちょうどいいようなリラックス系なのだが、つい居眠りしそうで、なんとなく平和な気分になれると思う。曲の終わり方が巧いのかな。


“そう”、9.11から半年も経っていない時に、このアルバムでデビューしたことになるわけだ。癒しのための音楽だったのか・・