改装なった東京駅には、いくつかの楽しみがある。飲食店やお土産ショップだけではなく、ホテルもあれば美術館もある。
もっとも、改装前の東京駅にも小ぶりの美術館があったのだが、新しい東京駅の美術館「東京ステーションギャラリー」を覗いてみる。駅の復原工事完成記念展として、「始発電車を待ちながら」と題して、現代美術系の作品が多数出展されている。
それで、数年前では現代美術と言えば、中国と日本とアメリカの独占市場で、特に、中国作家の陽気な脳天気ぶりが目立っていたのだが、・・
尖閣問題で、日中関係は冷え込み、まるで別の世界の生物みたいになってしまったのだ。そのためか、今回の出演者はオール・ジャパニーズ。逆に、親しみやすい芸風なのだろうか。
目だった作品は、秋山さやか氏の『地をうごく』。かなりおおがかりな舞台装置が必要な作品である。
次に『パラモデル』。これが大陸の人が設計すると、赤と黄色の色調になって、野菜炒めみたいになる。
本城直樹氏の『Small Planet Tokyo Station』
こうして、現代美術は進化していくのだろうか。意外に楽しい展覧会である。
もっとも、改装前の東京駅にも小ぶりの美術館があったのだが、新しい東京駅の美術館「東京ステーションギャラリー」を覗いてみる。駅の復原工事完成記念展として、「始発電車を待ちながら」と題して、現代美術系の作品が多数出展されている。
それで、数年前では現代美術と言えば、中国と日本とアメリカの独占市場で、特に、中国作家の陽気な脳天気ぶりが目立っていたのだが、・・
尖閣問題で、日中関係は冷え込み、まるで別の世界の生物みたいになってしまったのだ。そのためか、今回の出演者はオール・ジャパニーズ。逆に、親しみやすい芸風なのだろうか。
目だった作品は、秋山さやか氏の『地をうごく』。かなりおおがかりな舞台装置が必要な作品である。
次に『パラモデル』。これが大陸の人が設計すると、赤と黄色の色調になって、野菜炒めみたいになる。
本城直樹氏の『Small Planet Tokyo Station』
こうして、現代美術は進化していくのだろうか。意外に楽しい展覧会である。