将棋少年(少女)の目標が変わる

2011-01-16 00:00:00 | しょうぎ
こどもたちにボラティア的に将棋を教えている。

プロの名人や竜王になると、有料免状に署名するという厄介な仕事があるようだが、ボランティアアマの将棋講師も、認定書にこどもの名前と級位を書きこむという厄介な仕事がある。



親があまりにも難しい当て字を名付けたこどもは、低学年の場合、自分の名前をひらがなでしか書かないので、苗字だけ書いて、親に書いてもらったりする。こどもから見れば、「将棋講師は漢字に弱い」と思うだろう。


ところで、

先日、あるこどもに、
「○○君、最近上達が早いね。将来、名人を狙えるかな。」
と言ったところ、すかさず別のある子供から、

「名人になるのは、僕の夢だから。」
ということばが出たのだが、同時に他のこどもたち数人から、

「なるなら、竜王がいい」とか「将来渡辺さんを負かしたい」という言葉が相次いだ。

こどもたちは、既に羽生さんの未来を見切っているのだろうか。

あるいは単に、家が読売新聞の購読者なのだろうか。



さて、1月3日の年賀詰の解答。



▲2二飛 △同玉 ▲2一飛 △1二玉 ▲2三銀 △同桂 ▲1一飛成 △同玉 ▲1二歩 △同玉 ▲2一銀 △2二玉 ▲1一銀 △同玉 ▲1二歩 △2二玉 ▲1一銀まで17手詰。

密集型で詰め上がる。

動く将棋盤は、こちら


今週の詰将棋。



ちょっと、ドロドロごちゃごちゃですっきりしないのだが、今年の民主党のようなものかな。詰め上がってもなお、すっきりしない。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手と総手数と酷評を書いていただければ、正誤判断。