名前ベスト10を眺めて思うこと

2011-01-06 00:00:17 | 市民A
明治安田生命が毎年恒例の名前ランキングを発表している。

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男の子は、大翔、悠真、翔、颯太、歩夢、颯真、蒼空、優斗、大雅、颯がベスト10ということで、サムライブルーをイメージするのが多いそうだ。そして、寅年に因んだものも多く、9位の大雅はタイガーをイメージしたそうだ。タイガーウッズのはずがない(というか発覚前か)。10位以下にも、虎太郎とか虎之助とか多いようだ。私の好きな戦国武将に、藤堂「高虎」というのがいるが、父は「虎高」といい、母は「とら」というのであるから、半端な虎好き一家じゃないぞ。

5位の歩夢は将棋指しになりそうな名前だが何と読むのだろう。「ふむ」?「ポム」?犬の名前だ。「蒼空」って自宅に太陽光パネルでも貼ったのだろうか。

女の子の名前は、低俗新聞記者によれば「源氏名」と一言で済ましてしまうのだろうが、よく見ていると驚愕の事実が見えてくる。一位の「さくら」は人気ゴルファーにあやかろうというのかもしれないが、そういうイージー親の知能レベルはさくらちゃんの父親と同レベルだろう。そして第七位の「葵」も早婚の人気女優からパクッたのだろうが、残りの8名の名前は、どうみてもJ国人というよりも、C国人である。同化作戦が密かに進行していることに気付くべきだろう。


ところで、「葉一郎」という名前だが、過去に遡って探してみたが当然ながらランキングには見つからない。実は、このランキングは、生保会社らしく明治45年生まれから延々と99年間分続いているようで、探せば簡単に見つかる

葉一郎のような男の子の3文字ネームであるが、実は過去99年間のうち、ある名前一種類だけが4回ベストテン入りしている。それ以外は一文字か二文字。

「健太郎」。

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昭和52年:3位。昭和56年:9位。昭和57年:9位。昭和64年(平成1年)10位。

そう、健太郎という有名人は限定的だ。忌まわしい男の顔が浮かんでくる。

清水健太郎。

「失恋レストラン」でデビューしたのが昭和51年。翌年には子供の名前が3位に登場。そして56年と57年に9位に浮上したものの、翌58年に大麻取締法で逮捕。名前もベストテンから外れる。なぜか、天皇ご崩御の年に再浮上したのは、世間の恩赦だろうか?

その後の本家本元の人生展開からして、なぜこどもに「健太郎」という名前が命名されたのかについては、各家庭内での秘密の一つになっているはずだ。