新型マスク

2010-03-02 00:00:40 | マーケティング
花粉症の季節がきた。憂鬱の始まりである。

今年は昨年の10分の1の飛散量といわれているのだが、だからといって被害が10分の1になるわけじゃなくて、2分の1ぐらいになるのだろうか。

憂鬱の中にも毎年登場するのが、新型グッズである。

mask1今年登場したのは、インナーマスクである。

マスクと言ってもずいぶん小さい。鼻の中に詰めるタイプである。

鼻の穴に詰め込むタイプ。プラスティックの網に薄いフィルターで張り付けられていて、これが花粉を99%シャットアウトするそうだ。99%というのが、ちょっと・・

少し漏れても、『1%分』という言い訳なのだろうか。

左右のネットが小さなブリッジでつながっている。

3枚というか3個で約500円で、洗って3回使えるということになっている。

何がいいかというと、ゴルフの時に便利そうだ。マスクだと足元が見えにくいし、何しろ、あまりマスクのプレーヤーを見たことはないし、ゴルフ場には花粉で赤茶色に変色した杉の木がゴマンと生えている。

ゴルフに限らず、屋外活動にはシチュエーション的に非常に良さそうな感じだ。

ただし、鼻水を防止する機能はないと明記されている。だから、くしゃみが始まってから鼻に詰め込んでも手遅れ。もちろん、どこかの国の国籍でオリンピックに出場した選手が競技中に鼻血を出した時にも役に立たない。

しかし、・・

鼻の穴の大きさや形は、人によって千差万別。どうなっているのだろう。確か、テレビでお笑い芸人に転身した森泉さんが使っていたのを見たのだが、彼女は巨穴派ではないだろうか。どちらかと言うと私もそちら側。

マスクはフリーサイズと書かれていて、奥の方に押し込めばいいと書かれているが、奥の方が広いのではないだろうか???


で、ゴルフ場で醜態を演じる前に、一回使ってみた。

やはり、どうやってもフィルターの周りが隙間だらけになる。奥に押し込んでも同じだ。何となく形も違う。我慢して一日使ってみたが、雨がちの一日だったので、果たして効果があったのかどうか、よくわからない。

使用後、洗ってみたのだが、無理に奥まで押し込んでいたため、全体が変形してしまい、とても二回は使えそうもない感じだ。

さらに、大幅かつ根本的な改良が必要な感じだ。

リコールしたり、社長が泣き出したりしないのだろうか・・