何が原因??米国睡眠事情

2008-04-02 00:00:37 | 市民A
「居眠り」と「睡眠時間」と「仕事の持ち帰り」と「家庭サービス」の相関関係についてCNNジャパンにある統計が書かれていた。

就労者の3分の1が仕事中に居眠りと 米調査

ニューヨーク(AP) 米国で働く3分の1が、睡眠時間が不十分で仕事中に居眠りしたり、非常に眠くなっていることが、米国の調査機関が3日に発表した統計で明らかになった。

睡眠についてさまざまな啓蒙活動や調査を実施する非営利団体、ナショナル・スリープ財団によると、回答を寄せた1000人の睡眠時間は、平日で平均6時間40分だった。

しかし、いずれも十分な睡眠時間まで、あと40分ほど足りないと回答。さらに、回答者の3分の1が過去1カ月に、仕事中に居眠りしたり、ひどい眠気を感じたと答えていた。

また、日中の眠気で仕事の効率が落ち、自宅での持ち帰り作業が増加している傾向も判明。1週間で平均4時間半を、自宅での仕事にあてている。

一方、家族との時間も大切なため、睡眠時間を削っても家族団らんの時間をひねり出す傾向も明らかになった。平均の起床時刻は午前5時35分で、仕事に向かうため家を出る2時間15分前には、起き出しているという。


米国には非営利団体「ナショナル・スリープ財団」というのがあるとは・・。日本語で言えば、国民睡眠協会ということかなあ。日本睡眠環境学会というのはあるようだ。本題に関係ないので背後関係の調査省略。

しかし、CNNの記事をよく噛み砕いて読んでいると、いくつかのデータが読み取れることがわかる。

 1.平均6時間40分の睡眠では40分足りない。→十分な睡眠は7時間20分ということ。

 2.1週間に4時間30分の仕事を持ち帰り。→1日54分の仕事を自宅でしている。

 3.自宅へ持ち帰る原因は居眠りと睡眠不足による眠気。→1日1時間くらい居眠りしているのかな?

 4.朝起きる時刻は5時35分で、2時間15分後に家を出る。→家を出るのは7時50分(通勤1時間か)。

 5.睡眠時間から逆算すると、夜10時55分に眠っている。


これをまとめると、

 5時25分   起床

 (2時間15分家庭にいる)

 7時50分   出勤開始

 (通勤時間1時間10分)

 9時00分   勤務開始

 (途中、居眠りの場合あり)

 17時30分頃 帰社

 (通勤時間1時間10分)

 18時40分頃 自宅着

 (自宅で残業1時間)

 22時55分  睡眠

日本に比べると、朝の2時間15分が謎。朝から手のこんだ食事を食べるのだろうか。コーンフレークなら10分で終わりそうだけど。

夜は忙しそうで、眠るまで4時間の間に1時間仕事をして、食事をして、風呂に入って、フットボールをテレビでみたら時間が足りなそうな気がする。もしかすると、自宅に持ち帰る仕事って、朝の2時間の方に含まれるのかな。しかし、それでは、会社から仕事を持ち帰るというより、自宅から仕事を会社に持って行くというように見えてしまう。


ところで、「居眠り」と「睡眠不足」と「仕事の持帰り」と「家庭サービス」。一体、何が原因なのだろう。やはり因果関係がよくわからないままだ。

(案外、会社でブログを1時間読みふけったりするのが原因かもしれないが、そういうのは明らかにされないわけだ。)

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