家庭用燃料電池システム「エネファーム」の販売開始と普及に向けた共同宣言セレモニーが開催された模様が、昨晩のワールドビジネスサテライトでも放映されていましたけれど、気になったのは節約された電気使用量と設備の減価償却の差だけで、当然使用する燃料のランニングコストが考慮されていないことです。(参考ttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090128/164757/)
と思っていたら、東京ガスのサイト(ttp://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20090128-03.html)には、設備を導入した家庭には割引料金が適用されて5~6万円の割安になると書いてありました。
ガス会社が主となって行う意味が理解されましたね。
それにしても、現行の1kwではなく少なくとも倍以上の出力で、60万円くらいの設備費を実現してもらいたいものです。
このエネファームは電力会社のオール電化戦略に危機感があってのことだと勘ぐっています。
リーンバーン・ミラーサイクルはCVCCですね。
CVCCの原理はディーゼルエンジンの方式の一つですが、自動車用ではレスポンスが悪く、評判も悪かったのですが、一定回転では問題ないと思います。
まさに、「エネファーム」!!
エンジンもガンバレ
ttp://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/411/411024.pdf
イヤでもお湯が出来るので、ジャンジャン使いそう。
『5~6万円の割安』というのも、現行システムとコジェネで、同等な電気/お湯の使い方をしたときの話で、生活パターンまで含めて考えると、差は縮まるかもしれません。
ttp://home.tokyo-gas.co.jp/enefarm_special/technology/technology_02.html
水は使うようになりそうですね。
温排水が都市部で集中して排出されるようになる影響はどうでしょうか。
(今までも、お湯は使っているので、贅沢に使うようになる差分ですが。)
お湯の不足の対策は簡単なので、発電効率を向上して、熱電比をより柔軟に変更できるようにして欲しいものです。
ただ、発表のシステムでも、遠くの発電所で廃熱をムダに捨てている現状よりは良いと思います。