ピストンエンジンは永遠か!な?

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交通環境フォーラム

2008年03月18日 | 明日のバイクを考える

人気ブログランキングへ やはり”寒さも彼岸まで”ですね。  

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拙ブログの”明日のバイクを考える”のカテゴリーでは様々なことを記述してまいり、また数回の「明日のバイクを考える会」を私的に開催もいたしました。

実は、冠がついて交通環境フォーラム「明日のバイクを考える会」と発展した形で、既に3回の開催を数え4月には第4回目の運びになります。

コンセプトは、業界を横断的に集約して、バイクの使用環境を整備することにあります。

バイクの販売台数が縮小を続けているなか、騒音規制改正や駐車場問題が噴出し、それぞれは危機感を持ちながらも、連動していません。

まずは業界内での議論を積み重ねることにより、解決策も出てこようというものですし、現にそういう方向付けは為されつつあります。

100万台市場回復を目指す

昨年の8月をもって軽2輪車は排ガス規制の継続生産の期限切れで、カタログモデルは大幅に減少して、販売台数も大幅に減ってしまいました。

そんな現状ではアキラメムードも蔓延しつつありますが、大きな目標を掲げ、バイクを社会の便利なツールとして見直す必要があります。

便利だけではないのは、”バイクに乗ることにより人生の何かを取り戻すことができた”方を多く知っているからワタシは自信を持って言えるのです。

以上のことは供給側だけの問題ではありません。

それは販売台数の低下は業界の縮小になり、それは結局”設備の劣化”をもたらし、ユーザーが受けたいアフターサービスの低下になるからです。

そしてメーカーからリリースされるモデルは減少し、負のスパイラルに突入してしまいます。

パーソナルモビリティとしてのバイク

バイクに乗る方はよくご理解されていると思いますが、混雑している道路でも快適に移動できて、駐車場所も最小限で済み、燃費も良く、便利なことは言うまでもありません。

移動する目的を果たすならば、道具は小さいに越したことはありません。その目的は仕事でもレジャーでも道路を使うことには違いありませんから、ユーザーにとっては便利で大事なパーソナルモビリティとして主張することが必要だと思います。

もしもパーソナルモビリティとして社会に認知されていたとすると、今回の駐車場問題のように”取締りがあれど駐車スペース無し”のような事態は起こらなかったかもしれません。

今までは大型バイクの魅力が存在感として大きすぎたのか、パーソナルモビリティとしての視点がないままにきてしまったと思います。

こうした考え方が今後の解決の糸口になるかもしれません。

そしてパーソナルモビリティとして社会に調和するには、解決しなければならない点はありますが、それは追々取り上げましょう。

拙ブログのタイトルは”ピストンを持つエンジンは永遠ではないかもしれない”と思うからでして、少しでも永く楽しめるように、皆様もお考えくださったらいかがでしょうか。

どうもこうした問題を認識されている方は増えているとお聞きします。ユーザーの方も、業界人の方も、ご参加いただけるようでしたらメールをくださるようお願いします。

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4 コメント

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バイクが迫害されたり廃れるのって、結局は自業自... (あゆっち)
2008-03-27 03:18:39
バイクが迫害されたり廃れるのって、結局は自業自得でしょ?
このブログに限らず、バイク乗りの主張って、自己中心的な論理のすり替えが余りにも酷すぎる。
バイクオタでない人間からしたら、「ヤクザも少しは世の中の役に立ってます」ってのと同レベルの主張。
駐車場問題にしても、都市部に駐輪場が無いのは、そもそもバイク乗りがワラワラ集まって来て欲しくないからじゃないかと。
行政じゃない。そこの商店会から「別に来てくれなくて良いよ」と暗に言われているだけなんだと、なぜ思わないのか。
バイクの方が環境負荷が低い?論理のすり替えも甚だしい。
だったら、アシスト付きのやつを含めて、自転車の方がもっと環境負荷は低いよ。
田舎ならともかく、都市部なんか、二輪も四輪も含めてエンジン付きの自家用車の通行を制限して、自転車と、LRT等の公共交通機関を中心に据えて計画的に整備する方が、大多数の人にとっては、ずっと安全でクリーンじゃないかと。
なんでそれは言わないのかと。都合のいい情報の取捨選択をするなと。

騒音問題に至っては、何を勘違いしてるんだとしか言いようが無い。合法的に、健康を害する騒音を聞かされるほうの身にもなれというんだ。
違法マフラーが悪い?違うよ。汚い論理のすり替えするなと。JMCA認定の合法マフラーの騒音がクソ喧しいんだよ。
保安基準に対して自主規制して、その上で製造メーカがさらに自主規制しているJASMA認定マフラーと違い、JMCA認定マフラーなんか、殆どの製品は、保安基準の上限値スレスレだ。
だから、市販の製品の大半は、自動車の騒音を軽く上回り、工事現場の騒音基準すら超えるような騒音もザラだ。
そんな騒音を正当化できる理由って何?バイクが盛んな欧米では、多少の騒音も許容されるって?ウソ言うなと。

業者の連中は、騒音規正法で規定された住環境の騒音基準値はいくらか知ってるのかと。
特に静かな自動車の純正マフラー(プリウスとか)の騒音ですら、その気になったら訴えることが出来る音量だよ。
それが、善良な住民の視点から見た、合法な騒音基準の上限値なんだよ。
だからメーカーは、社会性に配慮して純正マフラーの音量を設定してるし、いま時、5リットルとか6リットルの巨大なエンジンが載ってるような、何百馬力のスーパーカーだって、少なくともノーマル状態では、二輪みたいな無意味な騒音なんか出してない。

二輪乗りは、環境を盾に四輪より優位性を言うけど、騒音の静かさだって環境性能だろうがと。
なんで、マフラーを改造して、マフラー(消音器)としての機能性も、社会性も同時に劣化させてるのに、それが個性的で格好いいって話になるわけ?話が矛盾してるじゃねえかと。
業者にしてもそう。なんで、わざわざ騒音を増やすマフラー屋やバイク屋を、特別に配慮してやら無いとダメなわけ?
業者が食べていくため?でも、時代や社会の変化についていけなくなった業者は潰れて当然でしょ?
そりゃ、マイノリティの立場を主張したら、何をやっても許されると思ってるんだから、業界の連中やバイク乗りが社会から迫害されるのは、当然とは言わないけど、必然でしょ。
返信する
あゆっちさま (ピストン)
2008-03-27 10:30:17
あゆっちさま
貴重なご意見を真摯に受け止めさせていただきます。
返信する
あゆっちさんの意見を全否定する気はありませんが... (スクーターライダー)
2008-04-19 17:15:02
あゆっちさんの意見を全否定する気はありませんが、多分に偏見が入っているように感じます。

バイクにせよ自動車にせよ乗る側のモラルの問題であって、「バイク=暴走族」的な構図はすでに認識として古いのではないかと思います。

危険走行や騒音に関しては、最近はむしろ自動車の「峠族」とか「ローリング族」と呼ばれる連中の方が問題になっているのではないかと思います。(ついでに言うと、車でもマフラーなどを改造している連中は多数います。)

私はスクーターを日常の足として使っていますが、自動車に乗っている人の中には「意地でもスクーター追い越さなくては気が済まない」人がいるようで、先日私のスクーターを追い越してそのまま左折してきて駐車場に入ろうとしたドライバーがおりまして、当然の事ながら「巻き込み事故」になりました。(事故検証で警察呼びましたが、相手のドライバーは後でこってり絞られたみたいです。)

バイクにせよ自動車にせよ、乗る側のモラルによって凶器にも騒音発生源にもなりうるという認識の上で、お互い譲り合って運転するのが理想ではないかと思います。
返信する
スクーターライダーさん、コメントありがとうござ... (ピストン)
2008-04-19 19:40:38
スクーターライダーさん、コメントありがとうございます。
都心では蕎麦屋さんの出前などにはバイクは有効な手段ですし、通勤や職人さんの移動手段としても替え難い乗り物ですね。
笑い話みたいですが、出前のバイクもキップ切られるみたいで、大きいマンションなどでは5分くらいは掛かるでしょうから、出前ができない状況もあるようです。
巻き込まれてお怪我はありませんでしたか?
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