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ピストンエンジンは永遠か!な?

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キャブレター脱落のナゾ

2007年10月16日 | トラブル

人気blogランキングへ 時々降る小雨、涼しいというより寒い。

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キャブレターが外れてしまいエンジン始動不能になりました。

矢印の白い布は、オーナーさんがゴミが入らないように詰めておいたようです。

思い出すのはTC88モデルがデビューしたときで、エンジンが暖まってから”くしゃみ”(バックファイア)すると、キャブレターを押さえている樹脂製のエアクリーナー裏側部分が柔らかくなるからなのか、キャブレターが脱落するトラブルが2台ありました。

この車両は2001年スポーツスター1200Sです。

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エアクリーナーカバーとエレメントを外してみると、景色が何か変?

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ブリーザーの通路を兼ねた固定ボルトを外さなくても、エアークリーナーバックプレートは外れてしまいました。

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樹脂製のバックプレートと一体になっているはずの真鍮製カラー が抜けてしまったのですね。

TC88のときはバックプレートが熱で剛性が落ちて、キャブレターを押さえられなくて脱落したと思われ、そのまま付け直すことにより一応元に直すことができましたが、今回のケースはバックプレートを交換しなくてはなりません。

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IGプラグを外してみたらこの通り。

ミスファイアしやすい状況にあったようです。

しかし、キャブレターはシールを介して差し込んであるだけで、エアクリーナーが押さえる構造というのはハーレー以外では見たことがありません。TC88ローライダーのトラブルのときは丁度居合わせたときでしたが、ブリーザーボルトを外すのに7/16のディープソケットが必要で、そのときは持ち合わせていなくて長野の山奥で苦労したことを思い出しました。

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