人気blogランキングへ 台風一過で秋晴れ。
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Gotaroさんの記事のタイトルと同じになってしまいましたが、目的は同じですからご容赦ください。
駐車禁止の取り締まり方法が変わったのは昨年の6月からです。しかし今頃になって署名運動が始まった理由を考えてみました。
「二輪車は、経済の発展とともに次第に減少していく“過渡的な乗り物”との考えがあり、交通管理の側面からは放任してきた。しかしここ数十年来、個人の収入が増えて四輪車の普及率が上がっても、二輪車の増加率はやや衰えを見せたものの、保有台数はむしろ増加していることが明らかになった」(日本自動車工業会・二輪車特別委員会『台北市二輪車駐車環境レポート』より)。
台湾・台北市当局は、二輪車の存在価値を見直し、二輪車を安全かつ有効に活用するための政策、例えば駐車対策などを打ち出しているという。経済発展、モータリゼーションの進展により、人の移動手段は二輪車から四輪車に移行し、いずれ二輪車は廃れると思われていた。そのため、二輪車は交通政策の枠の外に置かれていた。違法駐車問題であれば、「お目こぼし」と言うか、「どこか空いている所に駐めておけばよい」状況であった。しかし、交通機関としての二輪車は社会からよく認知され、保有台数は想定とは逆に増加している。そこで、二輪車の存在価値を評価し、活用する政策を打ち出すようになった。それが台北市である。
以上,抜粋引用はJAMAGAZIN(2007/07)から
今や世界の大都市では自動車が増えすぎてしまい、機能がかえって損なわれているのが現状です。日本でも状況は同じですが、昨年の6月以来、都内のバイク販売台数が大幅に減少するほど利便性が損なわれているとお聞きしています。
二輪車ユーザーが一喜一憂している間に、状況を大きく変える動きが進められていた。自動二輪車を除外していた駐車場法の改正の動きである。話の進みは早く、昨年5月には「自動二輪車も駐車場法の対象とする」改正案が国会で可決された。これからは、公共駐車場などでは、「法(駐車場法)があるので二輪車は受け入れられない」という言い訳ができなくなり、地方自治体が条例で定めると自動二輪車駐車場設置を義務づけられるようになった。横浜市はいち早く反応し、その条例を作り今年12月1日施行することにした。全国初の条例である。同じような条例が全国各地で生まれることを期待したい。
条例ができたからといって、劇的に駐車場が増加するものではない。横浜市の場合、見込まれているのは、1年間で100台程度の増加という。あまりにも少ない。横浜市内主要駅周辺の放置二輪車は8,000台である。
二輪車駐車場増加に向けて、駐車場法改正は大きな一歩であることに間違いない。そのうえで、より多くの二輪車を収容できる駐車場設置を可能とする手法はないのであろうか。そこで国が打ち出したのが、今年1月に施行された改正道路法施行令である。道路管理者が許可すれば、市区町村などが二輪車などの路上駐車場の設置管理が行えるようにしたものだ。
以上,抜粋引用はJAMAGAZIN(2007/07)から
道路を利用したヨーロッパ各都市における事情は同じくJAMAGAZIN(2006/07)にて詳しくレポートしてあります。日本の道路事情も決して良くはありませんが、ロンドンなどは負けず劣らずで渋滞税の実施後も良くないのか、駐車場を増やさない決定をしたというニュースもあります。
本題に戻しますと、自工会のレポートは今回ワタシも初めて詳しく目を通したのですが、驚くほど立派なレポートになっていることです。しかしこれが道路管理者に届いているのだろうか?それとも日本の縦割り構造に阻まれて撥ね返されているのだろうか?
つまり、改正された道路交通法をもってしても改善の兆しがないからなのか。
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