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チューブレスタイヤ交換②

2007年07月04日 | タイヤ、ホイール、ハブ

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いよいよタイヤをホイールから外しますが、機械でもタイヤレバーを使って人力でやってもココが一番力を要するところです。

ワタシが使っているタイヤチェンジャーは25年選手ですが、最新型でもここは変わらないのでしょうか。

チョット分かりづらいのですが、矢印の部分。タイヤのビードがリムを乗り越えようとしている円周の反対側をセンタードロップに落とさなければ、いくら力を込めてもビードが出てくれません。

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後は簡単です。

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赤矢印はハンプと言って、タイヤの空気圧が低下してもビードが外れにくい形状になっています。逆を言えばこれのお陰でビードブレーカーが必要になります。

この付近がビードと密着してタイヤ内の気密を保ちますから、こびり付いた汚れは取り除く必要があります。

緑矢印はリムの端っこですが、タイヤを嵌めるときに硬いビードでコソギ取られて異物の混入になる恐れがあります。

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赤矢印は商品名スコッチブライトで台所用品ですが、金属にこびり付いた汚れを取るものですから、ここでも威力を発揮します。

ドライで使うよりも、ラスペネなどの浸透潤滑剤を併用したほうが、威力を発揮します。

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すっかり汚れを落としたリムです。矢印がセンタードロップの形状です。

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矢印はエアバルブです。金属製のゴム製シールを使ったものとゴム製の一体型がありますが、いずれにしてもひび割れや傷がないか点検して、疑いのあるものは交換しておいたほうが良いでしょう。

今回のケースは”セメントホイール”などとも呼ばれたファットボーイを中心に使われているホイールですが、昔話をすると初期型はハンプのところの径が若干大きく、イギリス製のあるメーカーのタイヤと相性が悪く、ビードがハンプを乗り越えられないでエアを入れられない”事件”が多発しました。今は解決済みだと思いますので・・・・。

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