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前回の関連記事はシリンダーアライメントでしたが、インテークマニホールドの位置決めですからシリンダーヘッドアライメントが正しい事になります。
シリンダーが動く範囲はヘッドボルトの形状により制限されると前回の記事では結論付けましたが、まだ要素があります。
図では大袈裟に書いてありますが、強く締めたボルトの影響でボルトの座面の当り面が多くの場合は矢印のように座屈しています。
つまり、この事に気づかずに位置を決めても、ヘッドボルトを締めると落ち着くところに(僅かですが)動く事があり”ヘッドボルトを締めたときには位置が変わる”可能性も知っておいて下さい。
前回は簡単なゲージを作ってみましたが・・・・
角度が合っているだけでは、前後のヘッドが逆の方向に動いていても辻褄が合っている場合もあり、マニホールドをあてがってもシールリングの当り面が緑線のように一直線になっていない事になりかねません。
ヘッドボルトを締める前に位置決めをする事のもう一つの不確定要素は、ヘッドボルトを締める事によりヘッドガスケットが沈むことで、画像上はヘッドボルトを締める前の隙間で、画像下は締めた後の隙間です。
シリンダーが45°の相対角度ですから、こういうことになります。
画像上ではマニホールドの当て方が正確ではないようで、実際より隙間が大きく見えているかもしれません。
今回はS&SのEキャブですから、マニホールドも画像のもの。
ヘッド側はシールがOリング仕様ですから、アダプターリングも使います。
アダプターリングに関しては懸案事項が残っていますが、後ほどレポートできると思います。
シールリングは以前紹介した特製。純正や社外品は幅が19mmですが、特製品は状況に合わせて幅を変えられるのが優位です。
特にアダプターリングを使う場合には当り面の幅が重要と考えています。
純正のクランプを使うとこういった具合に・・・・。
純正キャブレターとエアクリーナーの組み合わせは、シリンダーヘッドにエアクリーナーがボルトオンされていますから良いのですが、社外キャブレターの多くは矢印のような”支え”が必要になります。
しかしココでもアライメントを考えないと無理な力が掛かり、2次エアーの原因にもなりかねません。
バイク盗難情報 またアチコチで被害が増えているようです。
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