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エボのロッカーオイル洩れ②

2007年07月30日 | オイル洩れ

人気blogランキングへ お昼過ぎまで激しい雨。

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トップエンドはこうして見ると意外と部品点数が多いです。

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プッシュロッドは長さの違いによりカラーコードが付いています。

上からFシリンダーEX,IN,RシリンダーIN,EX。組み立てるときには間違えないで下さい。

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ロッカーアームとシャフトの磨耗も確認しておきます。

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使用する新しいガスケット類。

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今回の主目的のシリンダーヘッドとインナーロッカーカバーの間のガスケットですが、青矢印が初代のペーパーガスケット。今は右側の片方しか残っていませんが、左側とセットで使います。緑矢印が左右一体となった最初のメタルガスケットで、赤矢印が今回使う最新型。

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最新型を良く見ると実に精巧にできています。矢印は細いリブ状の突起で、高さが場所により微妙に変化しています。ボルト穴のすぐ回りは青矢印のようにほとんど突起がなく、緑矢印から赤矢印のように段々高くなります。面圧を一定にすることのようです。

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初代のメタルガスケットは、この手に良く見られる折り加工がしてありますが、短期間のうちに変更になったのは何か問題があったと見るべきでしょう。

新型は触った感触はいかにもゴムですが、黒い旧型はもっと硬質な感じです。

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プライマリーカバーのインスペクションホールカバーもそうでしたが、問題の根源はやはりメッキなのでしょうか?厚いペーパーガスケットならばメッキの厚みの不均等くらいは吸収できますが、薄いメタルガスケットではそうもいきません。

画像のものもオイルストーンで均してありますが、あまり削りすぎるとメッキが剥離する恐れがあります。

寿命が短いが初期トラブルの危険が少ないペーパーガスケットか、寿命は長いが初期トラブルの危険性があるメタルガスケットかを選ばなくてはならないのは苦しいところです。

まあ新型メタルガスケットに期待したいと思います。

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