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エボのロッカーオイル洩れ

2007年07月29日 | オイル洩れ

人気blogランキングへ 先ほどまで晴れていましたが、突然のスコール。

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エボファットボーイ最終型ですが、ロッカーカバー下部よりオイル洩れ。

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後ろも軽微ですが洩れています。

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ガソリンタンクはまず外さなくてはなりません。

クロームメッキされているロッカーカバーもタンクの下に隠れて、普段は触ることもできませんからご覧のように埃が積もっています。この埃が湿気を吸うので錆を呼びますが、中々磨くためだけにはタンクを外すことはできませんね。

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前シリンダーはアクセスが良いのですが、後ろ側は中々大変です。

ロッカーカバーの4つのスクリューのうちの左後ろは、フレームに開いている穴を通してヘックスレンチで緩めます。

*外したスクリューをフレーム開口部から落とさないように気をつけます。

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カバーの右側が高くなっていますから、このように右側から取り出すことができます。

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ロッカーカバースペーサーと呼ばれる中央のブロックは、挟んで固定してあるだけですから簡単に外れるはずですが、後ろシリンダーはソフィテル系では赤矢印の部分がフレームに当たり、緑矢印部分がロッカーアームに当って出てきてくれません。

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画像は前側シリンダーですが、インナーロッカーカバーを外してしまいます。外すときは必ずカム山に乗っていないことを確認して、インナーロッカーカバーに無理な力を掛けないために、まず緑矢印と隠れて見えない水色矢印の1/4インチ(ネジ径)のスクリューを外します。次に5/16インチ(ネジ径)のボルトを対角線に少しずつ緩めて外していきます。理由はこのときにタペットがカム山に乗っていなくても、ハイドロユニット内のスプリング張力によりインナーロッカーカバーが浮いてくるからです。

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やはり左後ろのボルトは抜けません。取り付けるときはボルトを差し込んでおく必要があります。

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この段階でロッカーシャフトを抜くことができます。

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ロッカーアームも外せます。

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後ほど詳しく説明しますが、各プッシュロッドには色分けしてありますので、組み立てるときには間違えないようにします。

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ロッカーアームが外れたことにより、スペーサーが矢印の方向に外すことができます。

ここまでの作業はフレームが邪魔をする後ろシリンダー側のもので、前側は上から順番にサクサクと外せます。

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やっとインナーロッカーカバーを外せます。

*メーカーのサービスマニュアルにはインテークバルブコンプレッサーを使うことになっていますが、ワタシは今までこの方法で行っています。

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ペーパーガスケットはすっかり硬化してしまっていて、洩れるのは当然?

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コレだけ硬くなっていると剥がすのも大変です。

続きます。

追記

祝鈴鹿8耐優勝! ヨシムラスズキ 

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