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35mmフォーク分解

2007年07月24日 | サスペンション

人気blogランキングへ 今日は湿度も低く、気持ちよい晴天。   

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外したフォークのシールリテーニングリングを外します。

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一番底のダンパーチューブを固定しているボルトを外します。

コレは最近のサービスマニュアルにも記載してありますが、ダンパーチューブを押さえる方法がないために、インパクトレンチの使用を推奨してあります。

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このフォークは日本のショーワ製です。キャップボルトに使用するヘックスレンチサイズは6mmですが、ボルトが特殊な形状をしていて工具の入る穴が浅いために、角が少しでも丸くなったヘックスレンチを使うと穴が滑ってしまうことがあり、そうなるとボルトを取り除くのに大変な労力を使うことになりますから、緩めるときは気を抜けません。

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ボルトを外すとインナーチューブはスポッと抜けます。コレは’83年までのモデルにはブッシュを使っていないためです。真っ黒に汚れているオイルにもご注目を。

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汎用のシール抜き取りSSTは中々優秀です。長い間オーバーホールしていない場合ではシールが固着してしまい、抜き取るのに苦労するときがありますね。

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オイルにまみれた部品は古新聞の上に置いておくと良いでしょう。新聞紙の再生を考えると心が痛みますが・・・・。

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ほぼ同時進行で作業を行ったTCエンジンのFXSTのフォークです。

黄矢印赤矢印がブッシュで、金属同士の接触がありません。緑矢印のリバウンドスプリングも追加されています。

赤矢印のブッシュがあるお陰で、インナーチューブをスライディングハンマーのようにスライドを繰り返せば 、シールを抜き取ることができます。

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フォークのストロークは青両矢印の範囲になります。883ハガーは短いダンパーチューブを使うことにより全長を短くしていたことを思い出します。

緑矢印のロワーストップは忘れやすいのでご注意を。

まだ続きます。

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