ピストンエンジンは永遠か!な?

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大馬鹿ヤロー

2006年05月20日 | エンジン

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只今オーバーホール中のエンジンのクランクシールが見事に逆向きに付いていました。手に持っているシールが正しい向きです。

たぶん”大馬鹿ヤロー”の仕業と見ましたが、実はシールの組み付けかたとしては正常なんですね。オイルシールやベアリングなどは刻印や浮き出し文字がある方が表であり、表側や上に向けて組み付けるよう教えられています。

では何故?

ブリーザーバルブでクランクケース内の圧力についても記述いたしましたが、TCエンジンでもアンブレラバルブの設置で、ピストンの上昇行程ではクランケースに大気の流入はありません。

そのためにクランクケース内は負圧になる行程もあるために、プライマリーハウジング内の汚れたオイルなどが大事なベアリング付近に流入しないように、シールが普通の逆に取り付けられていると確信します。

車両メーカーも時々ミスも見逃したまま生産してしまい、多くはリコールという手続でミスを更正します。ハーレーダビッドソンに於いては、特にワタシ達日本人とはカケ離れた常識の構成が見られますが(それが魅力も)、これはお国柄とは別の時系的なものも大いにあるのかもしれません。

このシールの使い方などもその一例ですが、「なんだ~、ハーレーもオイルシールの向き間違えている~」などと浅知恵の大馬鹿ヤローがやった事かもしれません。

ちなみにオープンプライマリーやプライマリーチェーンをベルトに変更した場合で、オイルを外に出したくないときはシールの向きが逆(写真と同じ)にします。

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これはフロントフォークのシールですが、両面にリップがありますので向きが分かりにくいのですが、浮き出し文字を手掛かりにすれば判断できます。

ワタシ叩かれています?

某掲示板に書き込みをしたら、見事に?釣られてしまいました。ココのところ感謝される事が多かったのですがね~。

”すべての状況を楽しむ事”を信条にしているワタシにとっては、これもブログネタに過ぎないのですが、身元を明かした固定ハンドルネームと捨てハンがまともに渡り合えるはずがありません。

ワタシは匿名の記述は否定するところではありません。ある意味、真実が含まれています。

ある書き込みでは、「大馬鹿ヤローとか無知とか、人を見下している」とあります。しかしこれはブログですからね~。

ワタシが見下すのは「稚拙な技術で金を取る」「レベルの低いミス」などの行為であって、人格まで見下すようなことはありません。

最近ワタシが罵倒したのは、某正規販売店が違法マフラーを取り付ける過程で、トランスミッションのサイドドアのボルトを付け忘れたことです。もしや身に憶えがある輩が?

御意見や反論などがありましたら、このブログのコメントとして頂きたいものです。ワタシは自分の記事の内容がすべて正しいとも思っていません。ウイキペディアのようなカタチになれば良いとは何時も思っています。

しかし匿名だとUツインにまで話が及ぶとは・・・・・。