言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

時事評論石川――最新號

2011年03月22日 22時46分48秒 | 告知

○時事評論石川の最新号の目次を以下に記します。どうぞ御關心がありましたら、御購讀ください。1部200圓、年間では2000圓です。

 震災についての評論は、残念ながらない。その直前の手詰まりになつた民主党政権への批判が多く盛り込まれてゐる。

 「コンクリートから人へ」といふ愚にも付かないスローガンを掲げた民主党政権下で、皮肉にもコンクリートが人を守つてゐるといふことを、地震・津波・原子力発電の事故が明確に示してくれた。何といふことだらうか。

 役者がゐなくなつた政界どころではなく、政治家がゐなくなつてしまつたのである。票の最高獲得者が政治家なのではなく、政治を行ふ人が政治家なのである。そのことを忘れてゐるのではないか。民意、民意、民意などといふものを訊ねて、為すべき道を失つてゐる――さういふ体たらくが、現状なのである。

 國敗れずして山河を壊す――これが平成23年の風景である。

役者がいなくなった政界

    ―失われる政治のダイナミズム―

            拓殖大学大学院教授 花岡信昭

劣化する政治

     再生の処方箋は                                    

                         評論家  伊藤達美

教育隨想       

領土問題と教科書 (勝)

愚者の群れに求められる政治家像

     政治の基本理念は何か                                    

                         評論家 三浦小太郎

奔流            

「メア発言」は意味がある

  ―安保感覚に目覚めよ―

          拓殖大学大学院教授 花岡信昭

コラム

        グローバリゼーションといふ逆説  (菊)

        報道人の眼力 (柴田裕三)

        政治不信などあり得ない(星)

        「竹島の日」「尖閣の日」「北方領土の日」(蝶)            

  問ひ合せ

電話076-264-1119    ファックス  076-231-7009

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