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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

緑提灯、甲府湯村ホテルでも

2008-12-09 09:47:38 | アート・文化

2008年12月8日の毎日新聞山梨版に緑提灯:地場・国産食材使用の店、「安全性」売りで集客に効果という記事がありました。甲府中心商店街銀座通りにある「銀座江戸屋」のことが書かれていたので調べてみましたら、湯村ホテルB&Bも参加していました!(ちなみにB&Bとは、Bed & Breakfast すなわちベッドと朝食を提供するスタイルを意味するそうです) 巡回先から確認したらホテルのブログ、甲州湯村温泉日記に「緑提灯のお店に登録しました」が12月8日付けで出ていました。

緑提灯公式ホームページから、緑提灯のお店ページで「山梨県」を指定して検索すると14件出て来ます。
毎日新聞が「農水省の統計では、06年度の山梨の食料自給率は20%。47都道府県中下から11番目と低調だ。」と書いていて、こんな数字は初見ですが日本の自給率についてのページからリンク先を確認してみたいと思っています。誕生の経緯の記事に書かれていたことで北海道小樽から始まった理由が分かりましたが、『自然は北海道そのものだが、食べている物の多くは外国製だったりする』という言葉にドキッとする山梨県の方も多いのではないかと思うのです。
2008年2月6日の読売新聞は『緑提灯で国産食材PR 食料自給率考えるきっかけに』、という記事を残していました。

NPO法人生活者のための食の安心協議会は2004年09月29日の東京都認証です。『この法人は、一般市民を対象として、産学官民が横断的に協力し、食糧の生産から消費に至る様々な問題について、生活者の視点に立った議論に基づいて、情報開示に関するシステムの提案やセミナーやシンポジウムの開催を通じた、食の安全と安心にかかわる相互理解(リスク・コミュニケーション)等に関する事業を行うことにより、社会教育や情報化社会の発展に寄与し、もって消費者の保護を図ることを目的とする。』
ここが「緑提灯」のサポートをしているようです。

甲府市議会議員の野中一二さんが市議会12月定例会で質問登壇なさるようで質問予稿が掲載されていましたが、質問項目の中に「甲府市の耕作放棄地をなくすことについて」がありました。甲府市の農業政策を見直す必要があるという主張と施策提言ですが、 私が農業も盛んだと思っていた山梨で食料自給率は20%という数字に驚かされたばかりなので地産地消のことをよく考えてみたいと思います。先日の YMCAバザーで買い求めた新鮮な野菜が甲府ワイズ・農園の作品だったと知ったばかりでした・・・産業情報ページに掲載した山梨県の地産地消関連ページももう一度確認してみたいと思っています。おそらく山梨では「緑提灯」が爆発的に増えていくのではないかと期待しています。

『原料生産よりも商品化の方が格段に多くの利益を生むため、 利益の殆どは道外に流出している。』(前掲、緑提灯誕生の経緯) という言葉を「山梨ブランド」を推進する意義と併せて考えねばならないと思います。県外ブランドを「輸入」してくる事で山梨のお金がどこに流出しているのか、県内で還流させるためには何をどうすべきか、甲府市新庁舎をPFIにすると県外企業にお金が行ってしまう現状があるなら、それは何故か・・・徳川幕府の四進法貨幣制度は甲斐の国武田信玄発だった・・・新機軸は山梨から始まる、それをもう一度!

このブログ記事を公開してからほんの15分ほど記事を読み直し校正している時に「緑提灯 midori-chouchin.jp 」のURLからアクセスが確認できて、逆にたどってみたらなんと「緑提灯を話題に取り上げているブログ」というインデックスページでした。これは驚きました、RSS という機能を活用されていると思えますのでこれは私も勉強したい。


甲府市道路整備計画

2008-12-07 00:08:45 | 街づくり

2008年12月06日の山梨日日新聞で、和戸町竜王線を最優先 都市計画道路 甲府市が未着工区に整備順位という記事がありました。これについては既に甲府市議野中一二さんのホームページに、甲府市 都市計画道路整備プログラムについて 2008年11月として記事があります。平成16(2004)年の計画と対比されていて事業内容なとが分かる記事ですから、これを見ていたので新聞記事も理解できました。報道の要点は以下---

市が未着工路線の整備順位を明確にするのは初めて。利用率が高い道路を把握する県のパーソントリップ調査の解析結果や、市のまちづくりの方針を踏まえて検討し、市東部と中心市街地を結ぶ「大動脈」としての役割が期待されている和戸町竜王線中央城東工区(780メートル)を最優先で整備することを決めた。
 同工区は本年度中に事業説明会を開き、2011年度をめどに着手したい考え。2位以下の区間については1位の事業完了の見込みがついたところで、市の財政状態を勘案しながら事業化を検討する。
 高畑町昇仙峡線富竹西工区など四路線四区間についてはすべて同列の4位とし、上位路線の進ちょく状況や県・国の事業との関連を踏まえて優先する区間を決める。

山梨県の「パーソントリップ調査」、「甲府都市圏総合交通体系調査」などは興味があります。昭和町常永地区の大型ショッピングセンター計画が問題化した時にも交通量増加と道路インフラの関係が議論された事を思い出します。

ふと何かに関心を持った時に、いつでも必要な情報にアクセスして確認できるというのはインターネットならではのことです。これは政治、行政などの分野ではなくても、ふつうに音楽、絵画、文学、科学技術・・・なんでもやれます。昔なら手元に本が無ければ図書館に行くか、書店に出かけるかして資料を探さねばなりませんでした。今は居ながらにして資料集めも可能です。それを吟味した上でいよいよ本格的にやるとなれば私は書店・図書館に出かけます。
山梨県と甲府市のサイトからこの道路整備関連のページも読んでみたいと思っています。甲府市の地理の勉強にもなりますし・・・(^o^)
◇ 山梨県県土整備部都市計画課 平成19年度 整備路線、このページにある「完了期間宣言路線」も興味深い、いわゆるゴネ得を許さないという宣言かも(^o^)
◇ 山梨県県土整備部都市計画課 甲府都市圏総合都市交通体系調査 平成16年度から平成19年度までの4年間
甲府都市圏交通実態(パーソントリップ)調査の実施 平成17年10月から平成18年2月・・・山梨日日新聞の記事からみるとこの調査結果は既に出ているようですがサイトからは探せませんでしたので後日・・・
山梨県総合交通構想推進協議会
甲府市都市建設部・・・手繰っていったら「甲府の都市計画」 道路(PDFファイル)に行きつきましたが、私は写真で場所が分かったのは城東大橋だけでした(^_^;)


LLCまちづくり甲府のこと

2008-12-06 12:51:00 | 街づくり

甲府市新庁舎計画と中心市街地活性化計画とは密接に関係していると私は理解しています。LLC(合同会社)まちづくり甲府のサイトが開設されたことを確認して以来、甲府商工会議所にある中心市街地活性化協議会のサイトを丹念に見ていなかったので一日かけて一気に私の記事を整理しました、中心市街地活性化の活動状況ページです。

先日の記事にした甲府市商人塾については、まちづくり甲府の会社情報から確認できました。平成20年度の事業計画は以下のように書かれています。

  1.甲府市中心市街地活性化協議会の運営
   (1)協議会の運営
   (2)タウンマネージャー設置による事業実施の検討
   (3)商人塾の実施(商工会議所事業の支援・甲府市との共催事業)
  2.中心商店街空店舗対策事業
   (1)空き店舗活用マッチングシステムの構築
   (2)家賃補助事業の実施(商工会議所事業の支援)
  3.中心商店街への誘客支援並びに収益化事業の構築
   (1)共通駐車券システムの構築
   (2)ポイントカードシステムの構築
   (3)一店逸品運動の実施(商工会議所事業の支援)
   (4)商店街アーケード空間等を活用した情報発信広告事業の検討
   (5)店舗デザインコンテスト事業の検討
  4.商店街の賑わい創出のためのイベントの実施
   (1)2008甲府まちなかミュージックフェスタの実施(商工会議所事業の支援)
   (2)甲府道祖神祭り第2回幕絵コンテストの実施(商工会議所事業の支援)
   (3)第2土曜市の実施(甲府中央商店街新生協議会事業の支援)
  5.中心商店街再開発事業への支援
  6.その他中心商店街活性化支援事業

今回の資料整理で分かったことは、合同会社まちづくり甲府設立後体制が整い次第、中心市街地活性化協議会の事務局も甲府商工会議所から合同会社まちづくり甲府に移行するということでした。(中活協議会の平成20年6月3日第6回議事録) しかし、7月1日に更新された協議会構成員で法定の「まちづくり会社」としては未だ甲府中央まちづくり(株)-以前のTMOで設立され現在はカワセミ201駐車場の運営をしている会社-のままでした。理由は不明です。
なお資本金 4,300,000円の内訳は中心市街地活性化協議会第6回議事録の添付資料に書かれて公開されています。

甲府商工会議所         1,000,000
甲府市             1,000,000
株式会社山梨中央銀行       500,000
銀座通り商店街協同組合      300,000
かすが商店街振興組合       300,000
株式会社岡島           250,000
株式会社オギノ          250,000
桜町四丁目商店街協同組合     200,000
オリオン通り商店会        200,000
常盤通り名店街協同組合      100,000
朝日通り商店街協同組合      100,000
甲府駐車場事業協同組合      100,000

中心市街地活性化協議会の会議は第7回が平成20年9月25日に開催されたところまで議事録が公開されています。甲府市中心市街地活性化基本計画策定委員会の方は役目が終わって解散したのだろうと思います。私はこの中心市街地活性化事業がスタートした時にかなり混乱していて、協議会と委員会の住み分けも理解できず、自分のWebページをどのように構成するか迷いながら、とにかくニュース記事や議事録を整理して来ました。
今回のページ更新でどうやら地図が見えて来たような気がしています。今後は基本計画を勉強しながら協議会の事務局となる合同会社まちづくり甲府のお仕事に注意していこうと思っています。

いろいろな資料を見ながら甲府市には各地区に「21世紀のまちづくり協議会」というのがあることに気が付きました。中心市街地活性化には直接関係しない地区もあるかも知れませんが、甲府市新庁舎計画と関連して「市民の参画と協働」にとって重要な組織かも知れないと思いました。これについては後で調べてみようと思っています。


山梨県立図書館で住基カード使用

2008-12-05 11:16:17 | 新県立図書館

びっくりした記事がありました。2008年12月05日の山梨日日新聞は、「住基カードで貸し出しOK 県、新県立図書館で方針 多機能化、普及率向上図る」と報じています。非常に重要な問題です。

県は4日、普及率が低迷している住民基本台帳カード(住基カード)に、新県立図書館の利用機能を持たせる方針を固めた。住基カードの多機能化を進めることで普及率向上を図るのが狙いで、2012年秋の実施を目指している。住基カードに県立施設の利用機能を持たせるのは全国でも初の試み。  住基カードに内蔵しているIC(集積回路)チップを活用するなどし、住基カードを使って県立図書館で図書が借りられるようにする。県は12年秋の開館に向け、新県立図書館の建設準備を進めていて、併せて改修する図書館システムに住基カードの利用機能を盛り込む方針。また、住基カードを発行する市町村に対しても、協力を呼び掛ける。  県市町村課によると、全国では43市区町村が住基カードに図書館の利用機能を持たせているが、都道府県立図書館を利用できるようにしたケースはない、という。同課は「住基カードでさまざまな公共施設が利用できるようになれば、県民の利便性が向上し、普及率アップにもつながる。県としても利用できる県立施設を拡大し、カードの多機能化に協力していきたい」としている。

住基カードは何故普及率が低迷しているのか、そこんとこよく考えれば分かります。現在の図書館貸出しカード方式は私が借りた書籍の記録は全て残っているかも知れません(データベースについては知りませんが)。でもそれは私に関する他の個人情報とのマッチングはなんらかの方法で住基ネット11桁番号を媒介にしないとできません。

行政側では住基ネット情報の使途が拡大しているという話は関連するメールマガジンやホームページから読んでいます。その事に関心はありますが、私の読書歴も住基ネットの中に納めて欲しいと私は思いません。私は電子申請などのために既に住基カードを持っていますが、「住基カードでも図書館利用カードの代りにできます」という程度ならそれは個人の選択ですから人生いろいろ、まあ仕方ないと考えましょう。カード読み書き機能を二重化すると経費が増大するので利用カードを住民基本台帳ネットワークカードに限定するなら全国初の山梨県、ネットで炎上。

(総務省住民基本台帳カード総合情報サイト、「住民基本台帳カード」と呼んでいて発行は自治体別なので住んでいる土地だけの「市民カード」と同じように思えそうですが、私は「住基ネットカード」と言うようにしています。カードというのはすべからくその場所、その目的だけで使うのが良い、分割する事でセキュリティが確保できます)

とりあえずgoogle 住基カード 図書館の利用で検索かけてみました。全国では43市区町村というアホな自治体は探し出せる思います。
司書・図書館関係の話題に、『ある子どもが図書館に本を借りに行きたいと言ったとき、こんなに機能盛沢山のカードを子どもに持たせる親はいないでしょう。大人でもよく無くすのに。』笑いました(^o^)
古い記事ですが、日本図書館協会のメールマガジンで住基カードによる図書館利用がヒットします、最近の図書館界の動向は調べてみたいと思います。
羽曳野市で住民基本台帳カードの図書館でのご利用について、ここは単にカードの土台として使っているらしい、「図書館では、住民基本台帳カードを使用するにあたり、図書館独自の利用者番号(7桁)を用いています。貸出記録等の個人情報は、図書館のシステム内で管理し、住基カードに個人情報を記録することはありません。」住基ネットカードは500円の発行手数料をとられる、図書館利用カードは無償で交付されるでしょう、それでも市民が切り替えますか。同じように住基ネットカードを汎用化しようとして既存のカードシステムとバッティングして結局無駄になる事例は報じられています。
住基ネットカードは実印や住民票の写しと同じでいつも持ち歩くもんじゃない、そこんとこよろしくね(^o^)


甲府市商人塾

2008-12-05 10:18:34 | 街づくり

2008年12月4日の毎日新聞山梨版に、「インタビュー:甲府は大丈夫 商議所の勉強会「商人塾」講師・武雄さんに聞く」という記事がありました。
『甲府市の中心商店街で、甲府商工会議所などが企画した勉強会「商人(あきんど)塾」の受講者による店舗改革が実績を上げている。その「キーマン」となったのが佐賀県武雄市の都市マーケティングコンサルタント会社「クオールエイド」の武雄信夫社長(66)だ。全国的な課題でもある中心商店街の復活のカギはどこにあるのか。「甲府は大丈夫」と言う武雄さんに聞いた。』

私は中心市街地活性化について調べていて「クオールエイド」を知りました。2008-12-04に「毎日新聞のインタビュー」という記事がありますが、これが今回の毎日新聞の記事でしょう。甲府商工会議所とか中心市街地活性化協議会とかLLCまちづくり甲府も時々見ていますが、この「商人塾」について5W1Hは分からないので協議会か委員会の提案通りに進んでいるのだろうと、「クオールエイド」ブログから推察していました。12月2日には「商人塾的機運」が書かれています。

もうひとつ中心市街地活性化に関連して私が巡回する先は「合意形成」について感銘を受けた百武ひろ子さんのブログです。2008年9月12日、「元気な商店街創造セミナー参加記」を書いていましたが主催したやまなし産業支援機構サイトに「元気な商店街セミナー報告<百武先生講演内容>」(PDFファイル)が出ています。
対面販売の商店の現場を私は知らないのですが、通信販売に関する問題はWeb制作に関わる一人として少しは分かります。お店に入るとこれをWebページで紹介するにはどうしたらよいだろうかというような視点で見てしまいます(^o^) それは商店・街を「作る人」の立場と同時に「使う人」の目でも見ているということになると思っています。


甲府新市庁舎PFI断念、公式発表

2008-12-04 21:46:50 | 街づくり

2008年12月4日に甲府市新庁舎計画の事業手法について、二つの記事を読みました。
読売新聞山梨版 甲府新市庁舎PFI断念 地元業者の保護優先
毎日新聞山梨版 甲府市:新庁舎の設計と施工別に PFI方式見送り
記者会見で発表されたと分かりましたが、記事の要点は下に引用しておきます。先日のブログ記事に書いたことです。

平成20年12月市長定例記者会見からまず「資料3 事業手法について (314.00 KB)」(PDFファイル)を確認しました。市長は次のように発表されています。

『新庁舎建設について
(市長)
 新庁舎建設にあたりましては、設計に繋げるための詳細な計画であります「甲府市新庁舎建設基本計画」につきまして、現在、策定作業を進めているところであります。
 この基本計画の中で、大変重要な課題となっておりました事業手法の選定につきまして、本市としての一定の考え方がまとまりましたのでお知らせいたします。
 各手法を様々な視点から調査・検討を行った結果、各手法ともメリット・デメリットがありました。単にコストや効率性の面だけではなく、市庁舎の役割や特性、さらには事業が及ぼす経済効果などを、甲府市の現状を踏まえ総合的に判断をして、設計施工分離発注方式(従来方式の方式ですね、)を選定いたしました。
 市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。』

続いて、質疑応答を確認しました。

新庁舎建設について
(記者)  事業手法の選定にあたっての基本的な考え方で5項目が挙げられていますが、この中で、特に選定にあたって重要視された項目はありますか。というのは、例えばライフサイクルコストの縮減などを重要視するのであれば、検討された方式ではなく、PFIとか他の選択肢もあるかと思うのですけれど、その方式(設計施工分離発注方式)を選定されたということは、その他の4つの項目で重要視された項目があったかと思うのですけれど(いかがでしょうか)。
(宇野副市長) 今回、建て替える市庁舎の一番の特徴は、市民の皆様が利用される、多数の市民の皆様が来られるというところにあるのだと思っておりますので、市民サービスが確実に向上するということが、まず、第一義にあると思います。
 そういう中で、厳しい財政状況で、いかにコストを削減するかという発想になってきます。
 そういう意味でいきますと、事業手法選定にあたっての基本的な考え方に書いてある一つ目や二つ目のあたりが、まずここに出てきているのは、今、市民の皆様から意見を聴く場を市民会議を開いたり、懇話会を開いたりして、いろいろな方々からご意見をうかがっていますけれど、今後、徐々に一つ一つステップを踏むごとにいろいろな意見が出てくると思うのですが、そういったものを柔軟に反映させるということが、まずひとつ大事ではないか。ということと、それから、きちんと安全かつ確実に維持管理運営をしていくためには、行政自らやっていくということが、ひとつ重要なことではないかと思っています。
(記者)  それは、要は完成した後の運営も含めてということですか。
(宇野副市長) そうですね。

記者質問にある「事業手法の選定にあたっての基本的な考え方で5項目」はPDFファイルでも野中さんのホームページでも読めますが、更にその前提としては甲府市新庁舎建設基本方針があります。『第3 新庁舎の基本コンセプトとして、概ね次のコンセプトに配慮する。(1)市民の参画と協働の推進 (2)地方分権への取り組み (3)新たなまちづくりの拠点 (4)安全・安心の拠点 (5)ユニバーサルデザイン及び環境と共生の向上』
と書かれています。

PFI=地元企業に仕事が来ない、そういう前提で進んだ今回の結論ですが、宇野副市長のお答えからは含みを感じます。ハードだけでなくソフトもやれる甲府市民組織が作れないのか、市民が作り市民が運営して行政に使っていただく、この市民はボランティアではありません。ビジネスです。その中核組織には多数のNPO、ボランティア団体も加わるでしょう。子々孫々に伝えていくノウハウを育てながら市庁舎を市民が運営していくのです。たぶん前例が無い日本で初めての事業を甲府市民がやれたら素晴らしい。この組織に定年はありません、企業、公務のベテランの方々が退職された後どんどん参加なさればよい。年金がありますから人件費は少なくてもよい、その代りに達成する満足が報酬です。甲府市は自分達が運営しているのだという「市民の参画と協働」、実現できませんでしょうか。

(読売新聞の記事) 甲府市の宮島雅展市長は3日の定例記者会見で、2013年5月の完成を目指す新庁舎建設計画について、民間資金を活用するPFI方式は採用せず、設計や施工などを別々に発注する従来方式で行うと発表した。
PFI方式を採用する場合、数億円単位の資本金を出して特別目的会社を設立する必要があるため、大手ゼネコンなどでなければ参入が難しい。地元の建設業界は、公共事業の削減に景気後退が追い打ちをかけて、業績不振にあえいでいるため、市は地元企業が受注しやすい従来方式に決めた。

Public Finance です。そのパブリックの意味を活かした資金調達はできないのでしょうか。私はそれで先の記事では九段合同庁舎の信用中央金庫の文書にリンクしました。

(毎日新聞の記事)  市は民間資金を活用して設計、施工、管理を一括して発注するPFIの導入も検討したが、柔軟な設計変更が困難なため、従来通りの方式を選んだ。
市によると、従来方式は地元企業が参加しやすい。財源も合併特例債や補助金で賄えるため、民間資金を導入するPFIはメリットにならないという。

VFM の検討記事から 削減できる1%がメリットであることを市民は確認するべきと思います。記者会見で公開された資料からは4.VFM算定結果という肝心な部分が落ちています。
しかし昨日の記者会見の内容が今日Webページで読めるとは甲府市はやはり素晴らしいです。

山梨のみ

こうふ・タウンファンタジー、その3

2008-12-03 14:24:01 | 街づくり

こうふ・タウンファンタジー公式サイトから転載させていただいた(◎ 印)、今後のイベントスケジュール(予定)です。(◇印はその他サイトで広報されているイベントです)
Fantasy08_921

◇ 平成20年12月5日(金) 第一回やまなし県民SHOW:テーマ―音楽(例:バンド、アカペラ、琴、合唱など。)

◎ 平成20年12月13日(土) ツリーの飾りつけイベント・映画上映会
 参加団体によるツリーの飾り付け、手塚治虫原作による不朽の名作『ユニコ』(サンリオ製作)無料上映、アマチュアバンドのコンサート他
 場所 : 飾りつけとコンサート(中央商店街各所)、『ユニコ』上映(桜座

◎ 平成20年12月23日(土) クリスマスイベント
 山梨英和高等学校 聖歌隊によるハンドベルコンサートなど

◇ 平成21年1月9日(金)~2月15日(日) 第2回幕絵コンテスト入賞作品の展示

◎ 平成21年1月10日(土) 新春イベント
 落語会、エコ自転車で発電コーナー設置、アマチュアバンドのコンサート他
◇ 平成21年1月10日(土) 第二回やまなし県民SHOW:テーマ―肉体表現(例:ダンス、エアーバンドなど。)

◎ 平成21年2月14日(土) バレンタインイベント
 ヴァンフォーレ甲府とのふれあいイベント、銀座通り餅つき大会他
◇ 平成21年2月14日(土) 第三回やまなし県民SHOW:テーマ―芸術(シャッターアート)
この日が最終日になります。

◇ やまなし県民SHOWについては2008.11.25にやまなし県民SHOW、開催予告に書きました。よつびし総研でもなにかあると思いますのでブログにご注目ください。中心商店街のポータル、甲府城下町も定期的に見ているとよいでしょう。

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地下水は「有限」なのだ

2008-12-02 20:22:45 | 産業・社会

このフィールドの下で……、という「今週のテーマ - フィールド」について12月2日の記事です。これがなんと!山梨県地域産物として名高いミネラルウォーター用の地下水取水による近隣被害の問題をお書きになっていました。

私は 2008.11.23 北杜市アルファブログ、URL変更を書きましたが、地域ネタの場合は開いてもちょっと読んで終わりにする場合が多いです。今回は違いますのでご紹介しておきます。
地上げ屋という言葉はバブルの化石として懐かしい言葉ですが、こんどは「地下げ屋」という言葉が山梨から生れるのかな? 「地下げ屋」-地域の価値を下げるヤカラという意味です。二地域居住、交流居住、空き家バンク・・・それが実りある結果を生むにはどういう情報が発信される山梨であるべきか、ブログから哀しい末尾を引用させていただきます・・・

都会でペットボトルに入って大量に売られているミネラルウォーター。
天然水を売り物にしているパック入り飲料。
それらの大量消費の裏側には、こんな悲劇がある。
いまのぼくにできることは、その”事実”を世間に公表することだけだ。

コメント欄でリンクされていたWebページ・・
白州の森(ペンネーム)が送る森からのメッセージ
白州の地下水問題
サントリー天然水工場(白州)との井戸水問題・他

私がこの記事を書くことで、こんな問題を考えもしなかった東京など都会の人々に知らせる事になる、私もS社と同類の「地下げ屋」か(^_^;) でもインターネット・オタクとしてはこれを書く。類似の問題というのが全国に必ずあるから。そういう情報を総合する事で解決できる方法が見つかるから。S社のような「地下げ屋」を誘致しても山梨、甲府の本当の活性化は出来るのだろうか。地下水取水問題は街づくりの方向性にも通じるものがあるのではないか。地下水ならぬ県民の金が吸い上げられても県内に還流せず県外に流れていくなら、見かけは街が活性化したように見えて実は何の意味も無い、お祭りに集まる外来屋台の賑わいのように。私は来年の大神宮節分会でも厄地蔵さんでも「地下げ記事」より地上げ記事だけが書けるお祭りになって欲しいと願う。

2008.07.08にミネラルウォーターと地盤沈下も書いていましたが、この問題がここまで進んでいるとは思いませんでした。エビアンとか昔からあるミネラルウォーター製品についても調べてみたいけど、それは私の範囲では無いと逃げる。おっと忘れずに書いておく、「甲府市の水道はオイシイ」 平成の名水百選 昇仙峡が源泉です(^o^)


甲府市窓口の年末年始

2008-12-01 13:42:57 | 行政・議会

Yearend08甲府市広報12月号(5ページ)でアナウンスされていますので、PDFファイルからコピーしておきます。甲府市の電話番号は 055- が頭に付きます。携帯電話からおかけになる時はご注意ください。

年末年始のごみ収集日も同じ広報18ページに掲載されています。環境センターへのごみ持ち込みについてはICT甲府-行政情報に掲載しておきました。

こんな事を書くと嫌味に思われそうですが、電話番号は地元相手の商店看板でも市外局番から表記が必要な時代だと思います。各ページの中に市外局番を記載すれば個々の番号は短縮表記で良いとは思います。

※ 2008年12月1日お昼頃から 「別冊ICT甲府」と「竹中英太郎と労」のサイトがサーバーダウンして閲覧できなくなっています。14時過ぎに以下の情報が出ていました。
『ハードディスクの交換と、ハードディスクチェックメンテナンスを行わせていただいております。ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください。2008/12/01 2:00 PM』

16時過ぎに復旧しました。アクセスして閲覧できなかった皆様にお詫びします。今回は事前予告がなかったので私も記事に出来ませんでした、おそらく大規模スパムなどによるサーバーの不具合が生じたものと思えます。

プロバイダーの仕事は実に 24-7-365 24時間月月火水木金金年中無休、大変なものです。社会の安全を守り安心を確保する方々のお仕事の厳しさを私は忘れないようにしたいと思っています。