甲府市新庁舎計画と中心市街地活性化計画とは密接に関係していると私は理解しています。LLC(合同会社)まちづくり甲府のサイトが開設されたことを確認して以来、甲府商工会議所にある中心市街地活性化協議会のサイトを丹念に見ていなかったので一日かけて一気に私の記事を整理しました、中心市街地活性化の活動状況ページです。
先日の記事にした甲府市商人塾については、まちづくり甲府の会社情報から確認できました。平成20年度の事業計画は以下のように書かれています。
1.甲府市中心市街地活性化協議会の運営
(1)協議会の運営
(2)タウンマネージャー設置による事業実施の検討
(3)商人塾の実施(商工会議所事業の支援・甲府市との共催事業)
2.中心商店街空店舗対策事業
(1)空き店舗活用マッチングシステムの構築
(2)家賃補助事業の実施(商工会議所事業の支援)
3.中心商店街への誘客支援並びに収益化事業の構築
(1)共通駐車券システムの構築
(2)ポイントカードシステムの構築
(3)一店逸品運動の実施(商工会議所事業の支援)
(4)商店街アーケード空間等を活用した情報発信広告事業の検討
(5)店舗デザインコンテスト事業の検討
4.商店街の賑わい創出のためのイベントの実施
(1)2008甲府まちなかミュージックフェスタの実施(商工会議所事業の支援)
(2)甲府道祖神祭り第2回幕絵コンテストの実施(商工会議所事業の支援)
(3)第2土曜市の実施(甲府中央商店街新生協議会事業の支援)
5.中心商店街再開発事業への支援
6.その他中心商店街活性化支援事業
今回の資料整理で分かったことは、合同会社まちづくり甲府設立後体制が整い次第、中心市街地活性化協議会の事務局も甲府商工会議所から合同会社まちづくり甲府に移行するということでした。(中活協議会の平成20年6月3日第6回議事録) しかし、7月1日に更新された協議会構成員で法定の「まちづくり会社」としては未だ甲府中央まちづくり(株)-以前のTMOで設立され現在はカワセミ201駐車場の運営をしている会社-のままでした。理由は不明です。
なお資本金 4,300,000円の内訳は中心市街地活性化協議会第6回議事録の添付資料に書かれて公開されています。
甲府商工会議所 1,000,000
甲府市 1,000,000
株式会社山梨中央銀行 500,000
銀座通り商店街協同組合 300,000
かすが商店街振興組合 300,000
株式会社岡島 250,000
株式会社オギノ 250,000
桜町四丁目商店街協同組合 200,000
オリオン通り商店会 200,000
常盤通り名店街協同組合 100,000
朝日通り商店街協同組合 100,000
甲府駐車場事業協同組合 100,000
中心市街地活性化協議会の会議は第7回が平成20年9月25日に開催されたところまで議事録が公開されています。甲府市中心市街地活性化基本計画策定委員会の方は役目が終わって解散したのだろうと思います。私はこの中心市街地活性化事業がスタートした時にかなり混乱していて、協議会と委員会の住み分けも理解できず、自分のWebページをどのように構成するか迷いながら、とにかくニュース記事や議事録を整理して来ました。
今回のページ更新でどうやら地図が見えて来たような気がしています。今後は基本計画を勉強しながら協議会の事務局となる合同会社まちづくり甲府のお仕事に注意していこうと思っています。
いろいろな資料を見ながら甲府市には各地区に「21世紀のまちづくり協議会」というのがあることに気が付きました。中心市街地活性化には直接関係しない地区もあるかも知れませんが、甲府市新庁舎計画と関連して「市民の参画と協働」にとって重要な組織かも知れないと思いました。これについては後で調べてみようと思っています。