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子供の携帯電話、真の危険は何か

2008-12-20 00:03:09 | インターネット

Keitai_yed01 山梨県教育委員会のホームページに「子どもの携帯電話大丈夫ですか?」(保護者向け啓発リーフレット)を作成しました。という記事が平成20(2008)年12月10日付けで掲載されていました。
2008年12月19日の読売新聞山梨版で携帯 小中は9割「禁止」 市町村に本紙調査という記事が出ていました。 2008年12月9日付けの読売新聞山梨版の記事、 『「子供と携帯」保護者も考えて 県教委 全家庭に啓発チラシ 「フィルタリング」など紹介』も改めて参照してみました(リンクが切れたこの記事は手元に保存してあります)、要旨は以下です。
『県教委は、県内の小中高生の全家庭に、児童・生徒の携帯電話の適正な利用を促す啓発チラシを年内にも配布することを決めた。中高生らが「学校裏サイト」やネット掲示板の書き込みによるいじめ、出会い系サイトなどの被害に遭うケースが全国で問題化しており、家庭と教育現場が連携することで、ネット被害の防止につなげたい考えだ。  チラシはA4サイズ1枚で、各学校を通じて県内の約10万人の児童・生徒に配布する。携帯電話のネット被害防止を目的とした全県的な取り組みは初めて。』
そこで改めて調べてみて山梨県教育委員会のホームページから見つけたPDFファイルから画像化しました。
ちょうど「山梨県緊急経済・雇用対策本部の設置について」(※ )調べていて確認した知事記者会見(平成20年12月17日)記録記事に、「携帯電話の有害情報から子供を守るための方策について」という質疑応答がありましたのでそれも引用しておきます。

 

Keitai_yed02 (記者) 子供と携帯電話に関してですが、過日、政府の教育再生懇談会が、子供の携帯に関して公立の小中学校について原則禁止ということを報告書に盛り込むことを決めまして、また、大阪府の教育委員会も、各市町村教育委員会に小中学校原則禁止を要請したという情報もあるのですが、子供と携帯電話というのは教育現場だけでなくて国全体、山梨県全体で考えるべき問題だと思うのですが、このことに対する知事のご見解をお伺いします。
(知事) これはなかなか難しい問題でして、携帯電話が教育上必要かといえば、教育上必要だとは考えられない。したがって、学校にこういうものを持ってくる必要があるかといえば、学校の教育上は必要ないということだと思います。
 そう意味からすれば禁止した方が良いのではないかという議論になるのですが、しかし、登下校時の防犯・安全ということがあったりとか、あるいは、いわゆる鍵っ子といわれるようなこども達が、母親にいろいろな連絡・相談をしなければならないとか、そういうことがあるということも確かです。
 したがって、やはり登下校時等の親との連絡だとか、それに子供も子供で遊びに行ったりとかそういうこともあるでしょうから、そういう際の親御さんの立場からすれば、携帯電話を持っていて、常時、自分の子供がどういう状況か把握したいというニーズもあり、それも安全・安心という観点からは無視できないことだと思います。
  したがって、ここのところはなかなか難しくて、本県としてはどちらにすべきであるという方向を出しているわけではなく、基本的には、学校長とか小中学校については、市町村の教育委員会、その辺の判断に任せている。
  県教委としては、右にすべきか左にすべきかということについてははっきり言っているわけではないという状況です。なかなか難しいところだと思っています。

※ 本筋の経済産業テーマについては産業情報ページに書いています。

Keitai_yed03 読売新聞の記事から読み取る限りは、子供達が携帯電話で遊んでいるのは学校から帰ってからだという事になります。「お父さん犬」などが登場して家族ぐるみで携帯電話を持つというライフスタイルを推進している業界ですが、課金体系では通話とデータ通信(ネットアクセス)の関係を見直す事で子供が長時間ネットアクセスにはまる事を防げそうな気もします。でもこの問題のポイントは下記のように全く別なことにありそうです。

学校裏サイト、プロフと呼ばれるようなサイトを私は確認したことが無いのでコメントは差し控えます。私としては2008.10.23に書いたような大人の「便利」と子供の「安全」を考えます。子供と携帯電話の関係を日本ではもっぱらこの教育委員会のリーフレットのような事として取り上げられていますが、私が読んでいる限り海外では携帯電話電磁波の子どもへの影響を憂慮する声が多いように思えます。保護者の皆さんがご自身でいろいろ確認されて我が子の為に判断される事が一番よいと思っています。行政が何をどう言おうとも我々が自分達で情報を得られるのがインターネットですがケータイネットからでは満足な情報は得られないと私は思っています。

子供達にとってパソコンの扱いとインターネットの利用法に慣れる事は国語算数理科社会と同様に必須だと思います。パソコンのキーボードをタッチタイピングで扱えるようになる事はケータイで指を巧みに使いこなすより楽だと思います、お子さんにローマ字入力でもひらがな入力でも挑戦させてみてください。挑戦してやり遂げる達成感でケータイネットなんてバカバカしくなります(^o^)

胎児・子どもの電磁波感受性
携帯電話と脳腫瘍
世界保健機関インターフォン研究について
携帯電話10年以上使用すると腫瘍リスク増加 スウェーデン・カロリンスカ研究所が報告
私はこういう疫学的研究など医学の知識は全くありませんからコメントしません。日本ではこうなっているが海外ではこのように判断されている、それを比較するだけです。

またまたインターネットオタクの蛇足ですが(^_^;) タイピング練習用のソフトなら、窓の杜とかVectorでフリーソフトが入手できます。
そしてQWERTYと呼ばれるキーボードでキーを見ずに打つタッチタイピングを習得すると仕事がはかどります。
さらに子供の掌(指の長さ)に合うようにキーボードのサイズを考えるならヨドバシ・ドット・コムなどで安い物を購入する事ができます。USB接続できるものも多種類ありますからデスクトップパソコンのPS/2接続キーボードと交換せずに、あるいはノートパソコンに外付けで使う事ができます。例えば16ミリピッチとかミニサイズを検索語にして探すと小型の物がメーカーサイトや発売を報じるネット記事などで見つかります。

追記-社会民主党保坂展人さんの「どこどこ日記」というブログに学校への携帯電話持ち込み禁止を考える(加筆・新版)  (2008年12月19日の記事)があり、私のこの記事からトラックバックを送ってあります。うっかりして保坂さんのブログにリンクを忘れていたので追加しておきます、リンクの無いブログからのトラックバックは拒否するという私の方針に自ら反していた(^_^;)


ノーレジ袋について続報

2008-12-19 00:03:08 | 産業・社会

追記-2008年12月19日に「山梨県におけるマイバッグ等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」平成20年11月の集計結果が県庁サイトに掲載されています。協定参加事業者が新たに8事業者10店舗追加、合計26事業者116店舗についての集計になっています。


甲府市ごみ袋有料化について書いたばかりですが、気が付いた事があるので続けて書きます、なにしろ師走ですから・・・(^o^)

2008年12月17日の毎日新聞山梨版がレジ袋有料化:1枚5円販売で利益 進まぬスーパーの収支公開を掲載していました。ノーレジ袋運動についてはゴミ処理・環境問題で整理しています。これまでに書いたブログ記事の索引とか毎日新聞が報じたマイバッグ等の持参率などのソース記事にもリンクしてあります。

私はノーレジ袋運動の事を最初に知った時に、レジ袋削減へのベクトルというブログ記事を書きました。「最初のステップで草の根から掘り起こそうとせずにスタートすると、社会プロジェクトは成功がおぼつかないのではないでしょうか。」と書いた気持ちは変わりありません。

毎日新聞が書くように、『県側が有料化による収益の使途について、何らかの統一した規定を設けようとしたところ、参加業者から異論が出て見送られた経緯がある。収支の公表についても県は「店舗ごとの来客数など、営業活動に踏み込んでしまうため、県がとりまとめるのは難しい」(環境創造課)との見解だ。』は上から降りてくる行政主導の運動にしばしばあてはまる事だと思います。行政が旗を振り計画し、形ばかりの意見募集をやってアリバイが作られて当初計画通りに実施されていく。フォローしようにも市民の中から実行部隊が形成されていなければ行政からは民事不介入みたいな情報しか出て来なくなる・・・
市民から盛り上がる運動なら対応がおかしいと市民が感じる企業は自然に淘汰されていくことになるでしょう。時間がかかってもそれが自由経済社会の姿だと思います。すくなくとも、私が次にプリンターを購入する時にキャノンを選択するか、私のテクニカルなホームページでキャノンのスキャナーやプリンター評価をどのように書くかは、今後のキャノン(経団連会長・御手洗冨士夫氏)の動向に無関係ではありません。それは企業が出す「地球にやさしい我が社・・・」というような広告を見ながらエコマークの付いた製品の方を選択しようと考えるのと似ています。
ちなみに山梨県サイトから2008年10月のノーレジ袋運動結果は以下の通りです。

第1回協定参加事業者18事業者106店舗の概要は次のとおりです。
 詳細は、添付ファイル「平成20年10月集計結果」をご覧ください。
 なお、参加店舗は6月の協定締結時は107店舗でしたが、その後の店舗の新設・閉鎖等により、10月の段階では106店舗となっています。
1 平成20年10月マイバッグ等の持参率
   協定参加者全体 85.2%
  ※マイバッグ等の持参率は、レジ袋辞退者数をもとに計算しています。
 
2 レジ袋辞退者全体の削減効果(推計)
  平成20年7月~10月分累計
  レジ袋辞退者     1,784万人
  レジ袋辞退枚数   2,476万枚
  レジ袋削減重量     288トン
  原油削減量        595KL(原油削減量200Lのドラム缶約2,976本分)
  二酸化炭素削減量 1,342トン(約258世帯の年間排出量分に相当) 

経済・経営的な分析にはうといですが、レジ袋の工場生産仕掛品や流通在庫も明確に減っていると思いますし、それこそが最終的な原油削減量に結びつくものだと思います。同じことがごみ袋有料化にも言えるはずで、日本全国同じごみ袋、必要なら自治体別にシールで区別することで、原油削減量もより大きくなるはずです。しかしこれを統制経済のようにやってしまったら別な弊害が出るでしょうが。市民から動きはじめた運動なら自治体を区別するシールも不要になるでしょう。
90万県民の28市町村がそれぞれに特化した製品で流通在庫、仕掛在庫を増やすだけの方法は「環境」目的にかなうものでしょうか。そもそもがゴミ処理で東京23区で出来る事が山梨県全県1区でできない理由はどこにあるのか、私のような素人にはわかりません。山梨県の環境問題・廃棄物というテーマは私が苦手のひとつです(^_^;)

ノーレジ袋運動、甲府市ごみ袋有料化計画、中心市街地活性化事業、などなど見ながら私は考えます、行政-審議会-パブコメ-法制化・・・で動かせるものと、それでは社会が変わらないものとの違いについて考えられるだけの基礎が私にいかに欠けているか、そういう事に無関心でパソコンやインターネットの技術的な事だけに集中して来た長い年月の意味。それじゃぁ今の自分に何が出来るかといえば、とりあえず貯えた自分の技能でWebページを書いていく事しかないのです。アメリカや日本の技術者から発信されるネット記事のお蔭でいくらかでも私の技術が進歩したように、私なりに整理して発信するイカガワシイ情報からでも何かを感じてリアルの現場で活かせるような方々がおられるかも知れないから・・・

今日、と言ってももう昨日12月18日ですが、竹中英太郎102歳のお誕生日でした。この館長日記に寄せられたコメントに『英太郎様は作品と共に生き続けていますよ!』とありました。これほど素晴らしいお祝いメッセージがあるでしょうか、私のネットの記事はサーバーが無くなれば終わりです・・・千の風になって・・・


300人に保険料徴収ミス

2008-12-18 23:08:53 | インターネット

2008年12月18日夜のNHK山梨の記事では『甲府市によりますと市がデータの処理を委託している業者が、誤って古いデータを使って保険料を算出したため、先月中に社会保険から切り替わったり、転入したりした人の一部について介護保険分を計算しなかったということです。』
国民健康保険料の徴収漏れがあったのは264世帯あわせて297人だそうですが、この作業ミスを賠償するのは直接には業者であって被保険者では無いと思います。その賠償金と発注者の責任分担で補填できない部分は当該市民にお願いして差額をお納めいただけばよいと思います。

甲府市ではことし9月にも後期高齢者医療保険にかかわる保険料の徴収漏れが起きています。 相次ぐミスについて甲府市は「請求業務の際、データや請求内容の確認を徹底し、再発防止につとめたい」と話しています。

あんまり白々しい言い訳ばかり読まされると・・・甲府市の寒さが身にしみます(^o^)
古いデータが業者の手元に残っていて使えたというのも奇妙な気がします、こういうデータは個人情報だと思います。終わったら回収する、そういう管理責任は甲府市にあるでしょう。住基ネットカードの図書館利用のことを問題にする理由はこういうことからも出てくるのです。
ふと気になるのは同様な作業ミスとかプログラムミスで、過大請求もあるのではないかということ、これは昔電話料金請求とかでもありました。過大請求はありませんと明確に説明、広報して市民の安心を確保するのもこういう事件が頻発する時には大切だと思います。

2008年12月19日付けで山梨日日新聞、国保料264世帯請求漏れ 甲府市 342万円、データ処理誤るという記事がありました。
甲府市は18日、国民健康保険(国保)のデータ処理を誤り、264世帯297人に国保料を過小請求するミスがあったと発表した。請求漏れは12月から来年3月納付分で、総額342万6830円(1世帯平均1万2980円)。対象者に謝罪し、未請求分を来年1-3月分に分割・加算した新しい納付書を職員が手渡しして納付を求める。
 市によると、国保料の中で40-64歳の加入者がいる場合に納付する介護分保険料が欠落していた。他市町村からの転入などで新たに加入した202世帯には介護分を加算していない請求書(12月-来年3月分)を送付。今月40歳に到達する被保険者がいる62世帯には新しい納付書を送付していなかった。
  15日に寄せられた別件の問い合わせがきっかけで発覚。先月末から今月にかけて月例の賦課データ更新処理をした際、別の国保統計データの作成を同時に行い、更新後のデータが消えてしまったためと判明した。作業はシステム管理委託業者のNEC担当者の指示で市職員が行ったが、市側の確認作業にも不備があった。 

月例でデータ更新をしているがその操作手順をシステム開発者の指導を受けながら実施したものと思えます。私がサポートするNPOでも似たようなケースはありますが、月例の作業なら余程のことが無いと問合せは来ません。甲府市の場合はかなり複雑な例外処理などがあったので指導をしてもらったと思えます。加入者世帯の状況には+だけでなく-もあるはずですから旧データのまま処理されたケースでは上で懸念したように過大請求もありそうに思えますが国保料率の制度的な事を知りません。産経新聞山梨版でも読めた記事では『市はNECに委託料減額を求めるとしている。』とのことです。まあ私には関係ないからこれで記事のフォローは終わりにします。


甲府市指定ごみ袋、パブコメの結果

2008-12-18 16:15:32 | 産業・社会

甲府市サイトで パブリックコメント-募集の結果(指定ごみ袋の導入について)が公開されています。
意見に対する甲府市の見解の中で、『指定袋制度になりましたら、指定袋以外の袋は、ミックスペーパー(45リットル以上の袋に限る)や資源物を出すときにご使用ください。』と繰り返し書かれています。 甲府市サイトで ミックスペーパーの分別回収のページでは、
■出し方
 (1)紙袋に入れる
 (2)テープやホチキスなどでとじて自治会名と組名を書く
 (3)回収日の朝8時30分までに燃えるごみと同じ場所に出す
と書かれていますので、ポリ袋に入れてはいけないと理解した私は大きな紙袋を使うことにしています。

今回の方式による指定ごみ袋について、私は全く反対する意見を説明会・公聴会の時に発言してあります。パブリックコメントには投稿していません。甲府市外から甲府市にゴミを捨てに来る人々が多いから指定袋にするという説明に大笑いしています。指定袋の購入には住民票が必要になるか、あるいは県内の何処よりも値段を高くする必要があります。それでこの理屈に整合性がとれます。
指定ごみ袋導入都市で排出量に15%の減量があったという値は、統計値の検証としてはその周辺地域で不法持ち込みが増えていないという傍証も必要な訳ですが、ものの見方考え方を意地悪く考えるとこうなります。
ごみ袋に貼られたシールが確認し難いなら、シールを貼った場所を上にして積み上げるように市民が考えればよいだけのことです。 自分が捨てる時にシールの貼られていない袋があったら脇にのけておけばよい、それが市民との協働という事です。
90万人、30万世帯の山梨で28市町村ごとにロットが小さいコスト高な印刷をした指定袋にして、最後は広域事務組合の処分場でまとめて処理する・・・ゴミ環境行政は基本から間違えているように感じています。

私はこのブログでは2008年07月24日に、甲府市廃棄物減量等推進審議会を書きました。指定ごみ袋の有料化答申が出た時の記事です。「私の場合30枚入りをひとつ買っておくと3~4か月はOK」という現用のごみ袋は指定ごみ袋実施後にはミックスペーパーで使えばよいということになりそうです。私のホームページでは、ゴミ処理・環境問題で整理していますがノーレジ袋運動も関連してまとめています。

指定ごみ袋は環境問題とも関係して全国に広まっているようですが、指定ごみ袋製造という新たな公共事業についての情報を私は確認していません。自分で調べるつもりもありませんが、いずれどこかで検索にヒットすると思っています。1円上乗せするだけで日々30万世帯分が黙って転がり込んでくるオイシイ仕事ですが・・・45リットル透明袋30枚入りを300円以下で販売努力している人々と同じなのか違うのか、それも知りません。官庁と結びつくことが一番稼げるという世の中が嫌いな民権右翼のワタシ(^o^)
「他都市の事例」で入札受注した製造業者を網羅的に調べあげて業界構造を見る作業は一般人には難しそうですが行政なら出来るかも知れません。少なくとも指定業者が決まったらホームページで書いて欲しいと思います、いくら反対しても行政の計画通りに粛々と進むでしょうから。それは山梨県立図書館利用カードに住基ネットカードを使おうという動きも同じと思っています。


甲府市立富士川小学校廃校に

2008-12-17 18:31:08 | 教育・行政

甲府市立の富士川小学校が2010年3月末に廃校になると読売新聞山梨版-2008年12月17日-が報じました。Web記事では読売新聞しか出ていないのでニュースソースはわかりませんが記事の要点は以下の通りです。

富士川小の児童数は2008年9月1日時点で84人。廃校となった後、児童は近隣の琢美小、新紺屋小、舞鶴小の3校のいずれかを選んで転校する。富士川小と琢美小は統廃合になり存続校の琢美小が新しい校名になる。琢美小の児童はその後も同じ校舎に通学する。市教委は2009年初めに保護者や住民を対象に説明会を開く。富士川小PTAの島田稔・前会長は「3校に児童が分かれると、校区内の自治会は分断されてしまう」と心配している。

甲府市自治会の地域構成については知りませんが「甲府市自治会のしおり」で運営については概略分かっています。春日小学校が舞鶴小学校に改称されて相生小学校と穴切小学校と3校で統廃合された時の自治会の変化については知りません。通学する子供達の安全を道端に立って見守る自治会の方々の姿をしばしば拝見していますので、いろいろとご苦労が多いものと思います。


住基ネットカードが新仕様になる

2008-12-16 23:27:03 | インターネット

追記・平成20年12月22日に総務省サイトで、「住民基本台帳法施行規則の一部を改正する省令案」及び「住民基本台帳カードに関する技術的基準の一部を改正する告示案」に対する意見の募集が掲載されました。意見募集の締切は平成21年1月22日(木)午後5時(必着)(郵便についても、募集期間内の必着とします。) このページに添付されているPDFファイルが傑作でした、Adobe Reader には画像90度回転機能があるのでよかったです(^o^)


Juki20081215_01 総務省報道発表 平成20年12月15日新しい住基カードの発行、共通ロゴマークの決定によると、『平成21年4月から本人確認機能が強化された新しい住民基本台帳カードを全市区町村で発行を予定しています。また、住基カードの普及・促進を図るため、新しい住基カードの「共通ロゴマーク」を決定しました・・・』とのことです。
山梨県立図書館で住基ネットカードを利用者カードとして使う計画があるという報道を読んだばかりなので、「住基ネット」というキーワードに目が行くようになりました(^o^)

◇ 2008年12月13日に読売新聞が住基カードに顔写真データも…偽造・変造事件多発で対策の記事、
◇ 12月16日の東京新聞は新住基カード発行へ 来年4月 偽変造防止機能を強化という記事を掲載しています。

上図から分かるように、ICチップに独自利用領域が設定されていることは現状と同じと思いますが、私は詳しいことは知りません。電子証明書は別に「公的個人認証領域」に書き込まれていることが図から分かります(APとはアプリケーションの略語で使っているようです)。これが『専用ソフトウェアをインストールしたパソコン等により、確認ができる仕組みとする。』には関心があります。もちろんカードリーダーをパソコンの周辺機器として設定(プリンターと同様にドライバなどのインストール)することが必要なのは e-Tax などを使う時も同じですから、この機器を買い替える必要が無いようにカード表面だけが仕様変更されるものと思います。
独自利用領域は住基カードの基本領域とは異なる利用者番号等を記録して利用します。これは、各市町村が条例に定めるところにより行うもので、カードを活用して、それぞれの地域にあった独自の行政サービスを提供できるようにしているものです(以上、(財)地方自治情報センターの解説ページより)。山梨県立図書館でもこの機能を利用する事が計画されているはずです。

Juki20081215_03 住民基本台帳カード(住基カード)の普及を促進するため、住基カードの共通ロゴマークを決定・公表については、
 ○住基カードは、各市区町村において独自デザインが可能(子育て世帯や高齢者には別デザインとするなどの工夫・活用ができるようにするため)。
 ○一方、共通のデザイン部分がないために、住基カードの様式の認知がしにくく、結果として偽物であっても見分けにくいという課題があった。
 ○住基カードの共通ロゴマークを制定し、カードの認知アップを図るとともに、マークに共通の偽造防止措置を施す。
ということが総務省広報のPDFファイルに書かれています。

本人確認書類としての住基カードの機能としては、銀行、行政窓口等での本人確認として
 ■犯罪収益移転防止法により、銀行等の金融機関の窓口において広く本人確認が求められている(例:口座開設、10万円超の現金の振込み等)。
 ■住民基本台帳法の一部改正(20年5月施行)により、住民票の写しの交付の請求等における行政窓口での本人確認を厳格化。
が現状のようですが、本人確認書類としての写真付き住基カードの機能の高まりとして特に、運転免許証の自主返納の際の写真付き住基カードの活用が述べられています。
 ■高齢者等が運転免許証を自主返納する制度が設けられているが、その返納の際に、運転免許証の代わりになる本人確認書類として、写真付き住基カードが有効。
 ■市区町村と警察署等の連携により、高齢者等が運転免許証を返納した場合に、その旨を証する書類を市区町村の窓口に持参した場合には、住基カードの発行手数料を無料にしている市区町村の例もあるところ。
などがPDFファイルに書かれています。

私が電子認証用に写真無し住基ネットカードを取得した時は確か500円を払ったと思います。新しいカードも同じ経費で頒布されるのかどうかわかりませんが、私としてはICチップに書き込まれている情報を手元で読み取れるリーダーとソフトについて勉強していきたいと思っています(^o^) 独自利用目的ごとにその部分だけを読み出し無関係な領域にはアクセスできない方法とかはWebでも使えそうなプログラムかも知れません。まあ私としてはこの辺の技術的問題が分からない限りは独自領域部分に書き込まれるような使い方はしないと思います、もちろん図書館でも。

読売新聞記事によると、『本人確認専用の領域を金融機関など民間企業も専用機で読み取りできるようにする。これに伴い、読み取り機(1台約5000円)の導入を金融機関や携帯電話会社に働きかけ、本人確認用領域を読み取る専用ソフトを無償配布する。』 ハードの改造とリバースエンジニアリングに堪能なクラッカーの出番かな? 高齢で運転しなくなっても運転免許証はできる限り継続した方が良いと思います(^o^)

新しいロゴマークが設定されると私のカードも更新しておかないと偽造カードと疑われる可能性がありますので、実施され次第に更新しようと思っています。また金がかかるのか・・・(^_^;)

私費負担の500円はともかくとしてカードそのもののコストがどの程度か、発行費用としては1,500円とか2,000円かかるが市町村には地方交付税?で補助されるので市民負担は500円だと聞いたことがあります。カードは市町村ごとに違うので末端に在庫がどれくらいあるのか、それを廃棄して新仕様のカードに切り替えるのだと思いますが、市町村別ごみ袋有料化と同様にどこかで何か無駄な資源の浪費をやってるような気がします、もしかしてIT産業不況の救済か・・・「それを言っちゃぁおしまいよ!」 ブロガーもつらいよ(^o^)


定額給付金論争、甲府市議会にて

2008-12-15 16:14:10 | 行政・議会

Gikai20081215a甲府市議会12月定例会の質問戦初日の今日、2008年12月15日(月)、15時15分頃に休憩に入り、今回は画面で40分頃に再開と表示されているので安心してブログに向かう事にしました。

上田議員の質問から、昔の甲府市ではゴミを鉄板で包装して埋め立てに使っていた事を知りびっくりしました。原発の放射能廃棄物をコンテナに入れて埋葬するとか海に沈めるとかいう話を思い出しました。いつもの事ですがナガラテレビなので細かいことは後日議事録で確認したいと思います。

代表質問としてはユニークな質問方式の上田節(失礼!)には宮島市長からも「こういう場合は一問一答の方が答え易い・・・」という意味の言葉がありましたが私も同意です(^o^)

秋山さんは公明党ですが、話題の二兆円ばらまき施策、定額給付金について甲府市が事務作業の問題などから自治体業務として引き受ける事に否定的な見解を示した事について質問されました。20万市民に1万2千円~ずつとして約30億円になるようですが、それだけの金が入り甲府市内で使ってもらえば活性化になるのだから良いではないかという趣旨の質問、対して宮島市長は市民としては将来に備えての貯蓄になってしまうであろう現在の経済状況を踏まえての一般的見解を述べておられたと思います。30億円が直接甲府市の財源となるなら学校の耐震工事など必ず使われる金として活きるという話に私も同感です。秋山さんは山梨県の公明党代表者のお立場として苦渋の質問をなさったのだろうと思います。論争は宮島さんの勝ちです、私も県外企業で購入するパソコンパーツの為に1万2千円は欲しいのだけど・・・(^o^)

12月15日(月)1 上田 英文 議員(代表質問)2 秋山 雅司 議員(代表質問)3 山田  厚 議員(代表質問)4 石原  剛 議員(代表質問)12月16日(火)1 斉藤 憲二 議員(代表質問)2 野中 一二 議員(一般質問)3 田中 良彦 議員(一般質問)12月17日(水)1 渡辺 礼子 議員(一般質問)2 池谷 陸雄 議員(一般質問)3 鈴木  篤 議員(一般質問)

甲府市議会日程ページから見ると上記のような質問日程になっています。議員さんのサイトから質問予稿が読めるのは、野中一二議員の議会活動ページ-質問予稿と石原剛議員の12月甲府市議会が始まります(質問骨子提出)です。補足・12月16日に石原のぞみ議員のブログに「代表質問全文です」がアップロードされました。日本共産党の代表質問ということで見事なネット連携です。

それぞれの議員さんの質問テーマが分からないので中心市街地活性化関係についての質問があるかどうかわかりません、あればなんとか時間調整するのですが、16日以後はテレビは見られないのでブログ記事はこれで終わりにします。

ひとつだけ気になる事を書き残したい。議員質問への答弁で甲府市の各部署の部長が答弁されるケースが極めて多い、その答弁は事前に宮島市長が全て目を通し、一言一句を確認してから答弁は部長に任せているのかどうか。そこがいつも気になります。


甲府駅北口前図書館

2008-12-14 22:26:23 | 街づくり

甲府駅北口前の県有地に計画している高度情報拠点施設となるビル、これは県立図書館の北側に位置して建設される計画を確認していました。このビルに誘致する候補だったNECが参入にためらっているような事が新聞で報じられました。
NEC進出見直し検討 甲府駅北口再開発 高度情報化拠点構想に暗雲(2008年12月10日  読売新聞山梨版)
甲府駅北口計画見直しせず 県議会で知事(2008年12月13日  読売新聞山梨版)

このことは別にして県立図書館の移転新築は進めて欲しいと思っていますが、私は駅前に県立図書館があるという甲府市、甲府駅北部のイメージを学術・公園都市のように想像しています。調べたことは無いのですが地方都市で駅前に広い公園と大規模な公立図書館がある所など無いだろう、これこそ甲府のウリの一つになると思っていました。

ところが今日拝読した百武ひろ子さんのブログ記事、「先生の喜び」の中で「写真は、丸亀の駅前にある丸亀市猪熊弦一郎現代美術館・・」という記述を読み調べたら驚きました。あるんですねぇ、駅前に!猪熊弦一郎現代美術館 交通案内ページで確認できました。これは公設の施設ではありませんが丸亀市公式サイトでは丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のページでも案内されています。公立なら甲府が初めてだという期待を持っていつか調べてみたいと思います。もちろん東京・JR上野駅公園口の近傍にひろがる美術館、博物館地域は除きます、ここは例外です(^o^)

高度情報化拠点については「甲府市@山梨県のICT社会」の方で整理していこうと思っています。県立図書館の利用カードに住基ネットカードを使うという報道がありました。12月14日、山梨県人では無い私にも「討ち入り」の太鼓が聞えて来ましたよ(^o^)・・・山鹿流は甲州軍学に発するものでしたね。


やまなし県民SHOWとみのもんた?

2008-12-13 20:50:03 | 街づくり

2008年11月25日にやまなし県民SHOW、開催予告という記事を書いていましたが、12月5日の第一回には出かけられなかったのでフォローしませんでした。
たまたまアクセスログを確認していて、Yahoo!の検索エンジンから山形 県民SHOWのヒットで私の記事に入って来られた読者がいることに気が付きました。

しかしこの検索キーワードは何だ? 「山梨」を「山形」を間違えたのか? 「県民SHOW」って山形県にもあるのか?・・・私も同じ検索をしてヒットするページを確認したら、なんと!「秘密のケンミンSHOW」 (Wikipedia)で意味が分かりました(^o^) 私はみのもんたは「スキクナイ」のでこの番組は知りません。同時に「やまなし県民SHOW」のネーミングの由来がまたもや・・・ガッカリしました。「県民SHOW」という意味が分からないからイベントを見に行きたいと思っていたのです、中心市街地活性化に関係する事です。
検索から調べていったらYBSテレビのサイトに2008年6月 3日 ケンミンSHOWに山梨が!!もありました。

以上の事に関係なく、「YYプロジェクト」については定期的にホームページやブログを確認しています。これからもそうするつもりです。甲府市中心市街地活性化とどうつながるのか、それを見ていきます。

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ビル所有者の顔が見えない活性化

2008-12-11 12:53:41 | 街づくり

続報です、2008年12月14日にうち研 -Utchi Lab-さんのブログで「オギノ撤退」記事を読み解くという記事が出ています。下記にリンクした各紙の記事からポイントを整理しておられますので、とても参考になります。私は街を知らないものですから引き続きUtchi さんの分析をお待ちしたいと思います。「トポスのあと」と道案内されて「トポス」とは何かをお尋ねしながら町を歩いた事を思い出します。いずれ私も旅行者の方に「パセオの跡」と道案内する時が来るかも知れません・・・


甲府中心商店街かすがも~るのスーパーオギノが撤退するというニュースが各紙で報じられましたが、この甲府銀座ビルの所有者の談話がWebニュースからは読めませんでした。
一番困るのは家賃収入が無くなるオーナーのはずで、オーナーが今後の対策をどう考えているかはポイントだと思います。それを使用者、地域の皆さんの側が必死になって考えているだけのように記事からは受取れます、街は使って活きる という点から考えればそれも納得ではあります。
今回のニュースから中心市街地活性化計画挫折の予兆すら感じるのですが後で私の記事に書けるかどうか未だわかりません。

とりあえず私が読めた記事にリンクしておきます、いずれも2008年12月11日です・・・
◇ 朝日新聞山梨版、銀座が泣いている!★オギノも撤退
◇ 毎日新聞山梨版、オギノかすがも~る店:甲府市中心街のスーパー、来年2月閉店へ 市施設も
◇ 読売新聞山梨版、甲府中心街「オギノ」撤退 来年2月市の交流拠点も
◇ 日本経済新聞甲信越版、山梨県内スーパー大手のオギノ、甲府銀座ビルから撤退
◇ 12月10日の山梨日日新聞、オギノ、銀座ビル撤退 甲府市中心街 空洞化に拍車
◇ 12月12日の産経新聞山梨版、「オギノかすがも~る店」が2月に閉店