樹木に興味を持ち始めた頃、とりあえず身近な所から勉強しようと思って、よくご近所の庭や生垣のツリーウォッチングをしていました。写真のコノテガシワは、その頃に覚えた樹です。
漢字で書くと「児の手柏」。子供の手を合わせたような平べったい葉が特徴です。柏は、日本では柏餅のカシワですが、中国ではヒノキの仲間を意味します。
この不自然に扁平な葉を見たとき、人工的に作った園芸種だと思いましたが、中国原産の天然種でした。
(今ごろは実も青いですが、秋には茶色くなります。)
その中国の周時代には、王の御陵にはマツを、王族の墓地にはコノテガシワを植えたそうで、かなり上位の扱いを受けています。そう言えば、中国には「松柏」という言葉がありますが、マツとコノテガシワを意味しているのかも知れません。
朝鮮王朝でも、「君子はアカマツやコノテガシワのように一人堂々と立つ、小人はフジやヤドリギのように他人に頼る」と言われ、この樹にはかなりいいイメージがあったようです。
漢字で書くと「児の手柏」。子供の手を合わせたような平べったい葉が特徴です。柏は、日本では柏餅のカシワですが、中国ではヒノキの仲間を意味します。
この不自然に扁平な葉を見たとき、人工的に作った園芸種だと思いましたが、中国原産の天然種でした。
(今ごろは実も青いですが、秋には茶色くなります。)
その中国の周時代には、王の御陵にはマツを、王族の墓地にはコノテガシワを植えたそうで、かなり上位の扱いを受けています。そう言えば、中国には「松柏」という言葉がありますが、マツとコノテガシワを意味しているのかも知れません。
朝鮮王朝でも、「君子はアカマツやコノテガシワのように一人堂々と立つ、小人はフジやヤドリギのように他人に頼る」と言われ、この樹にはかなりいいイメージがあったようです。
コノテガシワですか・・・コノテヒノキの方が樹のイメージが湧くのに。
これは、うちの玄関の真ん前の隣りの家に植えてあるので、
もっともよく見る木・・・と思いきや、そういう場所にあるので、
ほとんど周りと同化して毎日「見えて」いません、不思議なものです(笑)。
私も近所を散歩していて、「あれっ、こんな所にこんな木が」と思うことがよくあります。
だから面白いんですが・・・。