干拓地ではほとんどの休耕田の水が抜かれ、シギ・チドリのシーズンもほぼ終了しました。8月中旬から昨日まで合計14回にわたって観察・撮影に出向きました。
その中で最もうれしかったのは、オグロシギとの邂逅。私がいちばん好きなシギですが、ここ2年は飛来しなかったので3年ぶりです。心臓の高鳴りを抑えつつ、カメラに収めました。以下は9月14日に撮影した動画ですが、その3日前にも同じ場所で確認しています。
この田んぼはジャンボタニシの食害があったようで、稲が少し残ったまま「耕作放棄地」という札が立っていました。本当の耕作放棄地は草が茫々と生い茂っていて、わざわざ札を立てたりしないので、「変だな?」と思って調べてみると、何かの建設用地になっていて地上げされたようです。
6月に田植えしたものの、ジャンボタニシに半分以上食い荒らされたので収穫をあきらめ、地上げ業者に売り渡したという経緯のようです。周囲には同じように「耕作放棄地」の札が立つ田んぼあちこちにあるので、地上げがかなり進んでいるようです。
北陸新幹線の延伸計画ではこの干拓地がルートになっているので、今後はこうした地上げがあちこちで始まるでしょう。そうなると、シギ・チドリだけでなく珍しい鳥が飛来する京都府有数の野鳥生息地がダメージを受けます。
どうなることやら、10年後、20年後が心配です。
その中で最もうれしかったのは、オグロシギとの邂逅。私がいちばん好きなシギですが、ここ2年は飛来しなかったので3年ぶりです。心臓の高鳴りを抑えつつ、カメラに収めました。以下は9月14日に撮影した動画ですが、その3日前にも同じ場所で確認しています。
この田んぼはジャンボタニシの食害があったようで、稲が少し残ったまま「耕作放棄地」という札が立っていました。本当の耕作放棄地は草が茫々と生い茂っていて、わざわざ札を立てたりしないので、「変だな?」と思って調べてみると、何かの建設用地になっていて地上げされたようです。
6月に田植えしたものの、ジャンボタニシに半分以上食い荒らされたので収穫をあきらめ、地上げ業者に売り渡したという経緯のようです。周囲には同じように「耕作放棄地」の札が立つ田んぼあちこちにあるので、地上げがかなり進んでいるようです。
北陸新幹線の延伸計画ではこの干拓地がルートになっているので、今後はこうした地上げがあちこちで始まるでしょう。そうなると、シギ・チドリだけでなく珍しい鳥が飛来する京都府有数の野鳥生息地がダメージを受けます。
どうなることやら、10年後、20年後が心配です。