小学生の頃、私は苦手だったのでパスしましたが、クラスの友だち何人かはソロバン塾に通っていました。計算機のお陰で不自由はしないものの、今でも暗算の速い人を見ると劣等感を覚えます。ソロバンには全く興味ありませんが、その材料には興味があるので調べてみました。
(材質が分からないくらい使い古されたソロバン)
まず、珠。材料の条件は、①重い、②割れない、③伸縮しない。あまりに重いと速算に不向きなので、ツゲ、カバ(ミズメ)、ヒイラギなどが適しているとか。弾いた時の音や重量感はツゲが最高だそうです。ツゲは櫛や将棋の駒にも使われる高級材です。
一方、枠材の条件は、①色が黒い(珠に集中できるから)、②重い(=動かない)、③珠の弾きや返りを吸収する。具体的には、コクタンやシタンといった唐木、国産材ではイスノキやマカンバ(ダケカンバ)などが使われているようです。イスノキは国産材ではカシ類とともに最も重い木で、水に沈みます。
(イスノキは葉に虫こぶがたくさんできるのが特徴)
ソロバンが苦手な私は、計算もせずにチャカチャカと楽器にして遊んでいました。そう言えば、ソロバンを楽器にしたトニー谷というボードビリアンがいましたっけ。計算には使わなかったでしょうが、最高級のソロバンをあつらえていたんでしょうね。
(材質が分からないくらい使い古されたソロバン)
まず、珠。材料の条件は、①重い、②割れない、③伸縮しない。あまりに重いと速算に不向きなので、ツゲ、カバ(ミズメ)、ヒイラギなどが適しているとか。弾いた時の音や重量感はツゲが最高だそうです。ツゲは櫛や将棋の駒にも使われる高級材です。
一方、枠材の条件は、①色が黒い(珠に集中できるから)、②重い(=動かない)、③珠の弾きや返りを吸収する。具体的には、コクタンやシタンといった唐木、国産材ではイスノキやマカンバ(ダケカンバ)などが使われているようです。イスノキは国産材ではカシ類とともに最も重い木で、水に沈みます。
ソロバンが苦手な私は、計算もせずにチャカチャカと楽器にして遊んでいました。そう言えば、ソロバンを楽器にしたトニー谷というボードビリアンがいましたっけ。計算には使わなかったでしょうが、最高級のソロバンをあつらえていたんでしょうね。
算盤ですが、偶然にも数日前、私のブログの書き込みで
他の方が算盤と書いていたのに返答して、材が何か、以前本を読んだけど
忘れてしまいました・・・と書いていたところでした。
ありがとうございます!
珠はツゲというのはかすかに頭に残っていました。
枠はダケカンバも使われるのですね。
昨日、一昨日と行った場所はダケカンバもたくさんありましたが、
最近ダケもよく見るようになったので、樹皮でシラカンバとの違いが
なんとなく分かるようになりました。
それからトニー谷は、私の友達がHNをトニーとしているように、
友達が尊敬する人です。彼は戦前から戦後の昭和歌謡が得意ジャンルです(笑)。
写真のソロバンは近くの小さな博物館の「昔の暮らし」という展示にあったものですが、よく見ると五つ珠です。私たちが使っていたのは、確か四つ珠でした。
今でも小学校でソロバンなんか習うのでしょうかね?
私は「椅子の木」が語源かと思っていましたが、そうでもないようです。
釉薬にもいろんな木の樹皮や根や葉が使われていたようですね。そうですか、bulbulさんのご先祖は陶工だったのですか。