樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

春を呼ぶ鳥

2024年03月28日 | 野鳥
明後日、本年度最後となる探鳥会を宇治で開催するのですが、いつもの大吉山に目当てのクロジがいないので、コースを変更しようと思って、先日から下見をしています。
「レンジャクがいないかな~」と思ってバイクで走っていると、縣神社のケヤキの木に鳥の群れが…。ムクドリかなと思いつつ双眼鏡で確かめると、ヒレンジャク! 30羽ほどが近くの林に移動したり、境内のナンテンの実を啄んだりしながら、ケヤキに戻ってきます。



そういえば、私自身もレンジャクに遭遇するのは今季初めて。平等院周辺にはレンジャクが好きなヤドリギがたくさんあるので、折があれば探していましたが、発見できませんでした。
この鳥は気まぐれで、群れでワーッとやってきて、好きな木の実を食べ尽くすと次の餌場に移動するので、明後日の本番までいてくれるかどうか分かりませんが、レンジャクを探しながら宇治川沿いを歩こうとおもいます。
冬鳥ですが、モクレンやソメイヨシノが開花するころまでは滞在するので、バードウォッチャーの間では「春を呼ぶ鳥」という位置づけのようです。
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4 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2024-03-28 10:06:47
ヒレンジャク! 30羽ほど---、探鳥会に見られたら、大きくて綺麗ですからお喜びになるでしょう。
キレンジャクだったら良いなと、咲き終わりかけたハクモクレンを見ていました。上の方は花弁もシベも食べつくしています。前ほどではないですが北帰行のヒヨドリかムクドリだったようで、最後の輪はヒヨドリ、これは確認出来ました。ヒレンジャクでもキレンジャクでも、もう一度出会いたいです。
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Unknown (guitarbird)
2024-03-29 09:08:16
こんにちは
ヒレンジャクこちら札幌では、10月下旬に来て厳冬期の前の1月下旬にいなくなるので、逆に冬を迎える鳥のイメージです。
所変われば、ですね。
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kazuyoo60様 (fagus06)
2024-03-29 15:25:44
うちのハクモクレンは、昨夜の雨と風で、少し散り始めました。いただいたロウバイが緑色の小さな葉を出しかけています。
春ですね~。
先ほども探鳥会の下見をしてきたら、キレンジャクもヒレンジャクもいました。多分、明日もみなさんに見ていただけると思います。
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guitarbirdさんへ (fagus06)
2024-03-29 15:30:11
そうですね、北海道のヒレンジャクが雪に包まれたナナカマドの実を食べている写真は見ることがあります。
今ごろはもういないんですね。
今年はレンジャクの当たり年だったようですが、私はあまり遭遇しませんでした。
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