樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

花見より鳥見

2024年04月11日 | 野鳥
土日は恒例の「宇治川さくらまつり」が開催されました。いつも開花時期とずれるのですが、ことしはピッタリ一致。大勢の人々で賑わいました。



土曜日に出向くと、会場の上空を10羽ほどの鳥が飛んだり、周辺の樹木に20羽ほどの群れが止まっています。最初はムクドリかなと思いましたが、飛び方が違う。双眼鏡を持っていなかったので、止まっている木に近づいてよく見ると連雀のようです。
日曜日、双眼鏡とカメラを持って出かけると、まだいました。しかも、キレンジャクが多い。関西ではヒレンジャクが多く、キレンジャクは少ないので、結構珍しい。前々回の記事「春を呼ぶ鳥」でヒレンジャクの群れを紹介しましたが、あのときの群れとは違うようです。



「さくらまつり」のイベントで太鼓が鳴ったり、子供がはしゃぐ声が聞こえたり、スマホで桜を撮影する人や家族連れで賑わう中、一人双眼鏡をぶら下げた変なオジサンが、カメラを上向きに構えて何かを撮影しているという違和感のある姿をさらしていました。
バードウォッチャーにとっては「花見より鳥見」です。
コメント (2)
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