沖縄ツアーの主な目的は鳥ですが、もちろん樹木も観察してきました。
北部のやんばるの森では、カンヒザクラ(寒緋桜)の花がすでに散り、青い実が成っていました。本土でもよく植えてある南方系のサクラで、赤紫色の花が下向きに咲くのが特徴です。今ごろ開花するので、みなさんもどこかでご覧になっているはずです。
やんばるの民宿では、このカンヒザクラの薪を囲炉裏で燃やし、豚の股肉を燻製にしていました。燻製にはやはりサクラがいいようです。
(やんばるの森のカンヒザクラはすでに結実期)
ところが、翌日泊まった那覇のホテルではカンヒザクラが満開。本土のメジロより色鮮やかなリュウキュウメジロが盛んに蜜を吸っていました。
以前、「沖縄では桜前線が北から南へ移動する」と本で読んだことがあって、「やっぱりそうだったのか」と納得しました。那覇とやんばるは120kmくらいしか離れていませんが、南では開花、北ではすでに結実というズレがあります。
(那覇のホテルの庭に咲いていたカンヒザクラ)
桜前線が本土とは逆の動きをする理由は忘れましたが、多分このカンヒザクラを基準にしているのでしょう。
やんばるの森では、エゴノキの花もすでに散っていました。本土では初夏に咲く花です。このほか、見慣れない樹がたくさん生えていて、耳では鳥の声を探し、目では樹木を追いながら歩いていました。
(せせらぎに散ったエゴノキの花)
北部のやんばるの森では、カンヒザクラ(寒緋桜)の花がすでに散り、青い実が成っていました。本土でもよく植えてある南方系のサクラで、赤紫色の花が下向きに咲くのが特徴です。今ごろ開花するので、みなさんもどこかでご覧になっているはずです。
やんばるの民宿では、このカンヒザクラの薪を囲炉裏で燃やし、豚の股肉を燻製にしていました。燻製にはやはりサクラがいいようです。
(やんばるの森のカンヒザクラはすでに結実期)
ところが、翌日泊まった那覇のホテルではカンヒザクラが満開。本土のメジロより色鮮やかなリュウキュウメジロが盛んに蜜を吸っていました。
以前、「沖縄では桜前線が北から南へ移動する」と本で読んだことがあって、「やっぱりそうだったのか」と納得しました。那覇とやんばるは120kmくらいしか離れていませんが、南では開花、北ではすでに結実というズレがあります。
(那覇のホテルの庭に咲いていたカンヒザクラ)
桜前線が本土とは逆の動きをする理由は忘れましたが、多分このカンヒザクラを基準にしているのでしょう。
やんばるの森では、エゴノキの花もすでに散っていました。本土では初夏に咲く花です。このほか、見慣れない樹がたくさん生えていて、耳では鳥の声を探し、目では樹木を追いながら歩いていました。
(せせらぎに散ったエゴノキの花)
広いというか、細長いというか、関西と沖縄では生物の生態が違います。北海道と沖縄ではもっと差があるでしょう。
私もどちらかというと、花よりも葉の方が好きというか、樹木の緑に惹かれます。ここ数日、急に暖かくなってきて、もう春ですね。
北海道でも南部で自生しているらしいですが、
47都道府県全てにあるのでしょうねきっと。
これはすごい木ですね!
私は見たことはないのですが・・・
ヤンバルの森では、鳥のガイドをお願いしました。林道に白い花がたくさん落ちていて、よく見るエゴノキの落ち方だったので、「エゴノキですか?」と聞くと、植物にも詳しいそのガイドは「そうです」と教えてくれました。
でも、記事の写真をよく見ると花弁が6枚ありますね。エゴノキは花弁が5枚なので、ちょっと自信がなくなってきました。