カラタチという樹があります。中国から渡来した柑橘類なので唐橘(からたちばな)、さらに略してカラタチと呼ばれるようになったらしいです。
この名前を聞いて、島倉千代子の「からたち日記」を思い出す人は私とほぼ同世代でしょう。
♪~こころで好きと叫んでも 口では言えず ただあの人と
小さな傘をかたむけた あゝ あの日は雨 雨の小径に白い仄かな
からたち からたち からたちの花

(カラタチの生垣。撮影中もトゲが頭にからんで痛かった)
私よりもう少し上の世代は、北原白秋の「からたちの花」を思い出されるでしょう。
♪~からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
からたちのトゲは痛いよ いい針のトゲだよ
白秋も書いているように、この樹には鋭いトゲがあって、昔は獣を防ぐために畑の周囲に植えたり、防犯のために人家の生垣にしたそうです。
そのカラタチの中国名は、枳殻(きこく)。この名前を冠した「枳殻邸」という名勝が京都駅の近くにあります。正式名称は「渉成園(しょうせいえん)」ですが、生垣にカラタチを植えたので別名「枳殻邸(きこくてい)」。

(枳殻邸は敷地1万600坪の池泉式回遊庭園)
私は京都市内から車で帰る時、この「枳殻邸」の前を抜け道にするのですが、先日初めて電車と徒歩で行ってきました。車では気づきませんが、確かに周囲の一部にカラタチが植えてあります。
この「枳殻邸」は広い庭園に茶室や書院など珍しい建物が10棟ほど点在していて、観光客も少なく、ゆっくりと見学できます。京都の穴場スポットとしてお勧めします。
カラタチは生垣以外にも柑橘類の台木として利用されるようで、ミカンの実りが早く、病気にもならないそうです。
この名前を聞いて、島倉千代子の「からたち日記」を思い出す人は私とほぼ同世代でしょう。
♪~こころで好きと叫んでも 口では言えず ただあの人と
小さな傘をかたむけた あゝ あの日は雨 雨の小径に白い仄かな
からたち からたち からたちの花

(カラタチの生垣。撮影中もトゲが頭にからんで痛かった)
私よりもう少し上の世代は、北原白秋の「からたちの花」を思い出されるでしょう。
♪~からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
からたちのトゲは痛いよ いい針のトゲだよ
白秋も書いているように、この樹には鋭いトゲがあって、昔は獣を防ぐために畑の周囲に植えたり、防犯のために人家の生垣にしたそうです。
そのカラタチの中国名は、枳殻(きこく)。この名前を冠した「枳殻邸」という名勝が京都駅の近くにあります。正式名称は「渉成園(しょうせいえん)」ですが、生垣にカラタチを植えたので別名「枳殻邸(きこくてい)」。

(枳殻邸は敷地1万600坪の池泉式回遊庭園)
私は京都市内から車で帰る時、この「枳殻邸」の前を抜け道にするのですが、先日初めて電車と徒歩で行ってきました。車では気づきませんが、確かに周囲の一部にカラタチが植えてあります。
この「枳殻邸」は広い庭園に茶室や書院など珍しい建物が10棟ほど点在していて、観光客も少なく、ゆっくりと見学できます。京都の穴場スポットとしてお勧めします。
カラタチは生垣以外にも柑橘類の台木として利用されるようで、ミカンの実りが早く、病気にもならないそうです。