ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

滋賀県の蔵王ダム

2021-12-12 07:09:13 | 滋賀(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は滋賀県蒲生郡日野町蔵王(がもうぐんひのちょうざおう)にある淀川水系の蔵王ダムを訪れます。アクセスは琵琶湖側から行くと国道477号の途中にある「蔵王隧道」を抜けてすぐ蔵王ダムの入口があります。

その道を進むとダムの左岸に到着します。堂々たる立派なダムですね。



近くには蔵王ダムの案内板。でも、その内容はあと数年で消えそう。消えたら意味ないがな!なんとかせんと。



それでも、近寄って見るとなんとか読むことができました。国営日野川農業水利事業の基幹施設として1993年3月に完成したロックフィルダムだそうです。





ダムの左岸側に造られているのが横自由越流型側水路方式による洪水吐。



「定礎」と刻まれた石碑。1990年11月30日とあります。



先ほど見た案内板とほぼ同じ内容の案内板…ってぇ〜ことはあの案内板はそのまま朽ち果てていくんでしょうか。



左岸のダム横近くにあるこの建物が「蔵王ダム管理所」。撮影時は逆光だったためダム上から撮りました。





「豊暁之源」と記された石碑。その台座には蔵王ダムと書かれています。でも気になるのは「豊暁」。どういう意味なんでしょうね。ちょっと調べてもこの単語は出てきません。ヒットするのは競馬情報のみ(参考)。えーっと、もしかして「豊饒」の間違い? そうだとしたらめちゃくちゃ恥ずかしいなあ。制作した際に誰も気づかなかったんでしょうか。



その付近からダムを見るとこんな感じ。



これがダム上です。歩いてみましょう。



先にも書いたように左岸側に洪水吐があります。増水時になると水はここから溢れ出て、



この水路を通ってあちらへ流れてゆきます。



洪水吐のところにあった何かが書かれた案内板。地形図のようですが、ほとんど読めません。これも朽ちて行くのかなぁ。いと、あわれ。



ダム上の欄干には「日野曳山(ひきやま)」と「しゃくなげ」がデザインされたものが嵌め込まれています。日野曳山とは毎年5月2日から3日にかけて行われる馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)の例祭の象徴ともいえるもの。例祭はなんと850年も前から続いているとか(参考)。



一方、なぜ「しゃくなげ」なんでしょうね。疑問に思ったので管理所の職員に聞いてみると「日野町はしゃくなげの群生地なんです」との回答。あとで調べてみると日野町の町の花は「ホンシャクナゲ」であることを知りました。なるほど、納得です。



ダム上、中央から見た貯水湖の様子。



パノラマで撮ってみるとこんな感じ。



ダムの下流側の景色です。写真中央に見える道路は国道477号。



対岸(右岸)まで来ました。振り返るとこんな感じ。



右岸、貯水側から見たダムの様子。



同、下流側から見るとこんな感じです。



同名のダムは山形県山形市にもありますが、以前訪れようとした際、そこへ行くまでの道が通行止めでした。来年あたり行ってみようかなと考えています。
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2 コメント

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Unknown (happychannel)
2021-12-12 08:50:43
おはようございます!
"どーも、ワシです。"
というフレーズが好きです😊
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Unknown (bestintimacy)
2021-12-12 12:33:10
どーも、ワシです。いつもご覧頂きありがとうございます。今後ともご贔屓に!
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