ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

手のひらセンサー

2005-08-15 17:27:09 | 脳みその日常
どこぞのアヤシイ宗教とは無関係の話なので誤解なきように。

ほかの人はどうなのか知らないが、ワシの左手には特殊な能力があるらしい。というのも、左手を他人の身体に「かざす」だけでその人の悪い部分を感知できるからである。もちろんワシは超能力者じゃないので患部を治療することはできない。ただ手のひらが患部を発見するにすぎない。

先日も友人と会い、その話になった。興味をもった彼女は「じゃあ、試しにやってみてよ」と頼むので実験を開始。いくら直接身体に触れないとはいえ、さすがに身体の前面に手のひらを「かざす」わけにはいかない。セクハラ・オヤジと訴えられても困るし…。それで後ろを向いてもらい、背中を「かざす」ことにした。

すると位置的には腎臓のちょっと下あたりの部分でワシの手のひらに反応があった。そもそも悪い部分のところへ手のひらが来ると、自分の手のひらがジーンと熱くなるのでわかるのである。念のためそのあたりを確認しながら「かざす」。どうやら同じ高さのところの2カ所で反応がある。さりげなく尋ねた。

「あのさ、卵巣に異常があるように感じるんだけど」

背を向けていた友人は驚いて振り向いた。

「な、なんでそんなことがわかるのよ!」
「いや…手のひらが感知したからさ」

改めて聞けば、友人には以前から卵管に問題があったのだという。そんなことはもちろん初耳だ。念のため近いうちに医者にみてもらったほうがいいよ、とアドバイスしておいた。もっとも、被験者自身が鋭い感覚をもっていればいるほど、ワシが手のひらに感じた熱と同じものをその部分に感じるらしいが。いずれにせよ、手のひらの真ん中あたりにセンサーがあって、たぶん「気」というやつを発することで病巣を感知するのだと思う。

人間は誰でも「気」を発するらしいから、こんなことはやろうと思えば誰でもできるはず。一番分かりやすい例としては、突然お腹が痛くなった時に思わずお腹をさするでしょ? あれと同じ。さすることによってどうなるわけじゃないけれど、さすっているうちに痛さは和らいでくる。きっとそれも手のひらから発せられる「気」が痛みを和らげるからなのだろう。いや、何の根拠もないけどね(笑)

そんなセンサーがあるんなら、パソコン用のバックアップHDDの不調もどうにかできないかなと思ったり…。気温のせいなのか、HDDがイマイチ調子が悪いのである。仕事面においてこのHDDはワシの脳みそにとってなくてはならない存在なのだ。コイツの中に今までのワシの原稿のデータがすべて収められているからである。万一火災が発生したら、まず持ち出すのはこのHDDと決めているほどだから。

でも、相手は人間じゃないので「手のひらセンサー」は役に立ちそうにない。ったく、困ったもんだ。
コメント    この記事についてブログを書く
« 呆れるねぇ…まったく | トップ | ゆらぁり、ゆらぁり »

コメントを投稿

脳みその日常」カテゴリの最新記事