ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

90年代との再会

2020-02-23 07:47:23 | 脳みその日常
1990年代半ば、携帯電話は今ほど普及していませんでした。ワシが携帯を持ったのは1997年。それまで連絡といえば家の固定電話しかなかった時代です。

なぜこんなことを書いたのか。90年代前半に時々遊んでいた仲間がいたのですが、彼らとの連絡手段は専ら固定電話でした。時間は流れ、住む場所も変わり、いつしか連絡も途絶えるようになります。

先日「そういえば彼らは今どうしているのかな…」と思い出すことがありました。でも、先に書いたように連絡先がわかりません。まあ、仕方ないか…。

そう思っていた矢先、携帯に電話が。もちろん登録していない番号からなので電話に出ることはありません。以前何度か未登録の電話に出て不愉快な思いをしたことがあるからです。

しかし、今回の電話はしつこく、何度もかかってきました。だからといってすぐ出ることはしません。とりあえずショート・メールを送ってみることにしました。

「どちら様でしょうか?」

すると、しばらくして

「〇〇です。お久しぶりですね」と返信が!

なんと、連絡の途絶えていた90年代の友人Tさんからでした。もちろん、すぐにこちらから電話をかけましたよ。

なぜワシの番号がわかったのか。聞けば、Tさんが当時のワシの友人で今も親交のあるNさんと先日会った際、たまたまワシの話になったのだとか。そしてTさんはNさんからワシの携帯の番号を聞いたのだそうです。

いうまでもなくTさんとは20年以上会っていません。にもかかわらず電話で会話を始めるや全く違和感がないのには驚きでした。頻繁に顔を合わせていた90年代の頃の話でいきなり盛り上がる盛り上がる。互いに容姿は老けただろうに、感覚はあの頃のままなんですから。

いや〜、人との繋がりって不思議なものだなとつくづく思います。どれほど音信不通であっても縁がある人とは再び会うようにできているんでしょうなぁ。

運命は面白い。
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