ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

人が組織を動かす時

2014-09-17 04:34:26 | 脳みその日常
先週金曜の夜、老父が腹部の激痛を訴えたので友人のM医師に相談。緊急扱いで診てもらうことに。診察の結果、直腸閉塞と判明。そのまま入院となりました。

感心したのはM医師の迅速な対応。とりあえず閉塞を何とかしなければなりません。でも、時は夜。通常ならばその処置は翌日以降になるところですが、M医師のご配慮で内科の先生を緊急召集していただき、処置はすぐに終了。老父の激痛も収まったようです。本当に助かりました。

こうした素早い処置は、M医師がワシの友人であること、また彼の人柄が他の先生を動かしたのかもしれません。しかし後で聞けば、老父のその時の状態は相当危なかったとのこと。下手をすれば膨張した大腸が破裂しかねない状況だったそうです。だからM医師は迅速な対応をしたと…。

それにしても緊急でありながら、総合病院という大きな組織の中で患者のためにテキパキと動いていただいたのは驚きでした。概して組織が大きければ大きいほど「動き」は遅いからです。それをひとりのジジイのために動かしていただいたのですから「感謝」という言葉以外に表現のしようがないのです。

しかしながら、これで終わったわけではありません。まだ確定はしていませんが、老父の腸のCT画像にはガン(と思しきもの)が写っていたからです。だから本当の闘いはこれから。老父の体力の回復や手術のための諸条件が整い次第、次のステップに進むとのこと。

医学に関してワシはただ見守るほかはありません。すべてはM医師にお任せしようと思っています。よろしく、よろしく。
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