ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

鎌北湖から林道探検

2006-12-04 06:15:23 | ドライブ関連
さいたま西部の飯能市の北に位置する毛呂山町。ここには鎌北湖と呼ばれる人造湖がある。昭和10年に完成したこの湖、当時は山根村に属していたため正式名称は山根溜池というそうな。戦後になって観光協会が地元の地名である「鎌北」をとって鎌北湖と命名したのだとか。ここはまたソメイヨシノの名所としても有名らしく、11月下旬頃まで美しい景色を堪能することができるという。

ワシが行ったのはつい先ほどだから紅葉の季節はとっくに終わっている。それに深夜だから仮に紅葉していたとしても、まず見えるわけがない(笑)。まあ、別に紅葉狩りに出かけたわけじゃないからいいけどさ。
  

思わずホッコリした気持ちになったのは写真の案内板のすぐ近くにあるポスト。おぉ、なんと懐かしい形だろうか。円筒形の、どこか憎めないヤツだ。すぐに脇に土産物屋さんなどがあるので、きっとまだこのポストは「現役」なのだろう。

鎌北湖を左に見ながら権現堂方面へ向かう。クネクネとした峠道は基本的に舗装されており、道幅も普通車なら容易にすれ違うことが可能。ただし見通しの悪いカーブが多いので要注意だ。

ある程度走ったところでナイスな夜景の見える場所を発見。方角としては南東なので、見えたのは所沢市や入間市あたりだろうか。写真では画像を加工してもこの程度だが、実際はもっとキレイなのだ!

ネットの情報ではその先にある顔振峠でも夜景がキレイとあったが、確認できず。

いや、それよりも何よりも今回ダマされたのはワシのクルマのナビ。こいつは旧式もいいとこだが、これによれば緑色の線は白線よりも主要道路のハズ。写真上部の緑線と白線の交わるところが顔振峠で、ワシは向かって右側の白線から最初顔振峠に向かい、峠に来たところで緑線の道路に行こうと考えていた。ところが、交わるところに来ても道がない!

「え? なんで?」

狐につままれたとはこのこと。半ば呆然としながら元の道を戻る。そして、今度は風影に向かう途中にまた緑線と交わるところがあるので、そこから合流しようと考えた。

しかーし! ここにも道が見当たらない。どうなってんだ?と思いつつ、風影から写真下方にあるR299方面に進む。そして写真の地図では見切れて見えないが白線は再び緑線と合流する。ここで初めて緑線の道を確認。ならばと長沢と書いてあるところまで来た。

驚いたのはこの緑線の道路。舗装されてないうえに、険しい道なのだ。写真の地図では直線のように見えるが、とんでもない。クネクネしながら、おまけに道路のあちこちに穴があいている。これぞ、まさに林道!

もっと驚いたのは地図では道があるハズなのに行き止まりだったこと! それが地図の写真の下にあるやつでわかると思う。地図の真ん中にある矢印の場所は、まさにワシが行き止まりとなった地点だ。

ところが、そういえばハマる直前に何か標識があったことを思い出し、引き返してみる。すると、緑線の「本道」があることを発見。

でも、この先はワシのクルマでは行けない。行けるとすればオフロード・バイクか高床の4WD車だろうな。だって標識のあるところから突然ドロ道の急坂になるんだから。ええ、ええ、ムリムリ。

最後の写真では一応ハイビームで道を照らしているのだが、先が見えないでしょ? これは見えないんじゃなくて、目の前がドロの壁みたいな道なのさ。仕方ないので、ここでUターン。

ま、そんなことも時にはあるってことで…。
コメント