ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

貨幣偽造は厳罰に処すべし!

2005-01-28 19:23:00 | 脳みその日常
このところ偽造紙幣による犯罪が多発している。振り込め詐欺もそうだが、やることがとにかくセコい。今の時代は貨幣経済で成り立っているのだから、その制度のなかで生活する人間が正規の貨幣を用いるのは最低限の約束事のはず。にもかかわらず偽造するバカが次から次へと現われる。当然こんなことは見過ごされてはならない。犯罪を放っておけば、経済のシステムそのものが崩壊する可能性だってあるのだから。

こうしたバカが罪を犯す動機は、ことによると「人を殺さなければよい」という意識が潜在的にあるんじゃないだろうか。「殺人をしなけりゃいいんだろ?」「貨幣を偽造したくらいでガタガタ言うな」というのがコイツらの本音だろう。もしそうだとするなら、大きな勘違いと言わざるを得ない。たとえ人を殺さなくても、コイツらには社会に迷惑をかけたという厳然たる事実がある。確かにコイツらは誰かを傷つけたわけじゃないし、一見、誰も被害を受けていないようにも思える。しかし、だからといってこれは絶対に放置すべきことじゃない。

たとえば、それは社会保険庁の悪行を放置しておいた結果を思い浮かべてみればよい。もともとは国民から預かっているカネなのに、無能な木っ端役人どもはそれを無意味なレジャー施設の建設などに平気で投入した。だがそんなもん、最初から必要のないものだった。建物の維持もままならず、結局そのツケは国民である我々が負担することになる。そんなバカなことが許されてよいわけがない。人様のカネを勝手に使い込んでおきながら誰も責任を取らないんだぜ。これに関係した木っ端役人どもすべてが終身刑でもいいくらいだ。

貨幣偽造についても五十歩百歩だ。遊び半分で偽造したバカどものせいで経済構造が狂って来たら、一体誰が責任を取るんだ? 犯罪は早いうちに芽を摘めというが、その通りだと思う。いや、犯罪者が物心の付かない子供ならまだしも、いい歳をした大人がやったとなれば、これはもう確信犯と見なされたって文句も言えまい。中国じゃないが、即刻死刑でもいいだろう。

一連の偽造事件は、犯罪者が食うものもなくて、仕方なくやったという類いのものではない。コイツらは自分の利益だけを優先させ、社会に迷惑をかける愉快犯でもある。そんな奴らを生かしておいてもムダムダ。司法はこんなバカどもをとっとと廃棄処分すべきである。そのほうがよっぽど社会が安定し、経済的繁栄にも繋がっていくだろう。

とにかく現代は犯罪に対して刑罰が甘すぎる。人権論者はすぐに「いや、加害者にも人権はある」なんてことを抜かしたりするが、見当違いも甚だしい。まっとうに汗水流して仕事をする、ごく普通の人々にこそ「人としての権利」があるのだ! 他人を騙してのうのうと生きる奴なんぞに、そもそも人としての権利なんぞあるわけはないし、与えるべきじゃないのだ。
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