クレクレ君というのは、何でも他人に頼る人のこと。
たとえば、わからないことがあると、すぐに「教えてクレー」と言う。
また、自ら墓穴を掘って自分を窮地に追い込んだあげく「助けてクレー」と抜かしたりもする。
とにかく「他力本願」とか「ご都合主義」という言葉がピッタリ・フィットする人なら、たいていその人は「クレクレ君」である。
世の中にはいろいろな人がいるんだから、クレクレ君が存在したって不思議じゃない。
困るのは、自分の身近にクレクレ君がいた場合だ。
いや、そんな種族が近くにいても別に刺されるわけじゃないからよい。
理不尽なのは、クレクレ君に対して、こちらがクレクレできないことなのだ。
人間関係はギヴ・アンド・テイクだと、よくいわれる。
しかしねえ、ことクレクレ君との関係において、その法則は絶対に当てはまらない。
テイクがないんだもの。
ワシは別にクレクレ君から何かをもらおうと思ってギヴしているわけじゃない。
だから、別にいいんだけどさ。
しかし、どんな人だってピンチになることってあるでしょ?
そんな時、うっかりクレクレ君に相談しようもんなら、必ず「ごめん、力になれない」と、期待通りのリアクションをしてくれる。
多少セリフが違っても、それは問題じゃない。
要は、「オメーのことなんか、しらねーよ」というニュアンスがこちらに伝わればよいのだ。
面白いことに、クレクレ君は必ずそのニュアンスを伝えてくれる。
こうしたくくりで考えると、クレクレ君の解答はみな同じということがわかる。
だから、ワシはこれを「クレクレ君の異口同音の法則」と命名した(笑)
若い頃は、ワシもそれでどんなに恨み節を唱えたことか。
しかし、ある程度長く生きてくると、人間は悟るもの。
他力本願で道は開けないということを。
だから、何かの機会でクレクレ君と運悪く知り合いになっても、ワシがその人に対してクレクレすることはない。
といって、ワシのほうからクレクレ君を遠ざけることもしないけどね。
事情はどうであれ、クレクレ君にしてみれば、その瞬間は困ってるんだろうし。
それにしても、クレクレ君という種族は、なぜ自分で打開策を見いだせないのだろうか。
毎回クレクレされるたび、不思議に思う。
たとえば、わからないことがあると、すぐに「教えてクレー」と言う。
また、自ら墓穴を掘って自分を窮地に追い込んだあげく「助けてクレー」と抜かしたりもする。
とにかく「他力本願」とか「ご都合主義」という言葉がピッタリ・フィットする人なら、たいていその人は「クレクレ君」である。
世の中にはいろいろな人がいるんだから、クレクレ君が存在したって不思議じゃない。
困るのは、自分の身近にクレクレ君がいた場合だ。
いや、そんな種族が近くにいても別に刺されるわけじゃないからよい。
理不尽なのは、クレクレ君に対して、こちらがクレクレできないことなのだ。
人間関係はギヴ・アンド・テイクだと、よくいわれる。
しかしねえ、ことクレクレ君との関係において、その法則は絶対に当てはまらない。
テイクがないんだもの。
ワシは別にクレクレ君から何かをもらおうと思ってギヴしているわけじゃない。
だから、別にいいんだけどさ。
しかし、どんな人だってピンチになることってあるでしょ?
そんな時、うっかりクレクレ君に相談しようもんなら、必ず「ごめん、力になれない」と、期待通りのリアクションをしてくれる。
多少セリフが違っても、それは問題じゃない。
要は、「オメーのことなんか、しらねーよ」というニュアンスがこちらに伝わればよいのだ。
面白いことに、クレクレ君は必ずそのニュアンスを伝えてくれる。
こうしたくくりで考えると、クレクレ君の解答はみな同じということがわかる。
だから、ワシはこれを「クレクレ君の異口同音の法則」と命名した(笑)
若い頃は、ワシもそれでどんなに恨み節を唱えたことか。
しかし、ある程度長く生きてくると、人間は悟るもの。
他力本願で道は開けないということを。
だから、何かの機会でクレクレ君と運悪く知り合いになっても、ワシがその人に対してクレクレすることはない。
といって、ワシのほうからクレクレ君を遠ざけることもしないけどね。
事情はどうであれ、クレクレ君にしてみれば、その瞬間は困ってるんだろうし。
それにしても、クレクレ君という種族は、なぜ自分で打開策を見いだせないのだろうか。
毎回クレクレされるたび、不思議に思う。