ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

クレクレ君

2005-01-05 16:37:24 | 脳みその日常
クレクレ君というのは、何でも他人に頼る人のこと。
たとえば、わからないことがあると、すぐに「教えてクレー」と言う。
また、自ら墓穴を掘って自分を窮地に追い込んだあげく「助けてクレー」と抜かしたりもする。
とにかく「他力本願」とか「ご都合主義」という言葉がピッタリ・フィットする人なら、たいていその人は「クレクレ君」である。

世の中にはいろいろな人がいるんだから、クレクレ君が存在したって不思議じゃない。
困るのは、自分の身近にクレクレ君がいた場合だ。
いや、そんな種族が近くにいても別に刺されるわけじゃないからよい。
理不尽なのは、クレクレ君に対して、こちらがクレクレできないことなのだ。

人間関係はギヴ・アンド・テイクだと、よくいわれる。
しかしねえ、ことクレクレ君との関係において、その法則は絶対に当てはまらない。
テイクがないんだもの。
ワシは別にクレクレ君から何かをもらおうと思ってギヴしているわけじゃない。
だから、別にいいんだけどさ。

しかし、どんな人だってピンチになることってあるでしょ?
そんな時、うっかりクレクレ君に相談しようもんなら、必ず「ごめん、力になれない」と、期待通りのリアクションをしてくれる。
多少セリフが違っても、それは問題じゃない。
要は、「オメーのことなんか、しらねーよ」というニュアンスがこちらに伝わればよいのだ。
面白いことに、クレクレ君は必ずそのニュアンスを伝えてくれる。
こうしたくくりで考えると、クレクレ君の解答はみな同じということがわかる。
だから、ワシはこれを「クレクレ君の異口同音の法則」と命名した(笑)

若い頃は、ワシもそれでどんなに恨み節を唱えたことか。
しかし、ある程度長く生きてくると、人間は悟るもの。
他力本願で道は開けないということを。
だから、何かの機会でクレクレ君と運悪く知り合いになっても、ワシがその人に対してクレクレすることはない。
といって、ワシのほうからクレクレ君を遠ざけることもしないけどね。
事情はどうであれ、クレクレ君にしてみれば、その瞬間は困ってるんだろうし。

それにしても、クレクレ君という種族は、なぜ自分で打開策を見いだせないのだろうか。
毎回クレクレされるたび、不思議に思う。
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ケムたいジジイになってやる

2005-01-05 07:05:16 | 脳みその日常
夜明け前に、年賀状を出しに外へ出る。
すると、家の前でガキが2人ダベっていた。
なんだ、コイツらか、2時間も前からクチャクチャ喋ってたのは。
別に大声で喋っていたわけではない。
しかし夜中の住宅地というのは、立ち話であっても近隣住民にとっては意外にうるさく感じられるものだ。
それまで、近所の人は誰もコイツらに注意しなかった。
まあ、そらそーだ、フツーの人は寝ている時間だし。

とりあえずワシの目的は年賀状を出すことなので、コイツらの前を通り過ぎる。
そう、ワシが戻るまで彼らが喋っていたら注意をしてやろうと思ったのだ。

で、戻ってくると、やっぱりまだ喋り続けている。
夏ならわかるけど、なんでこんなクソ寒い時に外で喋るのだろうか。
まったく理解に苦しむ。
いや、そんなことはどーでもよい。
とにかくコイツらには、近隣住民が迷惑していることを知らしめなければイカンのだ。
おもむろに近づき、

「すまんけど、ほかへ行って喋ってもらえんかね?」

すると彼らは、

「はい、わかりました」

と、暗闇に消えて行った。(なんだ、拍子抜けの展開だな)

もちろん、この時代、相手が何をしでかすかわからん。
もしかすると逆ギレしてナイフでも出す可能性だってある。
特に今は夜中だからね。
しかし、こちらは迷惑しているのに、それを我慢しなければならない理由はどこにもない。
相手に「迷惑なんだぞ」という意思表示をしなければ事態は改善されないのだ。

ただし、相手への言い方には気をつけよう。
ぶっきらぼうに「うるせーぞ、こらっ」と言っては、こちらがケンカを売るようなもの。
感情むき出しで注意するのは火に油を注ぐようなものである。
だから、あくまでソフトな口調で言うのがベスト。

なかにはそう言っても腹を立てるバカもいる。
しかし、こちらはお願いしているのだから、ひるむ必要はない。
ワシの場合は、相手が2人ぐらいまでなら対処する自信はある。
たむろしているのが3人以上だったら、ケーサツに通報したほうが安全だ。
理由もなく、こちらが怪我をしてもしゃーないし。

そんなこんなで、今回は立ち話をしているガキどもを排除できたのでよしとしよう。
でも、コイツら、寒くなかったのかなあ。(笑)
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