湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

6/15 銀行前に警官が年金詐欺注意のチラシを

2015-06-16 05:43:23 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/15 記
--------------

撒いていました。今日は年金受給日。

平塚盲学校と平塚ろう学校で、7/2懇話会のお誘いの話をしてき
た。ゲストの中村雅彦氏が福島県立点字図書館館長であること
もあって、関心を示してくれた。今回は特別支援校も2つ、反
応は良好だが、果たして…。(藤沢北部は時間切れ。)

ビッグ・イシュー誌が発売されたので、横浜の販売員さんから
購入してきた。ついでに終業間際の県庁に行き、友人に懇話会
ニュースを渡した。西湘地区にお住まいの方なので、帰りにち
がさきに立ち寄ってもらえまいかと話を持ち出した。公務員の
悪い癖は異常に慎重になりすぎること。了解したと言うが、行
くとはいわない。ため息つきつつ横浜に戻った。

相模大野校に行く用事があるのだが、母がまた佃煮で夕食をや
りかねないので、明日立ち寄ると連絡して帰宅。定年間際のお
っさんには何と寛容であることか。

「気になる新聞記事」がたまっている。以下の記事をご覧あれ。

 

<気になる新聞記事>

●「宮城/津波被災地PTSD高い傾向 東北
大調査」(2015/06/11)

●「岩手/岩手被災住民の心理的苦痛、全国統
計より高く」(2015/06/06)

---- 潜在化している被災者の苦痛。非被災地では震災が過去の
ものと、忘れられつつある。見失うまい。

●「秋田/高齢者の農作物優先的買い取りの社
会実験」(2015/06/10)

---- 高齢者の農作物作りを「生きがい」作りをとりいれはじめ
た。作業に「販売」を組み込んだことに注目。

●「宮城/<ツール・ド・東北>『民泊』協力
を!募集中」(2015/06/10)

---- 私達が3.11被災を「劇と投げ銭」型のいわゆる「寄付」に
留まる限り、被災の課題は結局は「よそ事」。自分のできる範
囲でというが、本人は、一向に変わらない。

---- 被災者と親交を深めることが、発災したことから、「あの
方は大丈夫だろうか」と思いをめぐらす。親戚づきあいのよう
に、交流することが、長期を見通したとき大事なこととなる。
「よそ者」発想は、減るだろう。「民泊」は今後重要な活動と
なるだろう。

夜間傾聴>開店休業


(校正1回目済み)

 

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6/14 生活不活発病と避難生活について・大川弥生氏への仲介を/他

2015-06-15 05:38:34 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/15 記
--------------

生活不活発病の訪問医療の現場に立ち、啓蒙活動を続けている大川弥生氏への講師依頼仲介が出来る方と、偶然連絡が取れた。大川氏は横浜などで講演をされているので、講演を聴かれた方もいらっしゃるかも知れない。懇話会で招待する価値は、「一般講演」ではなく、「懇談」することにある。話題の方なので招待は無理と思っていた。予定外なのだが、このテーマは、特に避難生活をされている高齢者の方々の健康が蝕まれている現状を考えて行く上で大事な切り口となり、医療・生活支援活動をつなぐ絆になるものだ。年末か来年1月あたりの招待を追及してみようと考えて、早速、仲介をお願いした。

丁度、NHKスペシャルでも13日に関連番組を放送しており、さっそく7月の「金曜災害ミニ・カフェ」で取り上げることにしていた、というより、この番組があったので話題にしたら、偶然ひょんな話が飛び出したというのが正しい。

3.11被災地は、農業・漁業に元気に従事していた高齢の方が多く、特に主婦の方も水産加工などの仕事をしており、災害はその生活を奪い去ってしまった。避難生活の場となっている仮設住宅の多くは、町外れの公共の敷地に建てられており、車のない高齢者には仮設が孤島のようになっていたり、家族を失い、近所の付き合いのコミュニティも解体し、孤立化を深めている例もある。

こうした方々は行動意欲が減退している場合が多く、心身に不調を来していく。特に身体は、筋肉が落ち歩行困難となり、行動意欲はますます奪われていく。認知症の発症など心にも深く病根を育てることになりかねない。これらを総称として「生活不活発病」と呼んでおり、医療・福祉専門職の大きな課題となっているが、それは支援者にも「医療・福祉補佐支援」の課題を拓くものである。

この「生活不活発病」は、家族健常者には、祖父母・両親の「避難生活の苦労が原因の"老い"」ゆえに、私は「身の回りの世話をして、ゆったりしてもらう」と解釈されてしまう「治療の誤解」が存在している。「こもりがちな避難生活が心身を蝕む」という視点がないのだ。生活の改善が健康回復につながる道が「生活不活発病」の視点といえる。

一方、東北未来塾・湯浅誠氏コミュニティ講座は、東北の地域コミュニティ、つまり地縁・血縁のネットワークの支援活動への得失を探り出して行く。地域の絆は両刃の剣のような性質を持つ。その力の相対化、可視化を議論の中に進め、問題点を浮かび上がらせていく。こちらは数回のシリーズだ。

7月の「金曜災害ミニ・カフェ」は、以下のように進めることにした。

● 7/3 NHKスペシャル・東日本大震災「元気に老いる~生活不活発病・被災地の挑戦~」(2015/06/13 NHK-G 50分)

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●7/17 東北・未来塾 湯浅誠コミュニティ講座「はじめの第一歩」(2015/06/01 ETV 19分)

●7/17 東北・未来塾 湯浅誠コミュニティ講座「難問に挑む その前に」(2015/06/08 ETV 19分)

以上だ。

7月2日の懇話会はぜひとも議論をひろげたいと思うので、再巡回をする。

平塚にも巡回しているが、いやなことを思い出してしまった。以前は印刷物などを届けに行った時、先方も自分の活動を誇らしげに語っていた方が、前回から急変し、敵視・受け取りを拒否した。これは周辺一斉に始まっており、背後に政治的な判断が動いている。いつも社会活動を進めるときに、これが障壁となる。またかと思ったが、とにかく課題解決が優先。価値をみてもらう以外ないのだ。月曜は、平塚と藤沢北部を回る。

「わーくNo.55」の骨格ができた。20日を配布開始日にしようと思う。


p.s.
TV番組表を見ていて、テンプル・グランディン氏の講演があったので、記載しておく。

●「スーパープレゼンテーション『テンプル・グランディン 自閉症を語る』 」

6/17 22:25~22:50 ETV

6/22 00:45~01:10 ETV


夜間傾聴>**子

(校正3回目済み)

 

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6/13 久々に橋本の対面指導を/精神障がい関係施設に懇話会ニュース投函済み

2015-06-14 05:36:42 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/13 記
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久々に橋本の対面学習をした。彼はハローワーク経由で発達障がいをを公開してバイト先を見つけようとしたが、肉体労働は続かないことが本人もわかっていて、選択肢なし、選べない状態で梱包作業に就いた。しかし、商品は衣類が中心で軽いが、研修を受けたが包装紙で、きれいに包めないと訴えていた。週5日で半月たっているが、速くきれいに包むことが、どうしてもできないというのだ。高機能自閉症の青年の多くが、この細かい作業(巧緻作業)が苦手で苦しむ子が多い。加えて、立ち仕事なので結構疲れるという。

続けたいという意向なので、人事の方と話すことにし、月曜日、職場に電話することになった。ハローワークに必ず連絡することと彼に伝え、私からも担当者に連絡することになった。ジョブ・コーチではないから、ハローワークを超えて深入りはできない。

そんなわけで、教科学習は30分ちょっとで終了。

帰りに精神障がい関連施設3ヶ所と、つつじ学園のポストに懇話会ニュースを挨拶文を添えて投函してきた。

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「わーくNo.55」を書き始めた。印刷は6/20予定。懇話会の紹介と中村雅彦氏の懇話企画の意義を書く。

NHK総合で、生活不活発病の特集をしていた。録画なのであとでじっくり見るが、大川弥生医師の巡回指導を特集していた。この番組は、7月懇話会は、予定取り上げる。

午前中の企画は、終了後、数日間ダメ状態がおこる。眠くて仮眠もとれなかったため、今日になって反動がでて、夕食中、舟を漕いでいた。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

 

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6/13 「スペアちがさき」の総会に参加し

2015-06-13 05:59:21 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/12 記
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朝10時から「スペアちがさき」の総会があった。目覚ましをかけておいたにも関わらず、1時間遅刻。睡眠時間3時間はきつい。

スペアの会員は若い方が多い。同じ発達障がいの子を持つ母親が、本人活動や、ムーブメント活動による治療、カフェ情報交換を行っているが、親御さんが若いために、当事者のお子さんが若く、私のように中学生~成人層の訪問活動とか、就労支援・社会参加活動や、ケア・パートナー的チーム就労の試みなどは、かみあわない。

古い会員さんに、懇話会ニュースを配布。よれよれで帰宅した。タオルで蒸さないでひげをあたって出かけたので、ワイシャツの襟首は血だらけ。本当に午前中の企画はやめてもらいたいが、夜間傾聴自身を皆さんは知らないし、言ってもしかたがないのだろう。

しかし、自閉症スペクトラムやアスペの方の特徴の対人理解の困難の話は、精神障がいの畑の方では、器質的なものと生活体験を背景とした対人の隙間の齟齬の重層的な視点が、対人理解困難を解き明かす鍵になる。

先ほどブログに書いた保育園の例で言えば、積み木遊びに熱中している子どもを母親が「帰るわよ」と迎えにくるなり声をかけると、次のコマで、積み木を投げ出して子どもが泣きわめく、果たしてこれをどう見るかという問いの投げかけがあった。

会場の保母さんたちだろうか、回答者は全員、「もっと積み木がやりたかった」「お母さんに割り込まれて中断せざるを得ない」と解釈した。しかしそれは「積み木を続けたい」という場面判断が前提にある。

ところがそれは、「いつもお母さんは、自分の気持ちを無視して割り込むんだから」とか、今日はお父さんが迎えに来る日なのに、お母さんが来た。お父さんと「帰りに、お母さんに内緒でタイヤキ食べようね」と約束していたのに裏切られたという「お母さんの強引さへの抗議」、「お父さんとの密約破談ショックとお母さんへの抗議」かもしれない。

保母の立場からは、家庭生活の生活歴は見えない。それを積み木への固執とみたら見誤ることもある。人は生活の網の目を通過して生きる。そこに気質的な歪みがでることも確かだが、ひとを生活歴の中にある人格としてみる視点は、この子どもの例に納まらず、見失われがちだ。発達障がいの方の理解をいうとき、対人関係の困難という理解で終わることの怖さ。

通過する網の目を自己弁明したとき、そこに上かぶりするような誤解が積み重なる。そこが傾聴の存在価値になる。噂のネットワークは増幅する、あがけば爆発する。クールダウンをした結果の後手の破滅はだれもが生きて行く上の覚悟としてもっていくべきものと思う。そういう痛みと沈黙の時間が、ここにも流れていた。

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奈良**MLから紹介された教科書納入業者さんからメールがあった。神戸市内の退職された小学校校長さんが阪神淡路大震災の経験者だから、神戸に私が行ったときに紹介して下さるとの話となった。医療・生活支援の切り口ではないが、お話をうかがいたい旨の返信をした。

明日は精神障がい関連の団体を訪問する。災害ボラの必要性を共有しているわけではないから、3.11から4年余、通じなくて当然、ただ祈るような気持ちでいる。

夜間傾聴>**子
     ひとり

(校正1回目済み)

 

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6/11 都心の巡回一応終わる・高齢者割りふりは9月末~10月に

2015-06-12 04:34:27 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/11 記
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懇話会の秋口のゲストを決めるために、神戸に行く準備をしていた。今回のテーマは「被災高齢者の長期医療福祉ケアを支える地域ネットを考える」だ。この背後には「単身高齢者と孤立」・「在宅医療と介護」・「専門職と補佐ボランティア」というような課題が隠れている。

湘南は「準都市型」というか「都市近郊型」の社会構造があるので、東日本大震災の中心地域の地縁血縁の影響が強い農漁村型からの経験検討だけでは、地域コミュニティの支え方を見誤る。阪神淡路大震災のような「都市型・準都市型」の経験をたどることも必要になる。地縁血縁を前提にした活動というより、ニーズに基づいた多面複合型支援(新たなコミュニティを"創る"という方向性を持つ。)を探り、それを支える多業種ネットを見通していくことと、現在の被災地の被災弱者支援の手がかりをつかみ出して行くことを目指したい。

そのために、阪神淡路大震災の医療福祉ケアの現場経験者を招待したい。

今日巡回したのは、知り合いの医療関係者1名・大学附属病院勤務の知人1名・神戸新聞東京支社・NHKアーカイブ関係・医療生活支援関連団体2団体をまわり、心当たりの人物を後日連絡してもらうことになった。また2団体については、私が神戸にいくときに、受付窓口になってくれる方を紹介してくださった。これによって、神戸にあてどなく歩くことはなくなった。そのかわり、先方とのアポを確認する必要が生まれ、神戸行の日程は6月下旬にずれこんだ。

ともあれ、先方には9月末~10月に懇話会を予定していると伝えてある。高齢のゲストも考えておかなくてはならない。阪神淡路大震災20年となると、当時のことをリアルに語りうる方は少なくなる。この辺が難しい。

ただ神戸新聞は、本社が発災時に全壊しているので、地元取材からのゲスト仲介依頼は厳しいものがあった。知り合い関係は、ひとりは若すぎて、阪神淡路大震災自身をつかんでいなかった。

ぎりぎり19時に帰宅。とにかく地下鉄で乗り継ぎ、順路を決めて巡回した。ただ応答が返ってくるのは、週明けになるだろう。

明日は朝10時から「スペアちがさき総会」。遅刻だな、これは。


夜間傾聴>**子


(校正2回目済み)

 

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6/10 明日木曜日、阪神淡路大震災関連情報収集のため

2015-06-11 05:24:30 | 地震津波災害ボランティア

今回のブログを休みます。少しは成果があるといいんですが。

 

 

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6/9 今日も阪神巡回訪問の下準備を

2015-06-10 05:37:49 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/09 記
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木曜、東京に出て阪神巡回の下準備をする。しばらくぶりの赤十字本社と神戸新聞東京支社、へるす出版または全社協を回ってくる。全社協については中村雅彦氏の仕事関連についても、当時のアンケートについて話を聴く。

出かける前の家事の始末。うるさく言われていた庭掃除と草むしり、数日分の母の簡易献立作りと保存食材購入。日曜日出発にしたい。

「わーく No.55」の準備。これに中村雅彦氏の懇話会紹介が入る。阪神巡回の話題は次号。「金曜災害ミニ・カフェ」の原稿のみ、まもなく仕上がる。「(連載)個人医療情報QRカード」の県は、マイナンバーとの関係、年金機構情報漏えい事件の玉突き型影響を考えている。

**子の調子が悪い。自宅改築後の自室転居(店2Fへ)が強制されていることへの抵抗。福祉の作業場で発作。自宅に戻り、家を抜け出し、近所の彼女の駆け込み寺の宿坊への避難。関わりようがなく、夜間傾聴のみで対応。

メールの打診の応答がぽつぽつ返ってきているが、拒否的な内容ばかり。


夜間傾聴>**子

(校正1回目済み)

 

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6/8 梅雨本格化する前に下調べ開始

2015-06-09 05:51:05 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/08 記
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母が、浜見平の友人の誕生日に呼ばれて出かけるために、昨夜から、昔の小学生の遠足前夜のような状態で、果たして今日は大丈夫なのかと母を見ていた。おかげで送り出す側の睡眠時間は散々だったが、ふんぎりがついて、阪神淡路大震災当時の医療関係・障がい者保護関連の資料閲覧のため、東海大学附属図書館を覘いてきた。キー・パーソンのチェックだった。調べて行くうち、憂鬱になった。故・黒田裕子さんもそうだが、皆、亡くなっていた。高齢者関連で中辻直行さんも候補だったが2013年に他界されていた。20年という時間は長い。

相模大野校に出るには、時間が早すぎたので、距離感のないのもいいところで、開成まで出て、自閉症の方の美術展をのぞいてきた。作品の表現のむこうに彼らの息遣いが感じられて、富士山で言えば裾野にあたる私と接している感受性のことなる引きこもりの青少年たちの癖のような世界を、改めて受け止めてきた。

しかし開成駅はなにもない駅だ。終点相模大野のそばの鶴間で人身事故とかで、時間が間に合ってよかったものの到着が危うかった。

神戸。大阪で高齢者関係と、社協関連から医療・生活支援ボランティアのエピソードを拾えないかと探り続けている。

帰宅すると、湯飲み茶碗がずらり並んでいた。母を送りがてら、我が家で二次会が行われた「兵どもの”爪”の痕」が生々しかった。当人は疲れたのだろう、自室のベッドにもぐりこんで寝息をたてていた。

海鮮スパゲッティを作って、とにかく母に食べさせ、お役目ご免となった。

7月2日の懇話会に招待した中村雅彦氏は、視覚障がい関連の方だ。盲学校と市内団体の説得を始める。

夜間傾聴:**子と住職

(校正1回目済み)

 

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6/7 懇話会の焦点を見直す 他

2015-06-08 06:10:42 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/07 記
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土曜夜、**子から様子がおかしい電話が23時過ぎに入った。また家を飛び出して、住職のところに行っているという。作業所の方の理解ある担当者が人事異動で、いよいよ、彼女の周辺は新人職員ばかりとなり、親の対立と改築にからみ、彼女の居場所がなくなった悩みを語る相手がいなくなり、発作が起きているという。かかりつけの医師から、強い筋弛緩剤が処方されたようで、物理的な意味でも休息を取る場が必要。施設が休みなので、施設とご両親と住職宛のメールとFAXを出した。作業所から応答があり、先方の看護師に事情を説明。当人から私に、親が薬のことを飲むなと言い出したということで、看護師にバトンを渡した。住職は宿坊を使ってもいいと友人でもある父親に連絡を取って、一段落した。

この日、JR相模原の塾長からも電話があり、ネパール支援体験のある国際災害看護師の「つて」はないかと問い合わせが入り、手を拡げられないと応答。秋田の赤十字を打診してみてはと伝え、執拗に協力要請する塾長に少々過熱していた。

翌日、**子から0時前に電話があり、異様に明るい口調に違和感を感じつつ対応した。住職は板ばさみにあったようだが、**子を休ませる場として受け入れているとメールが入って、看護師からは、数日なら休んでいいとした連絡が当人に来ていた。月曜日に**子の主治医と連絡を取るという。

馬鹿話を1時間近く話しながら、詳細はかけないが好転していた。言葉の隙間を読むのが専門職だが、バトンを渡せるようにメモをまとめている。

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阪神へ出かける前に、3ヶ所、東京で下準備が必要とわかった。水曜日に巡回してくる。被災高齢者のことでは、危ういものを感じている。下記をご覧あれ。

●「被災者、「心の問題」多く/岩手医大調査」
●「岩手)岩手、自殺率ワースト 19年連続1位秋田抜く」

高齢者をどういう条件下でつかむかという差異が違う結果を呼び込んでしまう。注意したい。

大切な観点は、湯浅誠氏がNHK未来塾で語ったように「線」のこと。私達はコミュニティに属していく経験はあるが、コミュニティを作る経験がない。長くコミュニティに属してきた方が、コミュニティのない場所で何を感じているか、被災高齢者を語るとき、「沈黙する高齢者」を忘れてはならないのだ。

見通しが出てきたので、今週は中村雅彦氏の価値を関係団体に説得してまわりたい。逆効果かもしれないが。ぽっかり月曜日に穴。障がい者の美術展に行ってくる。

東京3ヶ所が通り次第、阪神に出かける。

夜間傾聴>**子
     こちらから住職へ

(校正1回目済み)

 

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6/6 神戸行、下調べ続く

2015-06-07 05:16:49 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/06 記
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<メモ>2015/05刊
●「いのちの砦―「釜石方式」に訊け 釜石医師会医療継続に捧げた医師たちの93日間」

兵庫県医師会が話を聞いてくれるようだ。正攻法だが県社協とも話はOK。

訪問看護関連がいまいちピントがぼけている。ある公共施設では、応答係に、新オレンジプランが通じなかった。この団体からの仲介は難しいと判断。

いっそ市や区の行政担当者とはなしたほうがいいかとも考え始めている。それにも土日がまた邪魔をしている。

夜間傾聴・塾長の話が止まらない。続きは今夜に。

(校正2回目済み)

 

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6/5 神戸・大阪巡回の下準備で

2015-06-06 06:10:26 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/05 記
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阪神を巡回する件で、今年3/31をもって解散した「阪神高齢者・障害者支援ネットワーク」の関係者を追っていた。故・黒田裕子さんが扇の要だったのだなと気付かされても、私と直接交流のあった**さんや++さんに連絡が取れないものかと、関係者を探っていた。阪神淡路大震災の現場関係者は、20年の時を経て高齢になっていることもあって、オンライン上でアドレスを探ってみたが不明。これはアドレスが無いのではないかと疑いが出てきた。

宝塚にいってみれば、その後のことがわかるかと思っていたが、厳しそうだ。神戸新聞に問い合わせをかけている。

また、当時、長田区の行政関係者の##さんを追っていたが、退職後の行方がわからない。高齢者関係の社会活動をしていて、講演をしているらしいことはわかっているが、追跡できないでいる。黒田さんが阪神淡路大震災の渦中にいらした頃、わたしはミニFMの支援活動をしていたが、この##さんを媒介に、神戸市西区の西神第7仮設住宅の巡回サポートをしていた黒田さんと医療物資の件で、偶然、話し合いで出会っていた。

当時のことを再現する内容の講演をお願いするわけではないが、当時から継続して高齢者ケアに寄り添ってきた方を、紹介していただこうと考えていた。アポがすぐにはとれそうにない役職の医師や、救急救命関係の学術団体の役員になっている%%教授ならば、東京で足を運べば用が足りてしまう。(打診中だが応答なし)

神戸大の知り合いは若い。だが現在の関西防災社会活動の状況なら把握している。この方なら、行けば会える。また当時、教科書納入をしていた小売本屋さんは、当時の経験を語るならOKだが、他の被災高齢者のことはわからないとのことで空転、全体の出発準備が遅れている。飛び込みなら数箇所候補があるが、出発に踏み切れないでいる。

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大槌町の看護活動をしてきた団体が、朝日新聞出版から本をだしたとのこと。藤沢ジュンク堂で当たったが、残念ながらみつからなかった。こちらは訪問看護の事が課題。東北では大きな課題となるが、都市部・都市近郊型の課題としてはピントがぼけている。創生会議が高齢者介護の今後の見通しの件で、地方転居の勧めを出したが、その結果、家族の経営の中の高齢者の位置がいっそう問われてきた。ここを踏み外すと、被災後の高齢者サポートの方向を見誤るので、この大局の中で懇話会テーマをたてるのは、秋口の懇談には間に合わないと判断した。来年2・3月の懇談企画のなかに反映させるつもりだ。だから、「被災高齢者の単身化と孤立」という被災状況の中では矛盾の頂点を扱うことにしようと思っている。懇話会の立ち位置は、急性期の避難課題ばかりではなく、被災数年かけてボディブローのように効いてくる挫折・孤独の最前線を意識的に扱うことになる。

この課題は一部の方の課題ではなく、阪神淡路大震災が示すように、仮設・復興住宅というコミュニティの強制と激変という厳しい状況の中で、希望を絶たれる被災高齢者の普遍的な課題だ。ケアの手立てを考えておくべき課題だと思っている。

障がい畑の方で、中村雅彦氏から今後の検討課題が見えてきているが、高齢者の方では、大切な課題はみえても、課題の配置がいまいちすっきりしてこない。

さてどうしたものかと、探って一夜があけた。

夜間傾聴:塾長(ネパールの件)
     ひとり

(校正2回目済み)

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6/4 神戸で1泊しないと無理そうな気配で

2015-06-05 05:37:47 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/04 記
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警察から電話が入った。先日の強引な貴重品買取訪問の件で、他の御宅で問題が起きて、この方の御宅の防犯カメラに容疑者が映っていて、私の指摘した特徴が似ているので確認して欲しいという。巡回の行き掛けに写真を見てきたが、残念ながら別人だった。ただいかに多くの際どい業者が地域をうろついているのかを教えられた。

ビッグイシュー誌の配達の残り分を1箇所配達。藤沢で子どもの貧困に対する学習支援を行っている活動について、情報収集。詳しい話は、相手があまり関心のない領域なので得られなかったが、教えている方が私の知り合いであることがわかった。無理かなと思いつつ、見学させてもらえないかと仲介を頼んだ。相模大野校は今年限りで定年退職だ。次の活動は無料奉仕になる以外、関係活動が出来なくなるのかなと、バイトとは別に活動の場探しをと考えているのだ。JR相模原の塾では、収入もそうだが、遠すぎるのだ。

サポセンに立ち寄り、懇話会ニュース原版の印刷。

今回の企画は、SFC(慶応大)と平塚の盲ろう学校2校にも配達する。

神戸の件はビジネスホテル泊が必要なようだ。

夜間傾聴:ひとり(塾長担当の方)

p.s.アポがなかなか進まない。焦っても仕方がないのだが。

(校正1回目済み)

 

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6/3 神戸・大阪巡回の訪問先確定作業進行中&中村雅彦氏招待の準備

2015-06-04 05:18:32 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/03 記
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福島行は、中村氏と**氏の企画成立によって目的達成したことで、秋口の懇話会企画準備(高齢者関連)に目的を変えた。今は、阪神淡路大震災後20年を経ても継続している「被災単身高齢者の孤立」という都市型被災のケアについて、神戸・大阪を歩くという方向に話が変わってきた。

今のところ、故・黒田裕子さんの関係活動や、神戸大と災害FM関係者ルート、高齢者施設関係1箇所という焦点ボケしたところだけしか具体策がないので、事前に相談依頼メールを出して、2件ばかり一応の応答が返って来ている。1件はむしろ障がい者関連なのだが、先が広がりそうな気配。もう一件は医療関係だが現在の構えの話で、阪神淡路大震災の経験とはどれだけつながっているかが見えないもの。下手をすれば紋切り型応答で終わるかもしれない。

奈良**MLの##さんから、当時から教科書納入業者をしている%%さんを紹介してもらったのだが、少々遠く、相談巡回に掛け持ちが難しそうで悩んでいる。

ところが岩手県奥州市の「胆江圏域サポーターの会」の障がい者地域サポートの話、「障害者防災支える新組織 奥州・金ケ崎で結成」が報道され、こちらも気になっているが、旬を過ぎてしまいそうだ。被災単身高齢者の優れた活動を見つけ出さねばと、そう思うのだが。

--------

一方個人医療情報QRカード関連で、年金機構のデータ漏洩の件や、マイナンバー機能拡張見直しというプライバシー保護の見通しをめぐる激変があって、こちらも気にになる。

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今日は、ビッグイシュー誌・個人宅配達のみ進め、とにかく教材屋仕事を家で仕上げている。JR相模原の成人教室の方は、机間巡回サポートなので若手に任せた。

拡大読書器の体験会予約の件で20日となったので、それまでに帰ってくる関西短期計画をたてようとしている。

まとまらない、じれのようなものをじわり感じつつ、今、神戸の本屋さんにメールを出したところだ。

夜間傾聴;開店休業

(校正1回目済み)

 

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6/2 懇話会ニュース配布2日目

2015-06-03 05:29:43 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/02 記
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久々に橋本で対面指導。海老名のバイトを終えた**君が、大学の受けなおしを決意。某予備校通いを始めるという。ただ、私の対面指導は続けて欲しいと言われた。難しいところで、すっぱり切り替えるつもりならば、掛け持ちをやめさせたほうがいい。しかし、私が見てきた引きこもり君たちは、想像の世界で、決意しようとしていることについて、先読みして疲れてしまう。申し訳ないが大半が続かないのだ。かと言って対面指導をすんなり引き受けると、予備校の学習が浅くなる。海老名のバイトで自信を深めたようだ。

香川で降りて、「懇話会ニュース」を配布。以前、自閉症者とペアで働く労働の形(ケア・パートナー制)の就労観察をジョブコーチの立場から行えないかと、就労支援関係者の講演会を詰めていた頃、大変お世話になった??さんと偶然再会した。なぜ災害ボランティアなのかということを説明したかったが、先方は勤務中。ケースワーカーの方に、ニュースを説明した。また変な誤解が拡がらなければいいが。

茅ヶ崎養護にまわり、久々に**先生に7月懇話会企画を説明、コミュニティバスに合わせてサポセンにでる。

ビッグイシューの販売がてら、ロッカーやレターケースに「懇話会ニュース」を投函。県頬県福祉事務所と障がい者団体に配達。駅に出て、生活就労支援センター2ヶ所と、成人後見の事務所に投函。最期に某高齢者包括支援センターに届けて終了。

明日、隣接市町の関係団体に配布し、個人配達分を終えれば終了する。

しかし「あと少しの支援があれば」には「精神障がい」と「障がい」の範疇に入らない「傷病者」の記述がない。福島の状況が見渡せる団体と接点がとれなかったようだ。そんなことが引っかかって、精神障がい関連の事務所では、説明がすっきりしなかった。

「奈良**ML」の方から、神戸の教科書納入の本屋さんの紹介があった。うーん、難しい。

夕食を吉野家ベジ丼でごまかそうとして、肘鉄をくらった。カレーも拒否。結局、サンドイッチを作ってなんとか納得させる。カツをあげたり、キャベツを買いに行かされたりと、さんざん。

教材屋の残りの仕事を上げて、夜間傾聴。ふむ、仏滅かなと。
明日でひと通り終わる。


夜間傾聴:ひとり(家族会議があったそうな)

(校正1回目済み)

 

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6/1 「ビッグイシュー」購入と「懇話会ニュースNo.013」配布開始

2015-06-02 05:51:39 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/01 記
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相模大野校の学習相談を終えて、急ぎ横浜に「ビッグイシュー」誌を買いに行く。ついでに県サポで県立図書館の書籍更新をしながら++さんと会う。神奈川県下、中村雅彦氏の講演旧事例を調べたのだが、これは7/2の茅ヶ崎懇談の際、関心を持ってくださる方を集めるためだった。少し調べてくれることになった。

慌しく茅ヶ崎に戻り、市役所関係・市社協に「懇話会ニュースNo.013」をなんとか配布できた。明日ですべて配布が終わる。

今回は被災障がい者関連の話だが、ここから抜け落ちるアディクションや傷病者・神経症などの被災者の経験を補間することによって、高齢者の課題との接点を調べ,参加説得対象を広げておきたい。乳幼児・妊産婦・外国人などの災害弱者まで検討対象を広げるところまでは行けないので、高齢者支援関連の方に「障がい者の課題は関係ない」と切られる現状を、医療・福祉関係の具体的な重なり例をあげることで、関心を向ける記事を書いておきたい。これは「懇話会ニュースNo.014」でとりあげる。今月中旬までに配布しておきたい。

サポセンのサポセン利用団体レターケースに、関係団体分投入しているのだが、全く読まれていないまま、古いニュースが残っているのをみると、日常組織を持たない者が、活動を立ち上げて行くことの困難をいまさらながら感じる。10年余、これでレッテル貼りされている。

明日からは、障がい者団体の説得を再開する。党派のレッテル貼りが横行する透明なゴム膜のような拒絶の壁との根気合戦となる。必要性だけがただひとつの穿つ方法だが、配達を再開する。

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茅ヶ崎駅ビルが店内改装拡張工事で休みに入った。それで買い物が痞えたと、浜見平の母の友人から電話が入ったが、私の後ろで、リハ疲れを理由に、居留守を決め込んだために、私が長電話の餌食になった。夕食を作っている最中、片手に子機を抱えての作業となったが、こんなちっぽけな出来事が、延々1時間余に及ぶ話に延びるとは、おばさん、おそるべし。しかし、同時に私が切り出す話は、全く通じなかった。妙な疲れをかかえたまま、鶏のから揚げをかじった。

夜間傾聴:ひとり
     自由が丘夫妻(パニック障がいを夫婦で抱えていた。)

(校正1回目済み)

 

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