湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

6/19 訪問指導の限界と 他

2015-06-20 05:34:14 | 地震津波災害ボランティア

2015/06/19 記
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私が行っている不登校・引きこもりの青少年の教育と発達面からのケア活動は、自宅訪問や図書館や喫茶店利用の対面学習となるが、残念だけれど教室やチームを前提にしないため、臨時活動や個人の活動から抜けられない。当人と私の対話で成り立つために、個々の当事者の連携が、オンライン対話とかイベント合流のような場面で何とかつながっている状態だ。商売として、訪問指導・教育カウンセリングとしては成り立つが、社会活動としては発展しない。この矛盾を抱えつつ、青年たちの間を歩いてきた。

相模大野校を来年定年退職するので、なおさら今後のことが気になるが、湘南に戻るつもりはない。私が出会う青年たちは重篤な困難を抱えており、命の淵を歩いている者も多い。数年にひとりは、若い命が消えて行く。その「挫折」という局面を力量を超えてふんばっているというのが、私の現状だ。

学習低迷>いじめ>引きこもり>学習停滞

こういう循環にある子は、教科指導が意味を持つ。しかし…

心身の困難>学習低迷>失敗体験累積・いじめ>引きこもり
家庭崩壊>学習低迷

こういう子たちは、学習の場面では「わかりやすく教える」ということは前提だが、主眼は「彼の存立の危機」に向き合う伴走が仕事になる。長い時間がかかるが、少なくとも「孤立させない」という働きかけを持続して行くことが仕事になる。火事場の説法をしているのではないかという疑惑が、脳裏に飛来しては消えて行く。

最近は、流されて生きる青年の傾向が定着しつつある。下手な夢誘導もたちまち破綻する。こういう傾向の子は、私の周辺には少なくなっている。何らかの危機を抱えている子が大半だ。

実は問い合わせがあった。しかし、お望みには応じられないというのが実情だ。すみません。

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金曜災害ミニ・カフェを行った。2本立てで、前者が被災障がい者宅(仮設住宅の場合が多い。)巡回の話、後半がPTSDだ。久々に背筋の寒気を感じた。

明日、文字拡大機の体験会で東京にいく。帰りに見れたら「みんなの学校」を見てくる。大阪行の高速バスの予約をしてくる。車中2泊のケチケチ旅行となる。

夜間傾聴>ひとり

(校正1回目済み)

 

 

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