湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

朝6時台にgooのメインテナンスがありました

2015-05-01 13:58:12 | 地震津波災害ボランティア

書き込みが止まっていました。しつれいしました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/30 ひとの孤独と多面性について

2015-05-01 06:31:50 | 地震津波災害ボランティア

2015/04/30 記
--------------
連休に入って、結局、交渉のすべては止まってしまう。7日まで待たなくてはというのは精神衛生上よくない。焦れば話はもつれるだけ。やれる準備だけは進めておくことに、…深呼吸。

**君に偉そうなことを言っているが、孤独の毒は実はこれなのだから、うっちゃろう、胸がつまったら話せばいいと、伝えた。黙っていた。しかし、ここふつか、話をしなかったと応答があり、沈黙があって、電話が切れた。ちょっと通ったかなと思いつつ、うなづきながら回線を切った。

亜細亜大学の被災者支援活動レポート第3集は、残念ながら重なりの部分がなかったが、このレポート公開は貴重だ。

一昨日、市サポセンの窓口スタッフの皆さんに、5月の金曜災害ミニ・カフェの予定表を貼り出してもらった。その際、5/8の番組は、家屋被害に遭った地元在住者だけで出来ている特殊性がある仮設が、復興に向けて様々な活動をしている、その記録なのだ。2本の番組がある。

一般的には、地元、地縁の絆礼賛という筋立てになるところだが、2本の番組を見ていて、私は息苦しくなった。前にも書いたが、我が家の夕食は集落全体が知っているとか、見知らぬ客が来ている事は、とうに町中が知っているというような田舎の結束の濃さだ。この地域には「結(ゆい)」という相互扶助組織があり、農繁期や漁業の共同収穫などの支えあいをしている。災害の復興のとき、この助け合いが大きな力となるが、3.11のような大型災害のあとは、家庭それぞれの被災の影響差の事情が出てくる。被災後の処理がそれぞれ違っているために、地縁の軋轢が生じ易く、強い建前で走ると、その矛盾はそれぞれの家庭に返ってくる。距離感が難しいのだ。

若手が家業に限界を感じて地域を出て行けば、陰口がでたりする。家族構成が変われば、嫁姑の確執のバランスが崩れ、噂といびりが強まったりする。それゆえに、互いが納得の行く協働行動が必要となるが、それはすぐに転じて、個々人の抑圧となる。絆は両刃の剣なのだ。背景に進行している出来事を見通していく必要がある。

こんなに一生懸命協働行動を詰め込んで大丈夫なのかなと思いつつ、すぐ近くのご家庭を訪問したとき、寝たきりの親を在宅ではなく、離れたところの有料老人ホームにいれる相談をうっかり隣の方に話したら、在宅介護は嫁の仕事、ホーム入所は親不孝と、集落の年配者たちから叩かれた話をしてくれた方がいらした。嫁いで30数年経っても「よそ者」なんですねと話してくれた。

そういう社会の影が見えるから、番組が息苦しくなった。偏屈な見方なんだろうなと思いつつ、都市周辺部の地縁との差を感じてしまう。

そういうことを市サポセンのスタッフの**さんに語った。通じない戯言になってしまうかなと思った。

ひとは難しい。一面でたばねるのは危険。多面性を抱えることを胸においておきたい、そう思うのだ。

夜間傾聴:**君
     塾長(ネパール情報)

(校正1回目済み)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする